作家の竹田恒泰氏が23日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。7月に採用された新紙幣のデザインについて持論を展開した。

「お金についての疑問」というトークテーマで、新紙幣の話題が上がると、竹田氏は「渋沢栄一を選んだのは駄作中の駄作だったよね」とバッサリ。

 理由については「だって軽いじゃん。いろんな会社作りましたっていうけども、いや別に渋沢栄一がいなくたって誰かがやってますよ。例えば、ホリエモンがその時代に生きてたら多分全部やってますよ」とぶった切った。

 続けて「いつから日本は仕事でうまくいったビジネスマンを最高額紙幣にするようになったんでしょうか?」と訴え、「だから、福沢(諭吉)先生でよかったじゃないですか。教育者が最高額紙幣というのは、これは日本の国家としての品格なんですよ。大体、(外国は)軍人とかそういうのばっかじゃないですか。うちらは教育ですから。教育でここまで来たのが日本なんだから、何が渋沢栄一だ! 早く戻してほしいわ!」と声を荒らげた。

 MCの黒木千晶アナからは「(竹田氏が)慶応大卒だからでは?」と指摘されたが、竹田氏は意に介さず「大体ね、今渋沢栄一をお祝いの席に持って行っちゃいけないんですよ? お妾さんが多かったからって言って。みんな結婚式行ったら『諭吉』『諭吉』っていって探して、やっとそろえてるんですよ。大体、お祝いの席に包めないようなのを肖像画にすんなよ!」と強弁。共演の須田慎一郎氏から「包んでるよ!」とツッコまれていた。