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日経平均急落、ここからどうする?ファンドマネジャー時代のトレード鉄則(窪田真之)

NEW 2025/11/8 8:00

 すごい勢いで上昇していた日経平均が、11月5日に急落しました。今日は、こうした急騰急落を引き起こす外国人投資家の売買動向について解説するとともに、こうした急落局面でどう動くべきか、私のファンドマネジャー時代のトレード鉄則をお伝えします。

目次
  1. 上がるも下がるも外国人投資家次第の日本株
  2. ファンドマネジャー時代のトレード手法
  3. 外国人の動きにどこまでも付いていくべきではない、2020年の経験
  4. 日経平均が急落した今、日本株投資はどうすべきか?

上がるも下がるも外国人投資家次第の日本株

 いつもお話ししている通り、日本株を動かしているのは外国人投資家です。外国人は売る時は下値をたたいて売り、買う時は上値を追って買ってくるので、日経平均株価は外国人が売れば下がり、外国人が買えば上がる傾向が30年以上続いています。

 4月の関税ショックから外国人投資家の売りで急落、外国人の買いで急騰してきた日本株ですが、11月5日は外国人投資家が突然、売りに転じたと思われます。

<日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と先物の合計):2025年3月24日~11月5日(外国人売買動向は2025年10月24日まで)>

日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と先物の合計):2025年3月24日~11月5日(外国人売買動向は2025年10月24日まで)
出所:QUICKより楽天証券経済研究所が作成
注:外国人売買は、株式現物と株価指数先物の合計。棒グラフが上(プラス方向)に伸びているのは買越、下(マイナス方向)に伸びているのは売越を示す

 日経平均の動きと外国人売買を、もう少し長い期間で見てみましょう。2024年以降で見ても、以下の通り、日経平均が外国人売買で動いていることが分かります。

<日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と先物の合計):2024年1月4日~2025年11月5日(外国人売買動向は2025年10月24日まで)>

日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と先物の合計):2024年1月4日~2025年11月5日(外国人売買動向は2025年10月24日まで)
出所:QUICKより楽天証券経済研究所が作成

ファンドマネジャー時代のトレード手法

 私は、2013年まで25年間、日本株ファンドマネジャーでした。公的年金、投資信託、海外ファンドなど2,000億円以上を運用していました。私が運用していたのは、全てアクティブ運用ファンドです。ベンチマーク(競争相手)である「配当込み東証株価指数(TOPIX)」に負けると存在価値がなくなるため、いつも負けないように必死でした。

 1990年以降、日本株の動きは外国人投資家に支配されていたので、短期的な相場変動について外国人の動きに逆らうのは厳禁でした。外国人の動きに下手に逆らうとファンド運用のパフォーマンスに致命的なダメージを受けることがあるので、通常は外国人の動きに付いていきました。

 外国人の動きにぴったり付いていく運用をファンドマネジャー仲間で「コバンザメ戦略」と呼んでいました。大きなサメ(外国人投資家)のおなかにぴったりくっついていく戦略です。ちょっと情けなく聞こえるかもしれませんが、運用で大負けしないための知恵でした。

 ただし、ただ外国人に付いていくだけでは良いパフォーマンスは続けられません。相場急落時の大底を売るのは外国人で、相場急騰の天井を買うのも外国人だからです。

 外国人が極端な売買をして相場が急騰あるいは急落している時、「明らかにおかしい」と思う時は、思い切って外国人と逆の動きをすべきです。そこが重要な勝負ポイントです。

 高市ラリーで日経平均は一時5万2,000円を超えました。日本の未来への期待が高まっているに違いありませんが、それにしても上昇ピッチは速すぎます。利益確定売りを少しやって良い状況でした。

 過去のレポートに書いた通り、

【1】13週移動平均線からのかい離率が15%を超えたこと、
【2】AI関連株に過熱感が高まっていること

などから、ショック安が起こってもおかしくない状況とみていました。5日の急落は、「健全な調整」とみています。

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