多摩動物公園でハトを眺めていた。カラスバトさんとソデグロバトさんとアオバトさん。
カラスバトさんは名前だけだとカラスなのかハトなのかわからない紛らわしい名前だが、目が黒くてクールなハトだった。お馴染みのドバトさんみたいに緑色と赤紫色の光沢があって綺麗だった。
檻の中には一心不乱に餌箱の餌をぱくぱく食べている個体と止まり木の上でじっとふくらんだままの個体がいた。
同じ檻に手乗り文鳥をそのままデカくした感じのイワシャコさんがいたけど、喧嘩したりしないのだろうかと思った。
ソデグロバトさんは名前にクロってあるけど見た目は真っ白でふわふわな可愛いハトという感じだった。翼の袖の位置にあたる羽根は確かに黒かった。ソデグロバトさんは止まり木の上に見張りみたいにずっといた。ここもコサンケイさんが同じ檻にいたんだけど、石の後ろに隠れたままで姿は見えず。
アオバトさんは嘴が青く羽はくすんだ黄緑色といった見た目で、通る人たちがみな口を揃えて「綺麗ね〜」と称賛するくらいに綺麗だった。途中で20秒間くらいにらめっこしていて、アオバトさんが羽づくろいを始めたので僕の勝ちになった。
その隣の檻は別のカラスバトさんの檻で、ニジキジさんというキジとシェアルームだったがニジキジさんは奥のほうでじっと固まったままだった。
ここのカラスバトさんは僕のほうを見つめてしきりにホウーホウーと鳴いていて、これは友好の挨拶をされているのか威嚇されているのか判断がつかなかったが、ずっと見つめ返しているといきなりおじぎするみたいにこくこく頭を下げてきたからカラスバトさんなりの小粋な挨拶だったのかもしれない。
お腹が空いたんで今は売店で体によさそうなカレーを食べているところ。またハトさん見て、そのあとぐるりと他の所を見に行こう。
そういえばキジ・ハトのエリアの隣のサル山でハクセキレイさんを見たんだよね。また尾羽ふりふりを見られてうれしかった。でも間も無くしてめっちゃ金玉でかいニホンザルが声荒げながらガチ追いかけっこしてたのに驚いて飛び去ってしまった。残念〜。