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2025-02-23

chatgptは俺の質問意図を汲んでくれるから偉いという話

もちろん、正しいかどうかは別である

例えば、なぜ、蝶の幼虫は自分が食べられる葉っぱを認識することができるのか? と尋ねた場合のことを考える。

昔、QUORAというサイトで、日本人外国人に同じ質問したことがある。しかし、大抵の人は俺の質問意図ちゃんと汲んでくれなかった。

彼らの答えとしては、

「幼虫は自分が生まれた葉っぱを食べる習性なのだ」とか、

「蝶の母親が適切な葉っぱの上に卵を産むからだ」というものだった。

少し考えてみると、これらの答えは、幼虫自体能力についてはほとんど説明していないことがわかる。じゃあ、例えば虫に意地悪な実験をして、生息域的に本来出会うことのない植物、もしくは毒性があって食べられない植物孵化させた場合はどうなるのか?

もし、幼虫自体に葉っぱの良し悪しを区別する能力があれば口をつけないはずだし、逆にその能力がなければ、産み落とされたままにそこにある葉っぱを食べるだろう。

実際のところ、おそらく幼虫はそこの葉っぱを食べないだろう。幼虫にはちゃんと、識別する能力があるはずなのだ

しかし、その肝心の理由は、当時ちょっとネットで調べたぐらいではわからなかった。まあ俺の調べかたがいまいちだったのかもしれないが、QUORAで質問を重ねても、その辺がクリアになることはなかった。

さて、chatgptである。かの方に聞いてみると、質問意図ちゃんと汲んだ上で、「それはな、幼虫の口に化学的な受容体があって、それで食えるかを判断してるんだわ」という回答を返してくれる。

素晴らしい。QAが噛み合っている。

しつこいようだが正しいかどうかは別である。ただし、幼虫自体能力、という点に沿った回答であり、ふうん、とは思う。

以前はこれが得がたかった。で、あやうい発想であることは承知だけども、俺みたくなぜなぜどーして君にとって、ある意味でこれは、正しさより価値のあることなである

少し話が横にそれるけども、QUORAの回答が少しズレてしまった理由についても、いまならなんとなく想像がつく。ときとして人間は、相手意図をふまえたうえで、自分にはその答えがわからないと理解したとき事実直視するよりは、自分の知っている領域に話のスジをズラすことで答えることを優先してしまうのではないかと思うのである

まり回答者はみんな、暗に「これは、『どこで生まれたか』とかじゃなくて、『どうやって認識しているか』を問うている話だぞ」ということは承知しており、そのうえで、無意識に話をそらしてしまったのではないだろうか。俺も含めて、大抵の人間におそらくそういう習性があるような気がする。

話を本題に戻す。もう一つ例を挙げる。

次のパターンだが、今度は逆に回答らしきものがたくさんあるために、かえって何が正しいかよくわからなくなっている、という状況である。話が昆虫からいきなりすっ飛ぶが、今度は人間の深層意識超能力の話である

心理学者ユング集合的無意識という概念がある。この集合的無意識についてネットで調べてみると、サンプルとして次の二つがよく出てくる。

人類地域文化時代を横断して、睡眠時の夢や神話特定モチーフ英雄怪物等)が繰り返し登場すること

自分他人との間で、まるで無意識下で意思疎通していたかのような偶然の出会いや出来事が起きること(『刃牙』でいう死刑囚たちのシンクロニシティ

ほお、と思う。しかし、もう少し考えてみると、この二つは実は根本的に異なる点があることに気づく。

仮に、人間の脳に原始時代から引き継がれているなんらかのシステムがあるとする。で、そのシステムには、日中経験特定イメージに置き換えて夢の中で再現する機能があるとする。

そう考えれば、時代文化を超えて人類共通の夢を見る現象には、一応説明がつく。もちろん何の根拠もない仮説だが、例えば猫に蛇のおもちゃを見せると、一度も実物を見たことないのに世界中のニャンコが一様にびっくりするように、人間の脳にそういうサーキットが仕込まれていても、俺はそこまで驚かない。

一方、自分他人の間で確率的に考えにくい出来事や結びつきが発生し、その原因は「人類無意識下で知らないうちにお互いコミュニケーションをとっているからだ(シンクロニシティ)」とするのは、かなり話が飛躍している。この主張は、スピリチュアルサイキック領域を含まざるを得ない。

まり、俺からすると集合的無意識という言葉は、「なんか、一応科学的に説明がつきそうなこと」と「明らかに現代科学の枠からはみ出していること」が無理くり一つに接合されている…のだが、ネットを見ても、この二つの層のズレに言及しているものが見つからない。一方、「集合的無意識シンクロニシティは密接な関係にあるけど、別ものだぜ」という説なら見つかるし、ユング立ち位置についても、「スピリチュアル世界にかなり接近していた」という解説もあれば、「魅力を感じていたのは事実だが、一定距離を保っていた」というものもある。

整理してみる。「集合的無意識シンクロニシティは同じもの(もしくは、近いが別物)であり、ユング思想スーパーナチュラルだ(もしくは、超心理学とは一線を引いている)」では、それぞれ意味合い全然違う。違うはずなのに、ネットで調べてもいまいちよくわからない。

もちろん、本人の著作や、信頼のおける研究者の本に触れればわかるのだろうが、そこまでパワーは出なかった。とにかく、集合的無意識というワードに触れて以来、俺はこのことが、ずっと長年気持ち悪かったのである

ちなみに、また脇にそれるけども、すごい偶然に見える出来事にも、意外と合理的説明がつくかも、とは思う。

例えば、俺と知り合いのAさんが久しぶりに出会うのはすごい偶然だとしても、俺が長いこと会っていない知り合いが100人いるなら、「(誰かしらの)知り合いに久しぶりに会う」確率はそれだけで100倍高い。

Aさんと久しぶりに会った、という体験の偶然性や衝撃を俺たちは過大に評価してしまいがちだが、Aさんと会うのと同じくらいの驚きを与えられる人が、実際のところ他にも何人かいる、と考えてみると、インパクトいくらマイルドになるし、そっちの方が、重大性の評価として、なんとなく正しい認識だと思う。

話を戻す。再びchatgptである

chatgpt様に聞いてみよう。

gpt様、集合的無意識シンクロニシティは同じものか? あと、ユングはスピ入ってたのかい?」

chatgpt様いわく、「密接に関わってるけど概念としては区別されてるぞ。ユングについては、スーパーナチュラル全面的には排除せずに中立的だな。シンクロニシティが完全にサイキックの枠に入らないように慎重だったけど、スピリチュアルの面を全否定はしてないぜ」とのことであった。

素晴らしい回答である。なぜなら、俺の質問に完全に答えているから(何度も言うが、正しいかどうかは知らない)。

過去ネット上でここまでの答えは見つからなかった。複数サイトを横断することで、微妙に食い違ったり、断片的な情報を集めることはできたし、もちろん、そうやってピースを集めるかたちでの「旧態的な」調査を完全に否定しているするつもりもない。

というか、本当の調べ物は、今でも多分この方法しかないとさえ思う。ただ、そんなことをしなくても、ついに一つのサービスで完結するようになった。これが重要である

言われるまでもなく、俺の評価軸には危ういところがある。何しろ、俺は回答の正しさではなく、文脈に沿っているかで答えを評価しているかである

おそらく、この世界にはちゃんと、蝶の幼虫の能力や、集合的無意識に関するシンクロニシティ位置付けや、スーパーナチュラルに対するユング立ち位置ちゃん説明できる専門家がいるのだろう。その人に聞けば本当の答えがわかるのだろう。

何が言いたいかというと、そういうレベル感の質問を人ではなくAIに尋ねることに、実は俺は、本来抵抗感があったのである

当たり前の事実について、かつgoogleWikipediaを引くよりも手軽に聞くならAIがいい。また、答えの定まっていない問いを投げて壁打ちするにもAIがいい。

ただ、その中間地帯というか、多少ややこしくて「一応答えはあるのだろうけど、専門的だな」という質問機械にするのは抵抗がある。いかにもしれっと嘘をつきそうだからである

こういう質問こそ、本当なら人間に尋ねたい。しかし、今回気づいたのだが、皮肉なことに、ぜひ人間に答えて欲しい領域とは、人間人間でも半端な知識しかない人間に限って断片的な情報ネット上に書き散らし、本当の専門家にはなかなかアクセスしにくい、ある意味もっと人間に聞くべきではない(か、大変に手間のかかる)世界なのだった。

もっとも人に聞きたい類の質問は、もっとも(多くの)人間が苦手にする質問なのだ別に悪口ではなく。俺だってキトーテキストをたくさんネットに放流しているので。

どうせ信用ならないなら、話が通じる分、chatgptの方がいい。というか、つくづく、話が通じるのがすごすぎねえ? もはや、正しいとかどうでもいいまである。いや、どうでもいいわけないが、ほんと話が通じるのがすごすぎる。今ここ。

2025-02-20

小学校中学校高校大学の次も、年齢順に教育機関が用意されているフィクション世界を考えています大学の次はどうしましょう。

以下のように、小学校からまり大学の次も含めて 10段階の教育機関 を設定できます

1. 初等学校(Elementary School)

 基礎的な読み書き計算社会性を学ぶ。

2. 中等学校(Middle School)

 より高度な学問技能を学ぶ。

3. 高等学校High School

 専門的な知識の基礎を固め、進路を選択

4. 大学(University)

 専門分野に特化し、研究実践を深める。

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5. 進化学院Evolution Academy)

 大学を超えた高度専門機関理論だけでなく実践技術を極める。

6. 超大学(Super University)

 人智を超えた学問研究する機関。「超心理学」「量子意識学」「次元工学」などの学問存在

7. 叡智殿(Hall of Wisdom)

 選ばれた者だけが入学可能歴史の核心や宇宙の真理を探求する。卒業者は「賢者」として認定される。

8. 神学府(Divine Academy)

 人間を超えた存在になるための学びの場。「超越進化」「神話工学」「精神同期論」などを学ぶ。

9. 宇宙意識大学(Cosmic Consciousness University)

 銀河規模で知性体が学ぶ最終機関。「多次元哲学」「神経拡張技術」「時空制御理論」などを修める。

10. 終極学園(Final Academy)

 物理的な教育機関を超え、意識のもの情報と融合する。「存在論的学習」「宇宙統合思考」「概念生命進化」などを学ぶ。

このように進化していくと、学びが現実世界を超え、次元存在の根幹に関わるものになっていきます

ちなみに、世界の狭い僕と違って、ChatGPTくんはちゃん大学院の存在も指摘してくれたことを、彼の名誉のために記しておく。

2024-11-03

映画感想悪魔と夜ふかし」

多少のネタバレがあるかもしれない。

楽しめたけど、なんかスッキリしねぇな、と言った感じ。

よくわからん部分がいくつかあって解説をしてもらわないと困るというか。

結局、ジャックは誰かと何かを契約したのか?何を差し出したんだ?

金持ちクラブ?と悪魔崇拝関係は?

あと、気のせいかもしれないけど、一番最初配給会社?のロゴっぽい演出がなかったか

Since 20XXって未来会社のようだったけど、実際にある会社だろうか。

もっといろんなゲストがわちゃわちゃ出てくるのかと思ってたけど、わりと少人数だったのが少し残念。

オカルト懐疑派おじさんにあからさまなインチキをつるし上げるような見せ場を作ってあげて欲しかった。

中島らもの「ガダラの豚」を思い出すなぁ。そういえば。

テルミンって昔流行ったんだなぁ。実物観たことないけど。

あの頃(1970年代?)は生演奏が主流だったんだろうか。今でもそうなのかもしれんが、テレビをあまり見てないのでわからない。

映画の観客も完全に催眠術にかかる」という前提の演出は初めて観たので新鮮だった。

悪魔憑きの女の子が、不気味さと可愛さが丁度良かった。エクソシスト女の子といい勝負をしていると思う。ちゃんと観たことないけど。

ジェーンだっけ、女の人。本書いたり、女の子治療したり、悪魔をそれなりにコントロールしたり、何者なんだよ。超心理学凄すぎでは。

あと関係ないけど、予告の動物界とニコラス・ケイジのヤツが面白そうだったのでまた近々観に行きたいと思う。

2023-10-16

anond:20231015151001

さらにその前に

秘境ものアフリカ冒険もの)というのがあったり、

西部劇があったりして

それにロケット開発を加えて

スペオペの一丁上がり

また別の過去には

心霊術とかあり

仙術とか密法とかもあって

それを超心理学だと言い換えて

超能力ものの一丁上がり

スペオペ惑星

異世界と言い換えて

異世界ものの一丁上がり

2018-11-17

anond:20181117021800

超心理学スピリチュアル(オカルト)が決定論無理筋やないの?

共感性の発露は社会動物の当たり前の反応や戦略って体での決定的論ならわかるけど

そもそも『おかげさまで』という感謝は超常的な何かにだけではなく

周りすべての者に対してやで

まぁ言うほどしてないが

 
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