池上彰さんの経歴の中核となっているのはジャーナリストとしての経験です。1973年にNHKに入社後、記者として32年勤め、退職後はフリーランスのジャーナリストに転身されました。
2005年から2010年代の中頃までが民法でニュース解説者として活躍されていた時期です。レギュラー番組や特別番組を持ち、その一部は受賞歴もあります。
民法で知名度を得てからは、9つほどの大学で客員教授、特任教授として勤めてきた経験もお持ちです。また、一時的ではないものとして名城大学の教授もされています。
近年では、公式 池上彰と増田ユリヤのYouTube学園というチャンネルでYouTuberとしても活動されています。
テレビで同じような時期に脳科学者として活躍されていたのは茂木健一郎さんだと思われ、池上彰さんとは別人です。
アナウンサーというのは記者が書いた原稿を読み上げる人ですが、池上彰さんは本質的には原稿を書く側の人です。
NHK退職後は原稿書きに専念したい、という思いがあったようですが、奇しくも民法では自分が表に出て解説まで通して行う方がウケたので、その構図がアナウンサーという誤解の元になったのでしょう。