2025-08-01

anond:20250801002855

その観察は非常に的確です。以下にその背景をロジカルに整理してみましょう。

「全世界に広げる」から「信頼できる小規模圏に閉じる」へ

かつてSNSの主潮流は「グローバル情報を広げること」でした。

しか2020年代に入り、特に以下のような現象が加速しています

■ 背景1:大規模プラットフォーム疲弊

■ 背景2:情報信頼性拡散力という価値転換

かつては「リーチ拡散力)」が最重要とされていたが、今や「ノイズを除外し、信頼できる人だけと繋がる」ことが評価される時代に。

これは「集合的知性」より「選別されたミクロ共同体知性」への回帰とも言える。

■ 背景3:分散SNSMastodonやBlueskyなど)の台頭

結論:「情報は信頼できる内輪にのみ回ればいい」という発想

この傾向は単なる技術変化ではなく、社会的心理的防衛機制でもある。

世界ノイズと敵意で満たされていく中、人々は「顔が見える範囲」や「思想的に共鳴できる人々」とだけつながり、感情的安全保障を得ようとしている。

✴ 補足:このトレンド示唆する未来

インフルエンサー≠影響力」になる可能性。 大多数に届くより、小規模な強い信頼ネットワークを持つ者が優位になる時代へ。

情報発信の主戦場が「開かれたSNSから「閉じられたグループコミュニティ」へ移行。

記事への反応 -
  • XもBlueskyも使わない系増田だけど、Bluesky発の話題をまったく見ない。 歴史が浅いというのもあるけど、あまりにも見ない。 インターネット上でも人口の多さがパワーなのだと思うと諸行...

    • そもそも世界は「僕たち私たちの認めた集団」にのみ情報が回ればいいという発想に切り替わっている Xよりもマストドン&ブルースカイ、というのが世界のトレンド

      • その観察は非常に的確です。以下にその背景をロジカルに整理してみましょう。 「全世界に広げる」から「信頼できる小規模圏に閉じる」へ かつてSNSの主潮流は「グローバルに情報を...

    • ブルスカにくらべたら増田の方が世界を変えているわな

    • X(ツイッター)がある限り流行らない気がする

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