100年前に本当にあった「モンキー裁判」ことスコープス裁判は、進化論と信仰が真っ向から衝突し、教育の自由や科学的探究など現代にも通じる疑問を投げかけた…

膨大な書物を世界から集めた古代エジプトの知の殿堂だったが、蔵書と建物がいつ、どのように焼失したのかは今もよくわかっていない。

巨大なヘビが山を登っているかのように山肌に並ぶ謎の穴。なぜ穴が掘られたのか誰も知らなかったが、最新の研究で植物の痕跡と数を記録する道具「キープ」との一…

古代エジプトのミイラ作りを現代人の遺体で再現する実験が1990年代に行われた。物議をかもした一方、作ったからこそ解けた謎もあった。

アイスランドはジェンダー平等が世界一の国として知られるが、その実現に大きく貢献したのが1975年の女性たちによるストライキだ。

1812年のロシア遠征で大敗を喫して退却するナポレオン軍の兵士たちを壊滅的に苦しめた病は何だったのか。リトアニアの集団墓地で発掘された歯の遺伝子分析か…

照月をはじめニューオーリンズやキャンベラ、ド・ヘイブンなど、最新の海中技術を使って南太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島沖「鉄底海峡」で日米豪13隻の沈…

1911年の「モナ・リザ」の盗難はルーブル美術館の歴史で最も悪名高い事件のひとつだ。当時はパブロ・ピカソも容疑者として名を挙げられていた。

長さ約150メートルにも及ぶV字型の石の建造物を、考古学者がチリ北部の衛星画像から多数見つけ出し、何に使われたかを解き明かした。

過酷な乾燥期のアラビア半島に人類の集団が生き延びていた最古の証拠が見つかった。年代がわかっているなかではアラビア半島で最も古い巨大な岩絵でもある。

かつてスペイン南部にいたハゲワシの一種、ヒゲワシの古い巣から獲物の残骸や人工物が数多く見つかった。人類や生態系の歴史を知る手がかりになる。

プトレマイオス朝エジプトの首都アレクサンドリアから約50キロ離れたタップ・オシリス・マグナ神殿遺跡沖の海底で港が見つかった。20年間クレオパトラの墓を…

ノルマン人による英征服を描いた11世紀の「英仏の歴史を象徴する至宝」がフランスから英国へ貸与されることに。反対の声も上がる中、厳戒態勢の移送が続いてい…

ヘンリー8世の妻らが埋葬された礼拝堂の一画を調査。身分や出身地から食事の内容まで、ロンドン塔内での中世の暮らしぶりのほか、猛威をふるった黒死病の初期の…

18歳のときに世界初のSF小説『フランケンシュタイン』を書き上げたメアリー・シェリーの生涯と傑作の誕生秘話。

歴史はクレオパトラを妖婦として描いてきた。政治力に長けた最後のエジプト女王について、わかっていることを紹介する。

およそ1万2000年前、農業は中東の「肥沃な三日月地帯」から始まり、複数の集団がそれぞれ発展させた。この新石器革命は、現代ともさまざまな関わりを持って…

英ビクトリア女王が夫亡き後、使用人と恋愛関係にあり、秘密裏に子を産んでいたのではないかとする説が160年前からささやかれる。ある歴史家が2人の関係の証…

アマゾンをはじめ、世界中で未発見の考古学遺跡が失われている。そのような中、AIを活用して未知の遺跡を探す取り組みが始まっている。

第二次世界大戦後、米国政府はドイツ人科学者たちを秘密裏に米国へ招き、兵器の製造や宇宙開発に携わらせていた。ドイツ人科学者のなかには、元ナチス親衛隊だっ…