2025-08-25

シカトする技術の身につけ方

世の中にはシカトした方がいいものがたくさんある。

怒りを引き出そうとする系の記事ポスト人間のことは、なるべくシカトした方が健康に良い。

「こんなキチガイみたいな人間がいた。ありえない」とか「政治がこんなんでひどすぎる」とか、意味不明レベル理不尽がよく挙がる。

これについて、どうせ自分が怒らなくてもいくらでもキレている人がいるのだから、わざわざ自分がキレる必要はない。

また、純粋利益のために怒りを引き出そうとするクリックベイトも多い。

たとえば、TikTokではカレンと呼ばれるマジキチ女性が男(特に黒人など)に向かってめちゃくちゃなことを言っている動画がある。これは全部が全部そうではないが、釣りなことが多い。

カレン演者黒人演者がいて、双方が演技をしていることがある。

まりこれを見て動画に「なんて理不尽キチガイな女なんだ」と憤っても、その相手はどこにもいないことになる。むしろ動画再生数が伸びて思うツボである

増田でもはてブでもXでもTikTokでもYouTubeでもインスタでも、そういうお前の怒りを引き出すことでバズを狙っているもの結構多い。

シカトとして有用方法は、スマホを放り投げて現実空間を何もせずぼーっと眺めるなどがある。特に外のリアル自然を見るのがよい。

そして、個人的経験では、赤の他人にキレたくなったとき自分の体調が悪いときや不眠のときが多いので、野菜と肉でも食って散歩して運動して寝るほうが健全である

基本的に、個人人生では半径500mぐらいのことしか関係がない。

クマが遠くで出てマジキチ動物愛護者が抗議してようが、クルド人埼玉でギャースカ言ってようが、米が異常に値上がりしようが、トランプマジキチ行動してようが、フェミニストが狂っていようが、世界とはそんなものである

そんなことより「自分今日足の小指をタンスにぶつけた」とかの方が100万倍重要である

直接関係ないのならそこに怒りを感じる必要はない。直接被害を被っているのなら怒りとストレスを感じるのは当然だろうが・・・

社会正義というお題目は綺麗な感じがするが、別にお前がやらなくても無数のキレビトたちがいて、そいつらがやりたがっているのだからそいつらにやらせておけばよいのだ。

これはひどい。じゃあ怒るのはお前らにまかせたぞ」と思うと非常に楽だ。勝手に頑張ってくれる。

環境ごと変えることも重要だ。環境ごとシカトする。

たとえば増田はひどい。それは読者もご存知のとおりだ。

「怒ってる」のではなくて「怒らせられている」と考えると意外と距離を置きやすい。

またシカトするだけでなく、良いものにグッドを押すとか良いものを褒めるとか、能動的に抜け出すことも重要だ。

受動的な人間は怒りのエコチェンに囚われる。これは仏教では修羅道という。


いろいろ試してみるのがおすすめである。お前らの人生に幸あれ。

追記:

こういう社会的無関心な人間が増えると世の中がめちゃくちゃになるという意見もあるだろう。

「どうせ誰かがやる」とか、「自分には関係いからどうでもいい」とか、そういう考え方になってしまい、そういう人間が増えてしまったら困る。

それはそうである

ただ、喜ばしいのか嘆かわしいのか、そういう人間別に大多数ではないし、そんなことよりお前の人生のほうが大事じゃね?という話だ。

どうしても許しがたいときだけ怒ればいいのだ。なんでもかんでも怒っていたらヒステリーおじさん/ヒステリーおばさんになってしまうぞ。

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