2025-09-21

弱者男性タクシーに割り込んできた

今日彼氏デート。やっと来たタクシーに乗ろうとしたその瞬間、異変が起きた。

杖をついた弱者男性が、スッと俺の前に立ち、横入りしてきたのだ。

「ちょ、まさか…」俺も彼氏言葉を失う。

俺の怒りが爆発した。全身の血が沸き立つ。

増田砲、発射!」

から光の帯が炸裂し、空間を裂く。風が巻き起こり、周囲の看板や車がビリビリと震える。

弱者男性は杖を盾のように構え、光をまともに受け止める。だが、その瞬間、光は弾けるように四方に跳ね返った。

「うわっ!」俺の攻撃が跳ね返り、街路灯をかすめ、タクシー屋根を揺らす。

タクシーの運ちゃんが冷静に呟く。

障害者には優しくしないと」

その一言がまるでスイッチのように働き、跳ね返った光が街全体に広がる。建物が揺れ、路面がひび割れ、夜空に赤と青の閃光が舞った。

俺も彼氏も、弱者男性も、街全体の戦場に閉じ込められた。逃げ場はない。

互いの力がぶつかり合うたび、地面に裂け目が走り、タクシーの車体が宙に舞う。光の刃と影の刃が交錯し、夜は完全なる戦場となった。

「これ…終わらないのか…?」

俺の視界の隅で、彼氏必死に俺の腕を掴む。

タクシーひとつで始まった戦争は、今や街全体を巻き込む熾烈な戦い——

逃げられる者など誰もいない。

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