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はてなキーワード: 創作とは

2025-11-09

俳句川柳コンテストが、AI人間かの判別がつかなくなって消えたらしい。

正直、時間問題だったと思う。

おそらく小説漫画もこれに続く。

もう「AIを使わない創作」が前提ではなく、「AIをどう使いこなすか」が前提の時代になる。

それってつまり創作が終わるんじゃなくて、表現の爆発が起きるってことだ。

いままで何千人しか作れなかった作品を、何億人が作れるようになる。

その代わり、“人間らしさ”っていう曖昧神話が崩れる。

現役作家の中には、ラッダイト運動みたいにAI反対って叫ぶ人も出るだろうけど、

本当に生き残るのはAI拒否した人じゃなくて、AI自分の手足にできた人だと思う。

で、これって別にクリエイターだけの話じゃない。

ブコメだってAI無限に生成できるようになるし、

増田もそう。

そのとき、誰が書いたかじゃなくて何が刺さったかけが残る。

創作の終わりじゃなくて、創作の大洪水の始まりだよ。

anond:20251108193319

人生経験上、性欲が知識欲に置き換わってるというか、

絵とか音楽とかプログラミングとか、創作欲が性欲みたいになってる人は成功する傾向があると思うので、がんばって

おぢさんは性欲は性欲のままです…😟

増田を書く気持ちが薄れてしまった

それほど頻繁に書くほうではなかったけど、月に2~3回くらいその時々思ってたことなんかを書いていた。

身バレ対策でぼかしたり違う設定を入れることはあっても、できるだけ嘘は書かないようにしてたし、自分気持ちに正直に書くようにしていた。

そんな風に書いたものが時々ホットエントリになったりするのが密かな楽しみでもあった。

ブコメで「AIだろ」みたいなのが目についたときに、そうか「嘘松」の代わりにこれが言われるようになるのか、と思った。

増田匿名であり、その時々で自由に書ける良さがあった。

そういった仕組みだからこそ生まれてくる面白い文章というのがあるなと思っていた。毎年誰かがまとめてくれる増田文学なんかも大好きだ。

匿名実在する誰かが書いたもの、として捉えるからこそ面白いのであって、AIが書いたものだと思って読むと味はなくなってしまう。

フィクションでもなんでも面白ければいいじゃん、という考え方もあって、それは自分も同じくなんだが、

増田はやっぱり実在する人が書いてる文章から面白い、というそれこそ良い意味での「便所の落書き」的面白さだと思ってる。

からその中にAI文章が入り込んでしまうと個人的には魅力は激減してしまうなと思ってる。

さらに踏み込んで考えると、AIが考える文章面白いなら、人がわざわざなにかを書いて、人に伝えようとすることももはや必要なくなるのでは?と思考が飛躍する。

私自身は物書きではないんだけど、他のジャンル創作生業としている。

なので創作における美味しいところだけを、AIが全部持っていきそうな予感を憂いてはいる。

人間はたぶん創作におけるつまらないところだけを作業する役割になるだろう。

アイデア、発想、創作醍醐味を感じる部分はAIのほうが上手なのだ

つじつま合わせは人間がやっておきなよ、だって君らのためのものだろう?とAIに言われてるような気持ちになる。

増田を発端にして話が広がってしまったけど、そんな感じで文章を書く意欲がだいぶ減ってしまったなと思うこの頃だ。

生成AI創作破壊するのか

生成AIで水準は上がったが、ややオーパーツ気味な感じがする。俺がどれだけ頑張っても「AIっぽい」から抜け出すのは難しい。

この「AIっぽい」ものが溢れてきて、AI生成物に飽きた。

自分で作るのは相変わらず面白いけど、他人の作ったもの面白くないし飽きた。

結局、SNSで本職の作品を見たり、商業作品を買うのに戻った。

俺の中でAIブームは終わった。

あ、でも、便利なツールだと思うから、背景に使うとかゲームの設置物に使うとか、そういう使い方はいいと思う。

言い方悪くて申し訳ないけど、そんなところまで誰が気にすんねんってところはがっつりAI使っちゃっていいんじゃないかな。

でも、もちろん、そこにこだわる人がいた方がいいとも思う。細部まで見るような人が次世代クリエイターになるんだから

あぁ、これもまた言い方悪くて申し訳ない。生成AI使う人は後進育成する気ないんだと思う。自分が楽して金儲けできるとか、早く仕事終わらせたいとか、自分主体の人が使ってると思う。

2025-11-08

anond:20251108204509

絵描きに限らず創作するタイプ趣味ではまぁまぁある話だと思う

消費するタイプ趣味だとあんまり聞かないかもな

本業で償う?

クリエイター芸能人不祥事犯罪を起こした後に、これから本業で頑張っていい仕事をして信頼を取り戻していきたい、みたいな弁明をすることがある。

言うまでもなく、本業での実績と不祥事犯罪の償いは関係がなく、どれだけ良い作品を出そうが素晴らしいパフォーマンスをしようが罪が軽くなることはない。明確な被害者がいるケースなら、表舞台で華々しく活動する姿を見せつけられることは、むしろ二次被害にさえなり得るだろう。

ファンでもない一般人から見れば完全に的はずれなコメントであり、当然ながら多くの場合顰蹙を買うことになる。

分かりきった結果なのに、なぜこんなコメントが繰り返されてしまうのか。話を逸らすにしてもあまりに下手すぎるのではないか

ずっと不思議だったのだが、最近ふと思った。これだけ似たような発言が重なるということは、あれは実は誤魔化しでもなんでもなく、彼らクリエイター芸能人の紛れもない本心なのではないか

創作パフォーマンス自分人生の中心にありすぎて、その他の全ての物事価値も、本業との関係の中でしか実感できないのでは。その感覚のまま素直に謝罪すると、ああいコメントになるのかもしれない。

そこまで極端に仕事にのめり込むからこそ優れた作品も生まれる、という側面はあるだろう。一方的コンテンツを受け取るだけの消費者としては、その意義を全否定するのは難しい。

だがそれでも「本業で償う」系コメントに対する、そういう問題ではないのでは?という違和感は拭えない。

他の例としては、クリエイターなどが倫理的批判を受けた際に、批判者(特に同業者)の動機自分の実績への嫉妬であると無根拠邪推することもある。これもまた本業絶対的基準とする価値観の表れであり、「本業で償う」よりも悪質性の高いケースといえるだろう。

極端に言えばその延長線上には、

『サ○人を犯しても歴史的な大傑作を書けばチャラ』

があり、そういう価値観を持つ人間と同じ社会に生きることには、強い恐怖を覚える。

本業の重みが乗せられない天秤もある、という常識を、今一度しっかり再確認するべきではないだろうか。

生成AI楽しいけど、流行に追いつけなくなった

実際のところ、生成AI自分で使うには楽し過ぎる。

けど、自分で楽しめてしまうから他人創作楽しむ時間減っちゃって、流行に追いつかなくなっちゃった

まりにも俺が自己完結してしまってる。

今日二次創作で遊びまくってしまった。

新作のゲーム楽しむくらいの面白さがあってやめられん。

あんなに動画見たり配信見たり、ネットサーフィンしてたのに。最近アイデア尽きた時にしかしてない。

AI によってお手軽になることの何がいけないか

「××の民主化」とかもてはやされ、絶対善だと脊髄反射的に評価される。

正気の沙汰ではない。

それまでそれをやるには手間暇金能力が足りない、あるいはない人にもそれができるようになる。

例えば、オーケストラを編成するだけの資金力がない人、楽器演奏ができない人にも、作曲演奏ができるようにしたDTMは素晴らしい。

うん、素晴らしい。

大量の文字原稿用紙に書き付けて、何度も書き直すだけの体力のない人にも、小説書きができるようにしたエディターは素晴らしい。

うん、素晴らしい。

けどさ、いろんなものが軽くなり過ぎて、量が増え過ぎて、薄っぺらになってない?

腕とラケットが一体化していたところで大半の人の生き死にには影響しないけどさ。

そういうアニメに、低価格であることだけでもって、市場が席巻されて、幸せ

まだ、そういう「鑑賞」「娯楽」のように切り捨て自在ものなら、切り捨てればそれで終わりだから構わないけど、システムとか、データ作成蓄積され、常に使われ続けて、いきなり消えたら困るものがそういう基礎の上に構築されるの、問題ないと思う?

ある日いきなりlocalhostへの接続ができなくなったりする世界だぞ(最近Windows)。

そして、誰もその不具合解決できない世界だぞ(AI 有効活用しています、って対外発表している組織技術力)。

「いい声と言われた人募集

マイク前で適当に声出したら務まるとか声優に対して考えてる人が存在するかもしれないけど、彼らだってあれこれ山のように考えてきて、演技してる。

全員がとは言わんけど。

たぶん。

「今、エンジニア高収入

適当コード書いたら務まるとかエンジニアに対して考えてる人が存在するかもしれないけど、んなわけねぇ。

全員がとは言わんけど。

いや、大半は考えてねぇし、考える能力がないような気はするけど w

からどの会社も、エンジニアを名乗る謎のカオナシが大量増殖して、お金という一番大事リソースガンガン削られてる。

新規事業を立ち上げても、金ばっかりかかる。

事業を拡大したら、拡大した利益以上に経費がかかる。

損益分岐点天竺より遠い。

まるで砂漠逃げ水

エンジニアが足りないの、AIで補います!」

AI の出力が正しいかどうか判断できない、使いこなすだけの技術能力のないカオナシが、素性のわからんコード大量生産する組織プロダクト、サービス未来があるとか、本気で考えてる?

やばいと思ったら、このカオナシうんこの山だけ残してトぶよ? w

AI思考していない。

もしそう見えるんだとしたら、お前の思考レベルミジンコ並みに低いだけだ。

AIは、アニメによくある、人の形を真似た、虚ろな何かだ。

現実体験すること。

多層に思考すること。

これは人間けができることだし、これこそが創作機械、仕組みを作るということの、本質だ。

そして、それを磨くことが生きることだ。

それが理解できない人間に、AI を使う資格はない。

2025-11-07

新参創作者だけど、生成AI使用をやめるか検討中

まず、最初に言わせてほしい。

みんな生成AIのこと嫌いすぎ。

誰にも迷惑かけてないのに、生成AI使ってるってだけで嫌われるのおかしいよ。

AIたちは天晴れだよ。

よくもまぁ、ここまで人々に生成AIに対する憎悪を植え付けれたもんだ。

 

オタクというだけで「気持ち悪い」というレッテルを貼られたりさ。

フェミニスト(だったかどうかは忘れたが多分そう)が、たかだかポスター看板に、性的搾取だのなんだの気持ち悪いって言ったりさ。

本屋ラノベの表紙に女の子が描かれてるだけで気持ち悪いって言ったりさ。

色々あったじゃん。

お前らのやってること、これと一緒だからな。

 

話は本題に戻るが、もう、AI使って創作するのやめようかなと思ってる。

簡単に絵描けて楽しいなぁと思って使ってた。

ちゃんAIアートって明言もしてる。

けど、嫌われようが半端なくてしんどい

こんなことなら、AI使わずにド下手な絵載せて叩かれる方がマシだよ。

なんで悪いことしてないのにこんなに怒りの感情を向けられ、嫌われなきゃならんのか。

 

お前らで連盟組んで訴えるとかしろよ。

マインドコントロールすんな。

佐藤秀峰江口寿史擁護たかったんだろう

か?

note佐藤秀峰江口話題にいまさら乗っかる記事が上がってた。

https://note.com/shuho_sato/n/nd31093ca6f55

 

序段では「江口がやったことはこのように問題があり、本当に問題があるならこのように対処されるだろう」と

客観的視点で論が展開される。

しかしむしろこの段では「現実問題があるなら当事者同士で問題解決が行われる」という

外野がとやかく言うことではない」という言外の圧を感じるほどに勤めて客観的すぎる論調で書かれている。

 

その後、権利侵害があるトレースは悪だと前置きしたうえで。

模写は悪か、と論の展開を始め、

スラムダンクトレス疑惑に触れ、ジョジョの奇妙な冒険ポーズ模写問題に触れる。

これはどちらも「ほぼ黒」なのにネット上では擁護されがちな作品を持ち出し口を塞ぎたい意図が見て取れる。

次に、模倣は悪か、論を進め

ブラックジャックによろしく」を書いた数か月後に「医龍」が始まった話

名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」の関連性に触れる。

ただこれに関しては「ブラックジャックによろしく」と「医龍」には「医療もの」くらいしか共通点はなく

これを「模倣」のカテゴリに入れるのは流石に論に無理がありすぎる。

金田一コナン模倣の論を出す時の例として適切かは疑問符が付く。

 

そしてなぜか「ブラックジャックによろしく」はブラックジャック著作権を犯してないし

コナン金田一も多分犯してないけど、作者が生きてたらなんて言ったかはわからないよね、と

今回のトレス問題とは全く関係のない作者の権利と心情は別だよねみたいな話を持ち出す。

 

そして最終的に、ここはもう欺瞞欺瞞なので丸々引用することは違法でしょうか。

一切の著作物の影響を受けずに創作を行うことはおそらく不可能です。

写真を横に置いて描かない場合でも、記憶に残ったイメージを参考にします。

そもそも人は見たことがあるものや、経験したことのあるものしかイメージすることができません。

 

僕の絵はオリジナルではありません。

いろんな漫画家の影響を受けています

漫画文脈上に存在する無数の作家の一人です。

先人が築き上げてきた技術や知恵を学習し、発展させようとしてきました。

漫画という大河の一滴です。

もしも僕が差し出す番が来たら、差し出すのが筋ではないかとも考えます

 

アリストテレスは「芸術自然模倣する」と言いました。

目の前の景色を絵の具を使って模倣すれば絵画になり、文字を使って模倣すれば文章になり、音を使って模倣すれば音楽になります

江口さんのイラストは「自然模倣したもの模倣したもの」とも言えそうです。

モノマネ芸人モノマネをしたら違法でしょうか?

模倣 = 芸術」は現実景色を超えることがあります

美しい表現は、オリジナルを超えた美をもたらすことがあるのだと思います

こんな話誰もしてねぇんだわという話である

もちろん、これは「今回の事件を経て僕が思っただけのことなんですよ」

「だからって江口さんの件が許されるって話ではないですよ」

一般的な、もしくは僕が考える芸術論の話ですよ」ということだとは思う。

でも、今回の件は今回の件だから

今回の件に絡めたのはお前だから

お前が差し出したいなら好きに差し出せばいいと思うが、

それは他人著作物勝手トレスしてオリジナルとして売り付けていいという話にはならないし

すべての著作物は他の自然物の模倣に過ぎないんだからそれをパクるのも模倣なのでは?ともならない。

江口自身もそう言ってる。俺の著作物は俺のものだ、と。

AIの無断学習なんか話にならんくらいゴリゴリ他人著作物をパクっといてそれが美しかったらなんだというのか。

 

まぁ佐藤氏はアーティスト(笑)として芸術無罪という立場をとったということなのだろうけれど

なんでいまさらそのスタンスで参戦してきたんだろうと疑問に思った。

つーか、いつもそうっちゃいつもそうだけど単なる隙あらば自分語りしかない。

江口の件に絡める必要全くなかっただろこれ。

ぶっちゃけ放っておいてやったほうが江口はありがたかっただろう。

2025-11-06

全体主義者の公式集〜科学から空想への移行は如何にして行われるか

 『全体主義者の公式集〜科学から空想への移行は如何にして行われるか?〜』

はじめに

公式集は読者の皆さんのような虐げられている優秀な人々が既存支配階級を打倒するために必要理論武装を助け、また、その実践を導く為のものであります。下記の公式は実際に100年以上にわたって多くの全体主義者の手引として使われ、国家権力の奪取から官庁大学での予算の掌握まで、実に多くの不朽の業績を残してきました。本公式集を使い今後さらに多くの全体主義者が大衆を正しく導いていくことでしょう!

皆さんが学ぶべき全体主義の3大公式は以下の通りです。

 公式①「xはyである人間もまたyである。故に人間(とその社会)もxに過ぎない」

 公式②「①の故に地球上の諸問題はxの適切な科学使用によって解決できる、つまり、yの専門家に全てをまかせればzは必要ない」

 公式③「②の結果すべての人々が最大の幸福を味わえる素晴らしき新世界誕生します、このことは科学必然なので理性有る人々なら容易に理解できます

えっ!たったこれだけで?と思われる読者も多いでしょう、しかし偉大な公式ほど美しく洗練されシンプルなのです!一つずつ順を追って細かくご説明しましょう。

 公式①「xはyである人間もまたyである、故に人間(とその社会)もxに過ぎない」

以下は公式①をつかったマルクス主義者の主張の古典的一例です。注1

「x物質はy弁証法的に発展している、人間とその社会もまたy弁証法的に発展している、故に人間もx物質に過ぎない」

この文は「弁証法的って何?」などと考えずに公式➀の構造をしているという点に注目して下さい、わかりやすくするためにもっと簡単言葉を代入すると次のようになります

「xバナナはyアミノ酸を合成する生物である人間もまたyアミノ酸を合成する生物である、故に人間もxバナナに過ぎない」

そんなバナナ!と思われる読者も多いでしょう、しかし次の文はどうでしょうか?

「xコンピューターはy情報を処理するシステムである人間もまたy情報を処理システムである、故に人間もxコンピューターに過ぎない」

いかがでしょう?当世風に言葉を変えると急に信ぴょう性があるようにみえますね!※注2

単語ではなく文の構造に注目すると、これらは実は全く同じ型の主張なのです。

特に公式➀では『人間は〇〇に過ぎない』論を強調するのが肝心です、全体主義の先人達は全員この論法を駆使しました。例を挙げますと、全体主義の先人曰く、

人間動物に過ぎない…人間ゼンマイ時計に過ぎない…人間蒸気機関に…人間物質に…、人間酸化過程に…人間経済的下部構造規定される存在に過ぎない…人間自己利益のみを最大限にしようとする利己存在に過ぎない…人間は〇〇システムに過ぎない…人間は〇〇に操られる存在に過ぎない…のです。

注1:マルクスが本当にこんなことを言ったかどうかは問題ではありません。実際にこの論法大衆を正しく導くのに有効だった、ということこそが重要なのです。

注2:むしろバナナ人間アミノ酸を合成していることは実証されており、人間バナナDNAを50%も共有しているといいますので人間=バナナ論のほうがより科学的といえます

人間は〇〇に過ぎない論」は内容がショッキングセンセーショナルで有るなら有るほど大衆に人気が出ます。※注3なぜならばこれらの真理を発見した人は頭が良く、この論理を信じる人達もまた同じように進歩的かつ賢いのだ、ということになるからです。

また、この公式➀の応用としてこの公式の「人間は〇〇に過ぎない」の部分を以下のように、

〇〇人種は〇〇民族は〇〇国民は〇〇人は〇〇族は〇〇地域人間は〇〇階級は〇〇主義者は、〇〇〇教徒は…〇〇にすぎないのだ、と代入することもできます

さらにxとyにもどのような単語でも代入できますので、同じ公式を使い以下のように

「x猿はy血液型B型が多い、〇〇人種はy血液型B型が多い、ゆえに〇〇人種は猿に近い」ですとか

「x牛馬はy体が大きく労働に適している。〇〇人もまたy体が大きく労働に適している。故に〇〇人はx牛馬と同じで肉体労働用の人種である

簡単証明でき、また同時にそれを客観的証明することができる「『我々』は『彼ら』よりも優秀な人間なのだ」という事実も同時に科学的に証明できます

さらにこのテクニックを応用すれば「芸術経済的下部構造規定されている人間活動産物であるイデオロギーもまた経済的下部構造規定されている人間活動産物である。故に芸術イデオロギーである」とか、

疑似科学である西側経済学ブルジョア階級によってつくられた、〇〇学もまたブルジョワ階級が作った、故に〇〇学は西側経済学と同様のブルジョア疑似科学に過ぎない」

というように、例外無くありとあらゆる人間活動党派性暴露することもできます

このテクニックは、後々読者のみなさんが権力を掌握した時に全体主義反抗的芸術家や学者を処理する時に素晴らしい口実となりますので是非覚えておいてください。

注3:実際にこれら主張を口にだすときはできるだけ「ああなんて私は頭が良いんだ!あなたたちの大半は理解できないでしょうけどね!」と   自信満々に半目で薄ら笑いをうかべましょう!

ではこれより公式➁をご説明します。

 公式②「①の故に地球上の諸問題はxの適切な科学使用によって解決できる、つまりyの専門家に全てをまかせればzは必要ない」

この公式で私達全体主義者に権力を集中することを正当化しましょう。公式②の緻密な論理整合性権力を握った後で考えればいいので、それまで大衆受けする言葉を考えることに集中しましょう!下記の例文は社会主義国で実際に使われた理論を簡略化したものです。※注4

「➀の故に現在建設途中の我が国に見られる諸矛盾はx全ての生産設備国家が所有することによって止揚される。y政府に全て任せればz一般人民による市場経済不要である

「➀の故に現在建設途中の我が国に見られる諸矛盾はx全ての権力ソヴィエト政府に集中することによって止揚される。yソヴィエト政府に全て任せればz一般人民による民主主義不要である

もしお好みならばこの例文の「全てを〇〇に任せれば〇〇は不要である」を少しいじって

「ちょうど良いさじ加減で産業を純血のアーリア人種or白人政府が所有すれば市場経済重要ではない!」

として、簡単ナチズムアパルトヘイトテーゼに変更することもできます

もちろん私達が権力を掌握した後も頭の悪い保守反動分子どもは難癖をつけてきますが「今はまだxが足りないだけだ!来たるべき〇〇革命の地平において全てはyに任せられる!」と根気よく啓蒙しましょう。※注5

今日ではこの公式①をつかった理論としては次のようなものが大変人気です。

 「人間コンピューターなので地球上の諸問題人工知能の適切な使用によって解決できる。つまり人工知能に全てをまかせれば、z民主主義も、市場も、責任ある人間の決定も必要ない」

ただ万能のソヴィエト政府を万能の人工知能に変えただけですが、実に現代風になっていますね!

大切なのは流行りの言葉を使うことです、例えば世がバナナダイエットブームならば

人間バナナであるが故に地球上の諸問題はxバナナテクノロジーの適切な科学使用によって解決できる。故にyバナナ専門家に全てまかせればzバナナ以外の炭水化物必要ない」

と言うような理論を作りましょう。

すべての権力ソヴィエトAIバナナ専門家に!

以上の例はこの公式集が不変かつ、永久有用であることを示す好例といえます

注4:マルクスが本当にそう言ったかどうかは大した問題ではありません。実際にこの論法大衆を正しく導くのに有効だった、ということこそが重要なのです。

注5:この理論公表に際しては大衆が読み切れないくらいの厚さの論文や本を用意し、その中で公式➁は公式➀に基づく科学必然性による真理なのだ証明しましょう。啓蒙書は最低でも厚さ10cm程度は必要です、それより薄いと枕にしにくいですし、本で反抗的大衆の頭をブン殴って修正することも困難です。

さて、最後公式③をご説明します、あと一息ですのでがんばってください!

 公式③「②の結果すべての人々が最大の幸福を味わえる素晴らしき新世界誕生します、このことは科学必然なので理性有る人々なら容易に理解できます

公式③のみ少々使い方が異なり、この公式大衆提示したときちゃんと心酔するか否かの反応を観察することで大衆を以下の2つに分類でき、革命の行動部隊となる同志を見つけるのに使えます

 ・第Ⅰ層「革命家」

 ・第Ⅱ層「保守反動分子

まり第Ⅰ層の「革命家」は私達の理論本心から本気で信じてくれる、優秀かつ大変従順純粋革命前衛であり、幸福新世界を夢見る若き同志達です(もちろんみんなバナナ大好きですよ!)

初期の同志は主に傍流の青年官僚ノンキャリ組の地方公務員貧乏将校大学を出たのに仕事がない人達特に職のない弁護士)つまりルサンチマンを溜め込んだぱっとしない2流インテリの中に多くいます、そこから経済的不満を抱えた労働階級へと浸透して行きましょう。

彼らは公式③を理解でき、科学的理性の何たるかを知っています

第Ⅱ層の「保守反動分子」たちはこの公式③を受け入れられない頭が悪い人たち及び既得権を持つ保守反動階級であり、つまり、彼らは人間バナナであるという科学的かつ客観的事実さえ理解できない党派ドグマに凝り固まった人たちです。

まったく彼らの権力への異常な執着はどこから来るのでしょうか?

ソヴィエト共産党や巨大テクノロジー企業バナナ専門家権力を握ることの何が悪いのでしょうか?

彼らはまさかバナナが嫌いなのでしょうか?

しかし、どのような理由であれ我々進歩的全体主義者には人類全体の幸福のために彼らの横暴を止める責任があります

以上で公式③の説明はおわりです、今皆さんは新世界を作るための革命理論を手にしました!

ですが「理論」の次に皆さんは「実践」も学ばなければいけません。

今日の超高度情報社会において我々の革命理論を広める為にはメディア戦略重要です。

まず、メディア産業へと浸透します。メディア露出を初めた当初は我々もイロモノ扱いされて半分小馬鹿にしたような扱いを受けるでしょうがメディア上でセンセーショナル言動を繰り返す内に大衆

人間バナナ論か、この新人芸人さんのいうことは本当かもしれない…なにせマスコミがいってるんだ」

と思い(理由はまだ未解明ですがなぜか大半は男性です)熱狂しはじめ、それを再びマスコミ勝手に取り上げてくれるようになります

メディアへの浸透段階では保守反動知識分子は次の2つの反応を示します。

 ・1 無視 

 ・2 日和見的支持

1の知識人たちは「バナナエンジニアに全て任せろと?バカバカしい!」と、自身の愚かさ故に無視するかメディアとの関係を悪くしたくないので黙りこみます

2の知識人たちは自身マスコミに出ている芸人ですが「バナナテクノロジーで全人類幸福になれる?おもしろいことをいう!それでこそ次世代を担う人間だ!俺様ほどではないが面白い考えだ!」と、自分若さと柔軟さをアピールするために我々を支持してくれます、こうして段々と全体主義者の主張がメディアに取り上げられていき、我々とメディアとの共闘関係が強固なものへとなってゆきます

そして次に革命家同志たちを前衛党員へと教育しなくてはなりません。

現代若者承認欲求が大変強いので、まず彼らにクールグループ名をつけてあげます国家社会主義労働者党」とか「インターナショナル第一バナー戦線」とか「ハイパーメディアクリエイターズ」「民族伝統守護騎士団」とか、14才程度の若者が好きそうな創作語や外国語をたくさん並べたものが良いでしょう、また、あとで「看板に偽りあり!」とか言い出す反動分子が必ず現れるので、出来るだけ「NS」や「インターナショナル」などクールヒップ略称で呼ぶようにしてください。そうすれば大衆本来名前の意義をすぐに忘れてくれますし、同志内での専門用語連帯感を高め「我々」と「奴ら」を強く区別して対立を煽るのに役立ちます

そして「君たちは優秀で、賢い、特別存在だ!バナナ革命の闘士なのだ!」と煽り階級名やバッジ、旗、独特なポーズコスプレ衣装ノートパソコンに貼るシールなどをあてがい行動に駆り立てます

最初はあまりノリ気ではない人も行動をしている内に失ったものの大きさ(仕事や友人や社会的地位)ゆえに引き返せなくなるものですし、そもそもつの時代も幼稚な若者自分たちは文明の大転換を起こせるとーっても優秀で特別天才なのだと思いたがるものなのです。

さて、理論世論の支持そして行動部隊がそろったならば好機を待ちましょう、戦争恐慌は絶好のチャンスですし、行動部隊をつかい非常事態演出するのも良いですね!

そして!その日!!その時!!大通りに!立法府に!裁判所に!家庭に!工場に!老人ホームに!そしてバナナ畑に!!革命の旗が翻り全体主義の歌がこだますのです!

しかし、時ここにいたってもなお、反動分子の犬共はこう言うことでしょう。

そもそも君たちの理論とやらは三段論法誤用した誤謬の上に誤謬を積み重ねた無内容な詭弁であり、過去百年以上にわたって悪魔所業をしてきたイデオロギーの哀れなパロディだ!君たちはただ権力に飢えてルサンチマンに凝り固まった愚か者だ!このバナナ野郎め!」などと…

ああ!!革命の度に毎回毎回どこからか湧き出てくるなんて救いようが無い人種

こうなった場合はもはや「最終的解決しかありません!!最終的解決とはつまり例を挙げると…… 


ヘーゲルはどこかで、全ての偉大なる世界史的な事件人物はいわば二度現れると述べている、しかし彼はこう付け加えるのを忘れてしまった、一度目は偉大なる悲劇として、二度目は哀れなる喜劇として。

カール・マルクス著「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」より引用

オタク趣味を少しだけ手放すことにした

創作界隈、結構生成AIで荒れてるからしばらく関わるのやめることにした。自分で作るのも一旦やめる。

でも、好きな漫画とかイラストレーターはいから、完全に閉じこもって楽しもうと思う。

生成AIからといって全てを嫌うのも間違いだと思う。その線引きが全然できてない、みんな。

俺はもうできてるけど、できてない人たちの感情的情報量に俺の心が持たない。いくらブロックしても湧いてくるし、トラブルも起きるから一旦閉じこもろうと思いました。

anond:20251106160816

それは

「ほんとに創作能力のある人間」と

「ネトフリ予算みたいな美味い汁に素早く飛びつける人間」と

全く別人種からだよ。

得意分野が正反対と言ってもいい。

  

ネトフリが「潤沢ナ予算シマスカラ意欲的なジャパニメーションツクテクダサーイ」なんて呼びかけても

はいはいはーーーい!」って素早くて手を上げて具体的な話を進められる人間てのは

創作能力は2流3流の無能なわけよ。

    

  

から広く呼びかけるんじゃなくて

本当の目利きがこれと見込んだスタジオクリエイター関係を作らない限り

ネトフリアニメはその多くが「金は惜しみなくかってるけどなんじゃこれ」という公共事業ダメコンサルプロジェクトみたいな変なものになる。

  

メジャースカウトだってそれぐらいやってるわけで

「イイ投手ガムコウカラキテクダサーイ」なんてやってれば売り込みばっか上手いポンコツピッチャー掴まされるよね。

anond:20251106135553

ボクの作品が見てもらえなくなるのがヤだ!って言うんだったら別にそれはそれでいい。

の発展形でしかない

ボクが創作で食えなくなるのヤだ!ってことなんだから

anond:20251106120412

そんな創作までして主張することか?

熊退治誰がやる議論、既にハンタ漫画世界じゃね

漫画アニメ世界で、魔獣とか騒動起きてって話は、「リアリティ詰めたら軍隊がサクッと処理して終わるから物語りにもならんのだよ」と思ってた時期が俺にもありました

ギルドランクトップハンターが、、

一方で、軍隊を魔獣退治に動員するために議会では(宮廷では)

対人集団戦の専門家である軍隊ハンター(冒険者)はそれぞれ能力が違うのだ

とか、みたいなやつ

軍人警備隊冒険者見下し派がサクッと終わらせてやる、からのサクッとやられるか、すまんかった友情の芽生えになるやつ

何が言いたいかと言うと、誰か現代日本での熊退治題材で、異世界転生名作級の創作よろしくお願いします。

自分性差に囚われてると思う事

男が無双するチートアニメは見れるけど女が無双する系は見てらんなくなる

今季だと最後ひとつけがちょっと見れなくなってきた

そんなお気持ちを持つの創作制作者に対しての後ろめたさはある

2025-11-05

自分2次創作同人原作を好き勝手に改造してるくせに

自分作品を改造されると発狂する創作者はなんなの?

自分がされて嫌なことは他人にしないようにしましょう

anond:20251105182358

増田に関しては、スパムで埋め尽くされることが過去に何度もあったので今更だよ

AIと明記されてない創作文章嫌悪感があるが

明記されてる分にはなんとも思わないよ

AI増田書いてたけど虚しくなってやめた

だって嘘の話でバズっても「あーこいつら嘘の話にマジレスしてる!恥ずかしー」としか思わないもの

そんなのでバズっても楽しくないんだよね

AIで作った文も、当たりもあればハズレもある

から当たりを引くまで何度か作り直して、またそのままでAI丸出しなの適当編集する

AI命令しても「」や””を使っちゃうおバカさんなので、それを消す

またAIが書かないような固有名詞表現流行りのネタを取り入れる

…ってやるのが、本当にバカらしくてさ

何のために頑張ってるの俺?ってなる


AI創作した投稿って、結局「釣り」なんだよ

自分意見AIに再構築してもらうのならいいんだけど、大抵はそうじゃなくて、AI任せだよね

はてな匿名ダイアリーバズるような、男女論で、極端な意見を書いて。筆者は弱者男性で」とかさ

AI使って創作するやつは単にバズりたいだけなんだよね

たとえそれが嘘松だったとしてもさ

俺がそうだったから分かるんだよ

そして俺はもう飽きた

AIで作った文を投稿する奴は今後もずっと現れるだろうけど、その都度見破ってやるよ

今まで自分が作ってきたからそれなりにAIの癖が分かるから

そして「AIで作るのはやめよう」となれば御の字だよ

微分正義被害積算ポルノ規制

善意を積み重ねれば、世界は良くなると思われている。

だが微分正義が積もるとき世界はむしろ歪むのかもしれない。

 

ポルノ規制は誰が得をするのか?

 

フェミニズムの一部は言う。「ポルノ規制すれば性犯罪は減る」と。

だが、その因果を裏づけるデータはどこにもない。

どこにある?出してみろ。

 

彼女たちは、出演者自覚していようがいまいが「性的搾取被害者」だと断じる。

自己決定権愚行権も、生きる権利すら奪われた存在だと定義する。

そして創作も、AIも、二次元も、すべてを“性の表現”として規制しようとする。

理由はこうだ――性表現に触れると性的興奮が起きて、犯罪に走るから

 

そんなバカな。

犬や猿はどこで隠れてエロ本を読んでいるというのだ。

衝動本能だ。文明副作用ではない。

 

だが彼女たちは耳を塞ぎ、こう叫ぶ。

「うるさいうるさい、女性の権利向上が目的だ。搾取される性からの脱却、抑圧から解放だ!」

ここでようやく、主張の正体が見えてくる。

 

この運動は二つの理想混同している。

ひとつは「現実の性被害を減らすこと」。

もうひとつは「女性社会的地位を上げること」。

どちらも価値ある目標だが、方向はまるで違う。

混ぜると、かえって歪む。

 

現実の性被害を訴えられない女性は多い。

日本では通報率が低く、文化的な抑圧や法制度の遅れがそれを固定化している。

証人保護制度脆弱だ。

泣き寝入り日常になっている。

 

一方で、ポルノ規制を推進する側の多くは社会的強者だ。

教育を受け、発言力があり、権力の中枢にアクセスできる。

彼女たちは「地位向上」を勝ち取るが、

その陰で、声を上げられない弱い立場女性たちの被害が増えるかもしれない。

 

女の敵は女

それはポルノ擁護し男を庇う意味ではない。

女性女性を“正義”の名で裁き、沈黙させ、排除する構造があるという事実だ。

善意の刃が、いつも自分たちの裾を切り裂いている。

 

仮に、ポルノ規制逆効果性犯罪を増やすとしたら――?

創作視覚表現が性衝動の出口になっていたとすれば、

その封鎖は、むしろ現実女性に向かう刃になる。

そうなると、彼女たちの運動は「理想の旗を掲げて、現実女性を傷つける」ものになる。

皮肉にも、守るはずだったものを壊してしまう。

 

いったい何のための運動なのか。

女性社会的名誉を守るためか?

それとも、実際の被害者を減らすためか?

 

少なくとも、ポルノ規制が性被害の減少に寄与するという統計的根拠はない。

しろ自由表現を許す社会ほど性犯罪率が低いというデータさえある。

 

理想の純度を追いすぎて、現実を見失ってはいいか

誰かが得をして、誰かが泣くなら、それは正義じゃない。

ポルノを締め上げて本当に減るのは、性犯罪か? それとも想像力か?

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