ワイは、「天使のたまご」未見者だった。 2800円払ってドルビーシネマで見た。 その価値はあったのか? と問われると、このように答える。 まず、天使のたまごを見たことがないから、とりあえず見てみたい。 というワイのような人間。 には、それだけの理由だったらもっとリーズナブルに見れる方法を選択をしてもいいかもしれない。 せっかくの4Kリマスターの大画面の上映という、今生には二度と訪れない機会を逸しさせるかもしれない懸念を持ちつつも、このような提案をするのには理由がある。 「天使のたまご」というのは、若き頃の押井守監督が、それをつくったがために3年間全く仕事が来なくなってしまったという記念すべき作品である。 あまりにも前衛すぎたために、見るものが理解不能であり(押井監督並みの知性を持っていれば可能)、予算を使って自己満足な作品を作ったことに対する、因果応報である。 私も、これを見る前までは、な