■政治家の資産公開には預貯金は含まれないというのは本当ですか？

はい、本当です。日本の政治家（国会議員など）が毎年提出する「資産等報告書」には、普通預金や当座預金は含まれません。

制度上、報告対象となるのは以下のような資産に限定されています：

• 定期預金（※普通預金・当座預金は除く）
• 有価証券（株式は銘柄と株数のみを報告、時価は含まれない）
• 土地・建物（固定資産税の課税標準額で評価）
• 自動車、美術工芸品（100万円以上）、ゴルフ会員権など

なぜ普通預金は報告対象外なのか？

• 普通預金は日常の入出金が頻繁で金額が変動するため、安定した評価が難しいという理由で除外されています。
• そのため、普通預金を使えば、いくら預金があっても「資産ゼロ」と報告されるケースもあります。実際に「資産ゼロ」とされた議員が毎回多く見られ、その主因はこの制度上の抜け穴です。

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