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インパルス板倉さん(以下、板倉):数年前にハイエースを買ったときから、ずっと旅に出て車中泊をしたいと思っていました。ただ、一人は怖いから、同じハイエース持ちの馬場くん(ロバート)とかに、行きたいねっていう話をしていたんですけど、なかなかスケジュールが合わなくて。 車中泊をしたくてハイエースを買ったのに、このままじゃ一生行けないな……と悲しくなってきたので、勇気を出して一人で山梨に向かったのが最初ですね。動画に関しては記録用に撮っていただけです。自分がおじいさんになったときに見ようと思っていただけなので、YouTubeで出すかどうかは決めていませんでした。 ――ちなみに、どうしてハイエースを購入しようと思われたのでしょうか? 板倉:そもそも、ずっとキャンピングカーが欲しかったんです。幼少期から憧れていたし、楽しそうだし、『ウォーキング・デッド』でもキャンピングカーがあると生き残れるし。それで
――板倉さんは少し前までマンション管理組合の理事(※)をされていたそうですね。 インパルス板倉さん(以下、板倉):そうですね。数年間、わりとしっかりやって、少し前に任期が終わりました。その前には、理事長をやっていたこともあります。 ※マンションの理事会:マンションの組合員(区分所有者全員)から選出される執行機関が理事会。理事長のほか、副理事長、会計担当理事、設備担当理事など、数人の理事で構成される。各理事の任期は1年から数年で、輪番制や立候補で後任が選出される。 理事会は定期的に集まりマンションの問題について解決する方策を練るほか、最低年1回の総会でさまざまな決議事項について区分所有者の総意をとる。 ■マンションの管理体制 ――はじめに、就任の経緯を教えてください。 板倉:今のマンションは数年前に中古で購入したのですが、僕が引越したときがちょうど、前の入居者が理事になるタイミングだったんで
著: 941こんにちは、櫛井と申します。 かれこれ四半世紀ほどインターネット業界では「941」というハンドルネームで活動しており、普段はエンジニア向けのイベントを運営したり、自社の技術広報的な活動をしたりしています。自分のブログでは「行ってきた!」というシリーズでIT系の企業を中心に様々なオフィスを紹介しているオフィス特化型の物件マニアです。 高校卒業を機に北海道から上京し、約30年の間に関東近郊で10回引越しをしたのですが、皆さんも「過去に住んでいた街は今どうなってるかなー?」と、足を運ぶことってありますよね。わたしは三年に一度くらいの頻度で『思い出迷子ツアー』と称して開催しているんですが、今回はその思い出迷子ツアーで頻繁に訪れている「永福町」をご紹介します。 結婚を機に引越した「永福町」。2年ほど住んでいました。東京都内にありながら緑が豊かで穏やかに暮らせる街という印象を持っています。
好きなものや推しのグッズに囲まれた空間で暮らしたい。そう考えてみても、実際に実現するのはなかなか難しいものです。 そんな中で、埼玉県郊外にある90平米のワンルームを“趣味部屋”として借りているのが、お笑いコンビ「チキンナンバン」の大川知英(おおかわ・ともひで)さん。アメリカントイのコレクターである彼は、賃貸物件の倉庫を約600万円かけてリノベーション。2000万円規模のコレクションを飾る空間をつくりあげました。 コレクター向けの物件選びのポイントから収納・片付けの工夫まで、趣味部屋の魅力を伺いました。 コレクションで足の踏み場もない部屋から、90平米のワンルームを「趣味部屋」として契約 「前に住んでいた部屋は26畳のワンルームだったんですけど、気がついたら歩けるスペースが1畳しかなくなってしまって……『このコレクション、どうしよう?』と物件を探していたんです」(大川さん) 2014年からコ
文章と写真: 玉置標本 イラスト:スケラッコ お盆を繰り返す町の不思議な物語『盆の国』(リイド社)、ネコだけが暮らす世界に迷い込む『みゃーこ湯のトタンくん』(ミシマ社)、うどんから生まれたネコが大活躍(?)する『どどんと!うどん!ねこ』(ポプラ社)シリーズ、本人がしょうゆさしとして描かれるエッセイ料理漫画『しょうゆさしの食いしん本』(芳文社)シリーズなど、様々なジャンルの漫画を意欲的に描かれているスケラッコさんは、新卒で就職した会社が京都だったという理由で移り住み、漫画家になってからもずっと京都で暮らしているそうだ。 関東出身の人間からすると、どうしても修学旅行などで行く観光地というイメージが強い京都。そこでのリアルな暮らしぶりをスケラッコさんに伺った。 古都への憧れとかではなく、就職先の会社が京都だった 私が京都を訪れたのは、異常ともいえる酷暑真っ最中の8月下旬。この日も帽子なしには外を
戦後の住宅難を背景に建てられた築70年以上の「門司港1950団地」(福岡県北九州市)が、今、国内外から注目を集めている。家賃は月1万円、条件は“入居者自身がDIYで部屋をつくること”。一度は役目を終えた県営団地で、何が起きているのか。吉浦隆紀(よしうら・たかのり)さん(有限会社吉浦ビル 代表取締役)が主導する「渋沢プロジェクト」の全貌を知るべく、現地を訪ねた。
著: 金井球 ちょうどいいタイミングの依頼だった。約3年半住んだ大好きな街を離れることを決め、引越しの準備を進めている最中である。街のことを書くなら野方しかありえない! 小さい頃から引越しが多く、地元愛のようなものから縁遠かったわたしにとって、はじめて愛を持って暮らした自分の街! 登山家のようなスタンスで生きていたい。山があるから登る。着てみた服が似合ったので外に出る。自然な流れに乗って、選択をしていないみたいな顔をしてふらふら生きる。わたしはそれ以外が恥ずかしくてまだできない。 野方での生活は、まさに「流れついた」という感じで始まった。社会人一年目、3カ月で辞めることになる美容院の社員寮でドキドキはじめての一人暮らし。憧れの街ではなかったはずなのに、3カ月も住んでみたら、野方に骨を埋める覚悟が生まれるほど好きになってしまっていた。早期も早期な早期退職をしたあと、寮から徒歩4分のアパートに
藤原真名美(ふじわら・まなみ)さん、酒谷粋将(さかたに・すいしょう)さんはともに建築家。2人がフルリノベーションした自邸は、あちこちにグリーンが飾られ、室内にいながら屋外にいるような洒落た空間だ。 そして「開放感を感じたくてワンルームのようにした」結果がコストカットになるという、プロならではの技を教えてもらった。 3分でカンタン入力!リフォームを相談する 記事の目次 1. 回遊性のあるワンルームにフルリノベーション 2. コストカットのポイントは“扉をなくすこと” 3. オーダー家具より大工仕事でコストダウン 4. 素材はモダン×温かみのコントラスト。床タイルが一番のこだわり 5. 味気ないマンションの内装を美しい細部で洒落た空間に 6. 購入したのはリフォーム済みの中古物件で、設備をそのまま流用 回遊性のあるワンルームにフルリノベーション 彼らの自邸にはドアがない。間取りをあえていうとし
2023年11月、大阪府茨木市にホールや図書館、子育て支援、市民活動センター、プラネタリウムなど、多くの機能をもつ文化・子育て複合施設がオープンしました。施設名称は「おにクル」。当時6歳の男の子が「怖い鬼さんも楽しそうで来たくなっちゃうところ」という意味を込めてネーミングした施設は、異例の来館者数を誇る大人気施設となっています。開館から1年半以上が経ち、活動が軌道に乗った現在の様子を取材しました。 足掛け7年、社会実験も取り入れて実現した“豊かな”公共空間 館内に足を踏み入れるとまず目が向くのが、子どもたちであふれかえる屋内こども広場「まちなかの森もっくる」。伐採木でつくられたジャングルジムや滑り台、クライミングウォールなどの遊具が、起伏のあるフカフカの床の上に設置された森の中の遊び場のような空間です。子どもたちが自ら考え遊び方を発明していく場が、おにクルが掲げるキーコンセプト、「育てる広
「別荘が欲しい」「海が見えるリゾートで暮らしたい」「温泉をのんびり楽しみたい」「快適な書斎が欲しい」そんな夢をすべて叶えた方がいます。 IT企業でテクニカルライターとして働いているmochikoAsTechさんは、東京の自宅はそのまま、新たな拠点として伊豆(静岡県)の築60年超のリゾートマンションを1室購入。 約100平米の物件を400万円で取得し、フルリノベーションを加え、理想のリモートワーク環境を構築しました。 東京の分譲マンションの一部屋を260万円かけて「おうちオフィス」化したmochikoAsTechさん夫婦。その書斎の様子は、SUUMOのジャーナルでも取材したばかりです。 ■関連記事: テック系夫妻がつくった”リモートワーク部屋”が最強! 6畳クローゼットを260万円で書斎に大改造、オフィスグリコやドリンクバー付で快適すぎる mochikoAsTechさん 「おうちオフィスのD
文章と写真: 玉置標本東京の地理に詳しくないので、井の頭公園といえば吉祥寺駅が最寄りのイメージだったのだが、京王井の頭線にその名もずばりの井の頭公園駅があるということを、最近になって友人から教えてもらった。 その友人とは、『渋さ知らズ』や『東京中低域』といったバンドで活躍する、バリトンサックスプレイヤーで音楽家の鬼頭哲(きとうあきら)さん。 名古屋から上京以来、20年にわたって吉祥寺および井の頭公園の周辺に住み続けてきたそうなので、その魅力をたっぷりと語っていただいた。 たまたま上京した街が吉祥寺だった 鬼頭さんと待ち合わせしたのは、ライブがあった連休の明けた平日。真昼間に散歩するのは暑すぎるからと、集合時間は午後3時。今年の夏は本当に厳しい。 場所は京王井の頭線の井の頭公園駅。吉祥寺駅のすぐ隣で、渋谷駅からは各駅停車で30分弱、急行に乗って永福町で乗り換えれば20分強。 初めて訪れた井の
“終の住まい”のつもりでマンションを買ったけれど、想定外のことが起きた。自分も若くないのに親の介護問題に直面した。もしくは、ずっと賃貸派でいたけれど、高齢者になったら部屋が借りにくいと聞いた――50歳を前に、そんな不安を持つ人も多いはず。きんのさんも50歳になる直前に住環境が大きく変化した一人。都内の設備充実なマンションから、郊外の古い団地に引っ越したのだ。現在は、等身大の古い団地暮らしのブログが評判になり、『54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし』(扶桑社)という本も出版したきんのさんだが、「最初は古い団地が嫌で仕方なかった」そう。それを「楽しもう」と思わせてくれたのが「リノベーション」。「正直、予算との闘いだった」というリノベーションのプロセスについてお話を伺った。 3分でカンタン入力!リフォームを相談する 記事の目次 1. 母の一言から始まった、築50年団地でのひとり暮
構成: 瀬戸遙 編集: 小沢あや(ピース株式会社) 撮影: 武石早代 2025年6月、ソロアーティストとしてavex traxからメジャーデビューを果たした鞘師里保さんは、広島県東広島市の出身です。モーニング娘。9期メンバーとしてデビューするため、小学校卒業前に上京した鞘師さん。広島時代の思い出の場所や、年齢を重ねて知った地元のすてきなところとは。ニューヨーク留学を経て自身に起きた変化や、今気になる街についても伺いました。 東広島市で育ち、広島市のスクールに通った幼少期 ―― 鞘師さんが育った東広島市は、広島の中心地から1時間弱ほど離れたエリアですね。子どもの頃の思い出の場所や、東広島ならではのお店はありますか? 鞘師里保さん(以下、鞘師):アスレチックがある西条町の「憩いの森公園」にはよく家族で遊びに行きました。そこの「こどもひろば」には、ターザンみたいにロープにつかまって、向こう側まで
熊本県山鹿市に拠点を置く住宅メーカー「Lib Work」(リブワーク)が研究・開発を進めてきた、土を主原料とする3Dプリンター住宅。その最新モデル「Lib Earth House model B」(延べ床面積97.93平米・2LDK+中庭)が、2025年7月、ついにお披露目された。従来モデルでは土と少しのセメントを組み合わせていたが、今回の壁材はセメントなしで土を主原料とした天然由来の素材で構成されるという、国内初かつ画期的な進化を遂げた。現在販売もスタートしており、いよいよ本格的な実用化フェーズへ。「model B」のお披露目の日に会場を訪問し、体感してきた。 住宅業界の課題解決から環境問題まで。未来を切り拓く住宅に 2025年7月、「Lib Work」の3Dプリンター住宅のモデルハウス「Lib Earth House model B」の完成披露記者会見、及び発表式典が開催された。 熊本
49歳で都内の新築マンションから、郊外の築50年超の団地に引越し、一人暮らしをしているきんのさん。80代の母の介護がきっかけでした。その小さいながら健やかな暮らしぶりを綴ったブログが評判になり、著書『54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし』(扶桑社)を出版。「まったく想定していなかった」団地暮らしとなった経緯、気持ちの変化など、お伺いした。 昭和の団地をおひとりさま仕様にリノベーション きんのさんの暮らす団地は、東京駅から1時間ほどの郊外にある、築50年以上の物件。賃貸住戸と分譲住戸の両方があり、70棟以上、合計2000戸以上もの超大規模団地だ。高度経済成長期にすごい勢いで増えていった団地のひとつ、といえるだろう。
取材・文: 榎並紀行 撮影: 相馬ミナ 『天才柳沢教授の生活』『不思議な少年』『ランド』などの作品で知られる、漫画家の山下和美さん。漫画家になって約45年。そのおよそ3分の1を、豪徳寺(東京都世田谷区)で過ごしてきました。豪徳寺に住むきっかけになったのは、130年以上前に建てられた古い洋館。その美しさに目を奪われ、取り壊しの計画が浮上した際には、みずから保存活動に乗り出すほど惹かれたといいます。これまでにも、もともとそこにあったはずの「大事なもの」がなくなっていくことに寂しさを感じていたという山下さん。歴史を重ねた建物や、昔から親しまれてきた風景に対する思い、そして、豪徳寺で過ごす日々について伺いました。 散歩中に出合った洋館に心を掴まれ、近くの土地を購入 ―― 山下さんはいつから豪徳寺にお住まいなのでしょうか? 山下和美さん(以下、山下):豪徳寺に家を建てたのは2011年ですが、その少し
デジタル家電やオタクカルチャーをはじめとしたエンタメ系の店が所狭しと並び、趣味人たちを魅了してきた秋葉原。 その秋葉原はあくまで「通う」街で、「住む」というイメージは抱きにくいものだが、SUUMO住みたい街ランキング2024で過去最高の29位になるなど、筆者をはじめ、ひそかに「住む」ことに憧れをもつ人はいるはず。 そこで、なんと秋葉原に住むことをテーマとした同人誌(自主制作誌)、『秋葉に住む』を20年以上発行し続けている方の存在を知り、貴重なお話を伺った。 自作PC好きから秋葉原住まいへ 前人未踏、『秋葉に住む』を21年発行し続け、そして大部分の記事を執筆しているのが、しげのさん。そもそもなぜ秋葉原に住んだのか。 しげの「もともと自作PCが好きで秋葉原に愛着があったんです。社宅住まいだったので分譲マンションを買おうと、就職6年目の2004年に、当時新築で販売されていた『東京タイムズタワー』
東京都新宿区余丁町(よちょうまち)。新宿駅から東へ2キロ弱の距離にあり、東新宿駅(東京メトロ副都心線・都営大江戸線)、若松河田駅(都営大江戸線)、曙橋駅(都営新宿線)に囲まれた大変交通の便が良いエリアだ。 この街で2007~2010年頃に暮らしていたのが、現在はフードライターやコラムニストとして活躍中の白央篤司さん。雑誌の編集者からフリーライターに転身したばかりの頃、ウェイターのバイトをしながら己の道を模索し続けていた当時の様子を、約15年振りに訪れたという余丁町を散歩しながら伺った。 編集者からフリーライターへのリスタートをした街、新宿区余丁町 「親が転勤族で、ある程度時間が経ったら引越すのが当然という人生でした」と教えてくれた白央さんは、東京都小金井市で生まれ、生後4カ月から4歳までは兵庫県尼崎市、小学校卒業の直前までを宮城県仙台市、そして高校卒業までを埼玉県川越市で暮らす。 大学生に
家を売る、モノを整理する、住み替える。暮らしにまつわる大きな決断のときこそ必要なのは、正しさよりも話し合う姿勢。 2011年に45歳差婚で話題となった加藤茶さんのパートナー・加藤綾菜さんは、夫の介護を見越して住み替えをしたそう。 今は暮らしをダウンサイズし、モノが少ないスッキリとしたリビングで、ふたりの暮らしを楽しんでいるのだとか。 大切な思い出とともに生きるふたりの住まいから、家族と暮らしを見つめ直すヒントを伺いました。 記事の目次 1. 不動産の整理から始まった暮らしのダウンサイズ 2. 説得のカギは「あなた」ではなく「私」軸 3. モノは減らして、記録は残す。夫婦がたどり着いた整理のかたち 4. 家を小さく、心はゆったり──ダウンサイズ引越しで満たされた生活 不動産の整理から始まった暮らしのダウンサイズ ーー加藤さんご夫妻は、マンションの住み替えで、暮らしを大幅ダウンサイズしたそうで
インタビューと文章: 榎並紀行Photo by Yasumasa HandaロックバンドHi-STANDARDのギタリスト・横山健さんは、1969年に東京都杉並区で生まれました。10代を過ごしたのは、区内の最南部に位置する高井戸。渋谷まで電車で約20分という都心近郊の街ながら、昭和の面影を残すのんびりした雰囲気で、横山さんはあえて「田舎」と表現します。 現在も杉並区内に居を構え、「これからも一生、杉並を出るつもりはない」とまで語るほど、地元愛が強い横山さん。幼少期から過ごしてきた街の思い出や魅力、さらにはHi-STANDARDゆかりの地でもある下北沢への特別な思いも明かしてくれました。 野球とスケートボードに夢中になり高井戸の空き地で遊んだ少年時代 ── 横山さんは東京都杉並区で生まれ育ったそうですね。 横山健さん(以下、横山):はい。子どもの頃は高井戸の環八沿いのマンションに住んでいまし
構成: 生湯葉シホ 編集: 小沢あや(ピース株式会社) 撮影: 小原聡太 シンプルでありながらもしっかり味が決まるヘルシーな料理の数々で、人気を博している料理家・管理栄養士の長谷川あかりさん。長谷川さんはさいたま市見沼区の出身で、子役として芸能活動をされていた子どもの頃から、地元の商業施設や公園に足繁く通っていたといいます。思い出のスポットからレシピ本と運命的な出合いを果たした書店についてのお話まで、地元・大宮の魅力を伺いました。 中学生の頃のたまり場だったステラタウンのフードコート ―― 長谷川さんの地元はさいたま市の大宮とのこと。子どもの頃よく行っていた場所や、お気に入りだったスポットはどこですか? 長谷川あかりさん(以下、長谷川):私が小学生のとき、土呂駅(※大宮の隣駅)の近くに「ステラタウン大宮」という商業施設ができて、そこにはしょっちゅう行ってましたね。 実家は東大宮の方なんです
2019年、45歳で大学院に入学し、遺書の研究を始めた田村淳さん。のちに、動画で遺書を記録できるサービス「ITAKOTO」を立ち上げ、「死」について元気なうちから考える文化づくりに取り組んできました。 その背景には、幼少期からの家庭でのコミュニケーションの記憶や、お母様のがんの発覚があったといいます。葬儀の形式から実家じまい・墓じまいに至るまで、自ら意志を示し整理していった母の姿を通して、田村さんは“終活とは愛情の伝え方のひとつ”だと実感したそうです。 今回は、田村さんにとっての終活の意義や、相続における家族との対話の大切さについて伺いました。 記事の目次 1. 延命治療不要という母の意志も、20年間伝え続けられたから尊重できた 2. 生前整理や相続などの問題を先送りにしないことが大切 3. 託された人に「捨てる」選択肢を与えることも優しさ 4. 死について考えることは、「どう生きたいか」
2023年、総事業費500億円を超える「SAGAサンライズパーク」が完成した。このビッグプロジェクトを統括したのは、佐賀市出身の建築家・西村浩さんだ。東京で設計事務所を開いて設計活動をしていたが、ふるさと・佐賀で活動をはじめたのは、2010年頃からだったという。それから15年。西村さんの奮闘は、どんなものだったのだろうか?現在から振り返ってみよう。 ■関連記事: 佐賀市呉服元町が賑わいを取り戻すまで|行政と連携しながら自ら投資で「10年続ければ街は変わる」を証明 建築家・西村浩インタビュー【2】 「さがデザイン」が公共事業を変えた|クリエイターら”勝手にプレゼン”で知事が動いた!”道路空間を憩いのテラス”に 建築家・西村浩インタビュー【3】 PerfumeライブでSAGAアリーナが大絶賛! 2025年1月、SAGAアリーナでPerfumeのライブが開催された。SNS上には「駐車場の無いアリ
品川区の西側は線路がいっぱいだ。目黒駅からは東急目黒線、五反田駅からは東急池上線、大井町駅からは東急大井町線が伸びており、さらにその間を都営浅草線が走っている。 そんな便利な地域の中でも、特に駅の間隔が狭くて商店街が充実している、戸越・中延の周辺を、地元民であるベーシストのかわいしのぶさんに案内してもらった。 4種類の路線が使える街 私は埼玉県の東武線沿線出身なので、この辺りの地理や路線にまったく詳しくないのだが、たまに用事があって訪れると、城南地区を走る東急線のきめ細かさに毎回驚く。 複数駅、複数路線を使えるのが当たり前というエリアは、一体どんな住み心地なのだろう。 川の流れのように線路が走ってる©Google かわいさんとの待ち合わせ場所は、東急池上線の荏原中延駅。 声には出さず心の中で『にらはらなかのべ』と適当に読んでいたが、『えばらなかのぶ』が正解だった。難しい。 改札を出てすぐの
兵庫県神戸市の山手側に現れた「バイソン(梅村)」というエリアが話題となっています。廃屋9棟を改修してシェアハウスなどによみがえらせ、まるで村のような集落を形成しているのです。バイソンでは仕上げに使う資材の8割が廃材。さらに工事に加われば家賃を取らないというから驚きです。バイソンを開拓し、地域再生の旗手となったのが“廃屋ジャンキー”の愛称で親しまれる「合同会社 廃屋」の代表、建築家の西村周治(にしむら・しゅうじ)さん。荒れ果てた廃屋になぜ挑むのか、廃材を使う意義とは。西村さんとバイソンの居住者たちにお話をうかがいました。 廃屋を買い取り、なおして使えるようにする「廃屋ジャンキー」 総務省によると、令和5年の調査では日本全国の空き家総数が約900万戸と、ここ30年間で2倍に膨れ上がったといいます。空き家のなかには朽ちて「廃屋」と化し、倒壊のリスクや、治安や景観の悪化につながるなど社会問題となっ
取材・編集: 小沢あや(ピース株式会社) 構成: 生湯葉シホ 撮影: 武石早代 三重県伊勢市をこよなく愛し、何度も足を運んでいることで知られる、アイドルグループ「アンジュルム」のメンバー伊勢鈴蘭さん。最初に伊勢のことが気になりだしたきっかけは、その「名字」だったといいます。 2024年12月からは(公社)伊勢市観光協会伊勢SNS観光アンバサダーにも任命され、伊勢のさまざまなスポットを紹介したいと意気込む伊勢さん。「第二の故郷」ともいえる伊勢、そして愛する地元・北海道についてお話を聞きました。 初めて訪れたとき、街じゅうに「伊勢」と書かれていてうれしかった ―― 伊勢さんは北海道のご出身ですが、「伊勢鈴蘭」というお名前がきっかけで三重県伊勢市とのつながりが生まれたんですよね。 伊勢鈴蘭さん(以下、伊勢):そうなんです。自分でもおもしろい入り口だなと思います。もともと、ファンの方の中に、私の名
取材・構成: かなめゆき 編集: 小沢あや(ピース株式会社) 撮影: 武石早代 茨城県取手市は、都心へのアクセスの良さと豊かな自然環境が調和した住みやすい街。「ほどよく絶妙とりで」という街の公式キャッチコピーからも、そのバランスの良さが伝わってきます。 そんな取手で育ったのが、シンガーソングライターの堂島孝平さん。18歳でデビューして以降、自身の活動だけでなく、KinKi Kids、藤井隆、坂本真綾、アンジュルムといった数々の人気アーティストへの楽曲提供でも活躍。街を描いた楽曲としては「葛飾ラプソディー」が広く知られています。堂島さんに、取手で育ったからこそ養われた感性や、街から受けるインスピレーションについて迫りました。 “都会に届かない感じ”がしない、居心地のいい街 ―― 取手には、18歳のデビューまでお住まいだったのでしょうか? 堂島:はい。生まれて3カ月で大阪から取手に引越して、高
筆者撮影 筆者:仁平綾(にへいあや) エッセイスト。東京、ニューヨークを経て、2021年に京都へ移住。著書に『ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由』(だいわ文庫)、『京都はこわくない』(大和書房)など。雑誌『SAVVY』(京阪神エルマガジン社)にて京都暮らしのエッセイを連載中。 Instagram:@nipeko55 だって京都が好きだから 出身地ではないし、家族親戚ゼロ。友だちもほぼいない。そんな京都へ移住して、もうすぐ4年が経つ。 え、じゃあなんで京都に引越したの?と不思議がられるけれど、ざっくりひと言で答えるならば「京都が好きだから」。だって、洋服も靴もバッグも、気に入ったものを買う。ハンバーグ定食、カレーうどん、黒蜜あんみつ。どの味も好みだから、なじみの店へ足を運ぶ。住む部屋は内見して、グッときたから借りる。同じように街も「好き」を基準に選ぶほうが、きっといい。鼻歌上機嫌で、毎
著者:ななすけ 東京都板橋区出身。YouTubeチャンネル「ななすけの散歩録」を通して散歩の奥深さや街の歴史を伝える散歩系映像クリエイター。チャンネルでは主に街の谷地や暗渠などに着目した散歩コースを提案している。過度な散歩が原因で腰痛を繰り返す。犬が大好き。 X : https://x.com/nanasuke_55 Instagram : https://www.instagram.com/nanasuke_55 「志村三丁目」、と聞いてピンとくる人はきっと少ないだろう。東京都板橋区の志村三丁目。この町は私の故郷である。 志村三丁目は都営三田線の終点「西高島平駅」に近い、住宅街と工業地帯の広がるベッドタウンだ。比較的大きくて便利なスーパーマーケットに「セブンタウン小豆沢」といった商業施設に恵まれている事から生活に不便はないが、正直、特にこれといった特徴的なものもない……。そこそこに静かな
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