2025-09-23

自分でついた嘘が覚えてられなくなってきた

私にはおそらく虚言癖があり、幼い頃から息を吐くように自分を偽るのが癖になっている。

子供の頃はまったくの嘘をつくこともあったが、大人になるにつれ「嘘は本当に織り交ぜると整合性が取り易く察知されづらい」ということを学習し、特に意識せずそれをやっているように思う。

あとは本当に誰の損にも得にもならない嘘もよくつく。

正直言って嘘が悪いことだとは思わない。

悪いことを隠そうとしたり、陥れるために嘘を活用するのは結果的に悪いことになり得るが。

白い嘘という言葉だってあるくらいだし、多少自分を取り繕ったり思いやったりするための嘘はむしろ良いことだったりするかもなんてことすら思う。

問題なのは私が吐く嘘に白も黒もないことだ。

目的がない嘘というのは非常に記憶曖昧にさせることが最近になって分かってきた。

もちろん目的があって嘘をつくこともある。

最近では、休日出勤を打診された際に県外にいるので不可能であると嘘をついた。

もし出歩いて上司にそれを見られでもしたら嘘がバレると思い、1日中引きこもり貴重な休み無駄にした。

このように明確な目的がある場合はしっかりと考えるが、9割は自分でも目的がわからない、というか目的のない嘘なのだ

定期的になんでもない日に友人から誕生日おめでとう」とメッセージが届く。今日は私の誕生日ではない。

私は「ありがとう!」と返す。

私の血液型をAだと聞いた人もOだと聞いた人もいると思うが、本当は検査をしていないので血液型不明だ。

昔は誰にどういった嘘をついたか、なんとなく覚えていた。

私がついた嘘の話で話を広げられそうになってもある程度対応ができていたように思う。

しか最近自分で誰に何を言ったか思い出せない事が増えてきた。

それだけならまだしも、嘘だったか本当だったか判断がつかないことが増えてきた。

夢と現実区別がつかないような、不気味な感覚だ。

単純に脳の老化のせいなのか、嘘をつき続けていることによって自分の脳すら騙されてきてしまっているのか、それとも何か他の疾患が原因か。

急に怖くなったので、私は今後意味のない嘘をつくのを辞めることにした。

よってこのブログ最後の嘘とする。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん