ボクシング転向3戦目(23日、エディオンアリーナ大阪)に臨む〝神童〟那須川天心(25=帝拳)の父でTEPPEN GYM会長の那須川弘幸氏が前戦での〝炎上騒動〟を猛省した。
WBAとWBOの世界バンタム級14位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)との試合を前に、弘幸会長は「(前戦と比べて)全然いい。ちょっと段違いですね。倒せるかどうか断言はできないけど、順当にいけばそのまま行っちゃうんじゃないかっていう気はします」と快勝を予言した。
そんな弘幸会長は、昨年9月のルイス・グスマン(メキシコ)戦後、KOならず判定勝利だった息子に中指を立てる姿が中継で配信されて大炎上する騒動となった。
これについて「ちょっとね…。あれ、愛情表現のつもりでやったんだけど(カメラで)抜かれちゃってね」と反省。その上で「今回はないようにします。だいぶ僕もお叱りを受けました。全国ネットで世界にも配信しているし、そういう(見ている)人に失礼だと思うし」と中指封印を宣言した。
その代案として、人さし指と親指の腹を合わせて〝指ハート〟をつくり「次はこうしますか。キュンを。それか終わったら抱き締めてやりますよ。そうできるような試合になるのが一番? そうですね」と分かりやすい愛情表現を見せるつもりだ。
肝心のボクシングについては「この間も避ける動作が大きかったり、変な動きがあったりした。そういう無駄な動きを削って、下半身を落とし込んでパワーに変えているので、そこを見てもらいたいですね」と息子の進化を予告。弘幸会長から文句なしの〝キュン〟が飛び出すか。













