要約
生成AIは創作の革命だからものすごい名作がつくられると思ったら
ゴミを量産するサークルばっかりになって某同人ストアの売上激減した
なぜ生成AIで「ゴミ」が量産され、ストアの売上が激減したのか?
生成AIはコストが非常に低く、「早く・大量に・それっぽいもの」が作れます。
結果、多くの作り手が「名作を作ること」よりも「売れるかもしれないものを大量に出す」という方向に傾いた。
ストアに並ぶのは、見た目だけは「完成された」ように見えるが、中身のない“お手軽”作品ばかり。
📌 例: KindleのAI小説、AI生成イラストをベースにしたマンガアプリ、スチームのAIゲーム群
→ 最初は「おぉ?」と注目されるが、消費者はすぐに気づく。「中身がない」と。
多くの人が「AIを使えば自動的に面白い作品ができる」と勘違いした。
でも実際は、AIは“補助ツール”でしかない。創造の本質(問い・視点・文脈)は人間にしか持てない。
📉 3. 量が質を潰すメカニズム
ストアやマーケットに粗悪な作品が氾濫すると、「名作」も埋もれて見つけられなくなる。
ユーザーが疲れて離れ、結果として売上全体が下がる。
✨【ではどうする?】
アタリショックとは?
粗悪なゲームソフトが氾濫して、消費者のゲーム離れを引き起こし、ゲーム業界全体に大崩壊が起こりました。
📉【アタリショックの主な原因】
・人気IPの粗製乱造(例:「E.T.」ゲームは完成まで5週間)
任天堂はアタリショックの反省を踏まえ、次のような厳格な制約と制度を導入しました
その力が「ゴミ量産」に転じないためには、ファミコンが示したような「品質管理」「市場統制」「倫理的配慮」を重視する仕組みが不可欠です。
単なる技術の進歩だけでなく、それを取り巻くエコシステム全体のルールメイキングが、次の「名作」を生み出す鍵となるでしょう。