大相撲夏場所5日目の15日、10月4日に引退相撲を控える元大関貴景勝の湊川親方(28)が東京・両国国技館で開かれたトークイベントに出席した。

 湊川親方は昨年9月に現役を引退。力士時代から最も変わったことを問われると「自分は無理してご飯を食べなくて良くなったことが、一番変わったことかなと思います。運動量もだいぶ減ったんですけど、やはり一番、食べる量が変わった。それは意図的に減らしているわけではなくて、今まで結構いっぱい詰め込んでいたので。それをしなくていい」と食事の変化を挙げた。

現役時代の貴景勝
現役時代の貴景勝

 その上で「もともと食が強くないので。現役の時は気を抜いてしまうとすぐ体重が落ちていた。毎日、体重を夜と朝、量りながら調節していました」と力士時代の苦労を振り返る。現在の体重について「(現役時代から)40キロ弱ぐらい落ちましたね。今、130弱ぐらいです」と明かすと、ファンから大きなどよめきが起きていた。