カブスは17日、16年に最優秀防御率に輝き、108年ぶりのワールドシリーズ(WS)優勝を導いたカイル・ヘンドリックス投手(35)が引退すると発表した。

通算105勝91敗、防御率3・79で、今季はエンゼルスで8勝10敗、防御率4・76だった。16年WS第7戦では先発し、4回2/3を2失点で抑えた。勉学の名門ダートマス大出身で、ニックネームは「教授」。技巧派として鳴らした。カ軍のリケッツ会長は「彼はカブス史上最高の投手の1人だった」と声明で述べた。