Zoom、AIファースト戦略で2025年Gartner Magic Quadrant CCaaS部門に初選出

文●さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 Zoom Communications, Inc.が、9月10日付けでGartner Magic QuadrantのCCaaS(Contact Center as a Service)部門に初めて選出された。Zoomは2022年に「Zoom Contact Center」を展開してから3年目での快挙だ。

 Zoomの今回の選出は、AIを基本設計に組み込んだプラットフォームの強みが評価された結果だとされる。Zoomはセルフサービスの自動化とライブエージェントによる支援を兼ね備えたAIファーストなアプローチで、顧客体験を刷新している。Zoom CXのゼネラルマネージャー、Chris Morrissey氏は、「私たちのAI戦略が正当性を持つことが認められたことは、非常に大きな成果」と語る。

 この選出により、Zoomは以前にUCaaS部門で評価されたのと同様に、コミュニケーションとコンタクトセンターを一つの統合プラットフォームで提供する姿勢が評価された形となった。これにより、顧客がより迅速かつ効率的に業務を進められる環境を整え、差別化された価値ある体験を提供することを目指している。

 2025年Gartner Magic QuadrantのCCaaS部門のレポートは、オンラインで無償でダウンロード可能であり、興味のある企業や個人はぜひ確認してみてほしい。

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