はてなキーワード: 涙のあととは
勧善懲悪の水戸黄門の主題歌が下記なのは、マジで日本だとワイはちびっこの頃思ったよ
この良いもんのお上(水戸黄門)、 絶対父性(「全知全能の神」や「万能の父」や「パターナリズム」)の守り神がマジでいるなら、
こうなるはずだからね
ワイが「サンタなんておらんやろ。でも黙っとくと父ちゃん母ちゃんとサンタから2種類プレゼント貰えるから黙っとこ」ってやってたのと同じ、
水戸黄門(理想的なお上)とサンタクロース、どっちも大人は信じてないのに、社会のために子どものため未来のために、演じ続ける社会的フィクションなのよ
政治家の不正のニュースを見ながら「正義は勝つ」と水戸黄門の勧善懲悪ドラマに頷いて、泣くのが嫌なら歩けと歌を歌うという矛盾。これが日本社会の二重性
日本の文化ってこういう「タテマエとホンネ」の二重構造がやたら強い。みんながフィクションだと知りながら、それでも共有する物語を大切にする
勧善懲悪が嫌いな民族なんているのか?(anond:20250525105258)
ほんこれな。元増田(anond:20250525104954)はフィクションに対する解像度か問いが低過ぎる
勧善懲悪の水戸黄門の主題歌が下記なのは、マジで日本だとワイはちびっこの頃思ったよ
この良いもんのお上(水戸黄門)、 絶対父性(「全知全能の神」や「万能の父」や「パターナリズム」)の守り神がマジでいるなら、
こうなるはずだからね
ワイが「サンタなんておらんやろ。でも黙っとくと父ちゃん母ちゃんとサンタから2種類プレゼント貰えるから黙っとこ」ってやってたのと同じ、
水戸黄門(理想的なお上)とサンタクロース、どっちも大人は信じてないのに、社会のために子どものため未来のために、演じ続ける社会的フィクションなのよ
政治家の不正のニュースを見ながら「正義は勝つ」と水戸黄門の勧善懲悪ドラマに頷いて、泣くのが嫌なら歩けと歌を歌うという矛盾。これが日本社会の二重性
日本の文化ってこういう「タテマエとホンネ」の二重構造がやたら強い。みんながフィクションだと知りながら、それでも共有する物語を大切にする
16の頃24の女と住んでいた。ほぼ毎日目が醒めるのは必ず掛け布団の中、足元の方にがさがさ動くものを感じるからだ。彼女は私がまだ寝ていると思っていたが、本当は何か始まる前に起きていた。眠りが浅いからだ。私は目覚める頃合いを見計らった。眠たげな目の開け方と、遅れてやってくる驚きに跳ねる肩と手指の仕方を学んだ。ひょうきんな少年ではなく、私は若く、彼女を笑わせなかった。迷惑そうな口元を表して、抱きしめると喜んだ。私の人格は若く、立て付けがなっていなかったので、彼女はよく怒った。夜着のままトイレへ駆け込むとそこを自室のようにして、鍵の内側へはてなく閉じこもった。ほどなくして髪を抜く音がすることがあった。私は靴下を履くとドアの前まで音もなく歩き、思わぬ筋肉ばかりに力が入るので歯の根が震えるのを感じた。彼女のそばで体を押し固めた。そうすると不思議と鍵は開いた。ノブを押し下げるのは私の役目だった。彼女は必ず明るいタイルに目を落としている。便座の蓋を下ろし、その上に座っている。
ごみを出さなきゃ、と女は言った。乱暴に紙を巻きとると、口元に入り込む黒い涙のあとを拭いた。ごみ、ある?と腫れた目が私の向こうを見た。とても謝れなかった。とても抱きしめられないと思った。