関西電力がZoom Workplaceを全社導入 4万人の働き方が変わる

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 Zoom Communications, Inc.の日本法人ZVC JAPANは、関西電力がZoom Meetingsを導入し、約4万人の従業員に場所に制約されないコミュニケーション環境を整えたことを発表した。これにより、業務効率化も進展している。

 関西電力は今回の導入で、グループ全体におけるデジタルワークスタイルの推進を加速させているという。同社は、Zoom Meetingsを中核としたコラボレーションプラットフォーム「Zoom Workplace」を活用し、UX向上を図っている。また、有償版の導入で、オンライン研修やウェビナーもより容易に実施可能となった。

 Zoom Meetingsの有償版導入によってミーティング時間の制限がなくなり、利便性が向上。新たにライセンス付与を自動化し、年間で約300時間の作業時間を削減しているという。さらに、特定の部門では、常時接続可能なZoom Roomsを活用し、オフィスと発電所間のコミュニケーションを迅速化している。

 今後は、Zoomの多様な機能を活用し、デジタルワークスタイルをさらに進化させる予定だ。特に、Zoom Phoneの導入準備に注力し、AIや通話内容の文字起こしなどの機能を含めた新しいコミュニケーション手段への期待も高まっている。

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