ポルノと性犯罪の因果関係は不明というメタ分析はあるね。
「性的表現による悪影響」論を解体する|手嶋海嶺
Ferguson&Hartley(2020)は、ポルノ消費と性的攻撃性・性犯罪との関連性を調べた59件の論文をメタ分析する研究を行っている。(中略)その結果、次のように結論している。非暴力的ポルノによる影響:性犯罪・性的攻撃性との関連を示す証拠は実質的に存在しない。暴力的ポルノによる影響:ごく弱い相関が一部研究で見られたが、出版バイアスを補正するとr=0.09となり、解釈できる基準を下回った。因果関係を示すには不十分であり、全体としては不確か。特に非暴力的ポルノについては、研究の質が高いほど効果量がゼロに近づくという明確な関係が見られた。 これは、信頼性の高い手法を用いるほど、「ポルノによって性的攻撃性が上昇する」という仮説が支持されなくなることを意味する。人口統計レベルの研究:ポルノの入手可能性が高まると、性犯罪が減少する傾向が見られた。
Ferguson&Hartley(2020)は、ポルノ消費と性的攻撃性・性犯罪との関連性を調べた59件の論文をメタ分析する研究を行っている。
(中略)
その結果、次のように結論している。
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