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父が死んだので数年ぶりに帰省した。 仕事から帰って寝ていると思ったら死んでいたそうで、実家の母は慌... 父が死んだので数年ぶりに帰省した。 仕事から帰って寝ていると思ったら死んでいたそうで、実家の母は慌てふためきながら救急車を呼び、死亡確認後の諸々の手続きやら準備やらをやっていた。 幼少期を過ごした家から引っ越しをした実家に足を踏み入れるのは初めてだった。 和室に父が安置されていた。少し頬がこけてやつれた印象はあるが、概ね記憶通りの父を眺めた。私は父が嫌いだった。 私はお葬式は死者のためというよりも、『生きている人が気持ちを整理するためもの』という理解でいる。個人的には何も思い残す事はないので、そのまま焼いてもいいくらいだった。数年前の祖母の葬儀は家族葬で、母はその雰囲気も悪くないと思っていたようなので、そうなるか思いきや、兄が「ちゃんとやりたい」と言った。兄は祖母が亡くなった時は遠方にいたため、祖母の葬儀には参加していない。 兄は屁理屈をこねるのが上手く、昔から母は丸め込まれていたので、今
2025/04/07 リンク