2025-08-11

悲報昭和天皇原爆で妻を亡くし自らも被爆原爆悲惨さを訴え続けた医師を「宣伝屋」と批判していた

被爆した医師天皇批判 専門家「罪の意識を刺激したと考えても」

編集委員北野隆一 2024/12/10 12:00

https://www.asahi.com/sp/articles/ASSCZ1S4VSCZUTIL031M.html

今年のノーベル平和賞を受賞する日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)が結成される前、「空白の10年」と呼ばれる時代に、原爆悲惨さを訴え続けた医師がいた。

しかし、昭和天皇は内々の席で医師に対して「宣伝屋」と批判的な発言をしていたことが、側近の記録で明らかになった。

その背景には、連合国軍総司令部GHQ)による検閲被爆者が自由に発信できなかった事情もあった。



天皇に叩かれた人

医師永井隆1951年に43歳で死去)は、45年8月9日、爆心地から約700メートルにある長崎市長崎医科大(現長崎大学医学部)で被爆した。妻を亡くし、自らも重傷を負いながら被爆者の治療に尽くした。

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