2025-06-03

備蓄米バスティライスにするべき

備蓄米について、いろんな議論がある。

その中で「古古(古古)米」なんてほとんど価値のない米であるという意見農家を中心にある。

日本のお米は新米が美味しいとされるため、その意見は正しい面があると思う。

これは日本米が時間経過で資産価値が下がる食品であるということ。

しかし、世の中には時間経過で資産価値が上がる食品もある。

有名なものであればワインがその一つだ。

そして、お米にもある。

バスティライスだ。

バスティライスインディカ米の中でも高級なもので、香りが強くパラパラする(水分含有率が少ない)ものが良いとされるため、新米よりも古米の方が価値が高い食品だ。

備蓄米というのは緊急時に利用されるわけであり、基本的にはほとんどが一般の人に行き渡ることはないもののはずだ。(今回は色々意見はあれど、緊急時なのだろう)

飼料用等で処分されることが多いはず。(詳しくはわからない)

しかし、備蓄米バスティライスにすれば新米時よりも価値が上がる。

安全日本管理された備蓄米放出されたもの、ということがブランド価値になるわけだ。

ブランド米として店頭に並べることができるし、エスニック料理屋や食品メーカー等にも卸すことができる。

そうすることで、備蓄米管理コストもペイできるどころか、国の収入になる可能だってある。

税金無駄にすることがなくなる。

そもそも今回の問題は食の多様化における米の需要から生産(減反含む)や流通トラブルである

食の多様化が進んだ今なら、インディカ米の美味しい食べ方を啓蒙することだって可能だろう。

備蓄米の全てをバスティライスにしなくてもいい。

資産価値の下がるもの管理するのではなく、一部でも資産価値が上がるもの管理して、それらを利益にしていくような方針必要ではないだろうか。

バスティライス海外から仕入れる他、備蓄米向けに日本バスティライス生産しても良いと思う。

日本人好みなバスティライス品種改良を進めるのも良い。

そもそもバスティライスじゃなくてもいい。

資産価値の上がる日本米の品種改良をするのでも良い。

香り高く、パラパラしたこと価値のある日本米を作ればいいことだ。調理向けであれば需要はあるはず。

それらは、今までの日本米とは違う価値観なことをちゃん啓蒙すれば、受け入れられる土壌は作れると思う。

食料問題解決策の一つとして提案したい。

どちらにしても、エスニック料理好きな私は一般スーパーにも美味しいバスティライス(それに近いもの)が並ぶようになって欲しいと思う。

  • 再投稿のアホに言うのもなんだが 長期保存して価値上がったもんを非常時に安く売るのお前が安く食いたい以外の利ねぇだろ

    • 安く売るなんてどこにも書いてなくて、資産価値を上げて利益を出すべきと書いてあるのにね。思い込まずに文章を読もう。

      • 根本的に備蓄米って非常時に安く放出して国民の生活を安定させる目的があるわけじゃん だから価値を上げて利益を出すって話でも同等品より安く無いと意義がなんもないわけで 安くす...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん