東日本実業団駅伝(3日、埼玉・熊谷スポーツ文化後援陸上競技場及び公園内特設周回コース、7区間74・6キロ)で、M&Aベストパートナーズの神野大地選手兼任監督が〝有言実行〟の戦いぶりを見せた。
青学大陸上競技部長距離ブロックのOBで箱根駅伝の5区を沸かせた神野は、約2年前に同社の副社長から「一緒に何か陸上界で取り組みできませんか」とSNSでダイレクトメッセージを受け取ったのがきっかけで、新たな形のチームづくりに着手。「ただ強くするだけじゃなくて、これまでにないファンに愛されるようなチームをつくりたい」との思いで、SNSなどで精力的に情報を発信してきた。
その神野はかつての本紙インタビューで「(来年の)ニューイヤー駅伝に初出場して、5年でニューイヤー駅伝入賞で、10年で優勝を目標にしています」と語っていた。この日はニューイヤー駅伝の切符を懸けた今大会に初めて参戦したが、6位に食い込み、見事にニューイヤー駅伝の出場権を獲得。次なる目標の実現へ、まずは第一関門をクリアした。











