記事を読むと、開発側は相当頑張って対応してるんですよね。仮想待合室のタイミング調整とか、負荷分散とか、事後的な対策を必死にやってる。でもこれって「そもそも先着順にしなければ発生しなかった問題」への対処療法でしかない。
おっしゃる通り、発注側が「数万人規模のデジタルシステム」の特性を理解せずに、従来の物理的なチケット販売の感覚で「早い者勝ちが公平」みたいな発想で決めちゃった可能性が高そうです。
特に痛いのは、抽選システムは既に実装済み(パビリオン予約で使ってる)なのに空き枠は先着順という中途半端な仕様で。
結果、22時から待機する人とか、ボタン連打とか、想定できた問題が案の定発生してます。
これ、開発側も「これヤバくないですか?」って思ってたんじゃないでしょうか。でも記事の書きぶりから察するに、「お客様(発注側)の要件だから...」って感じで進めざるを得なかったような。
「ミス」という表現が強いかどうかですが、少なくとも「不適切な仕様決定」「システムの特性を理解していない判断」だったことは間違いないと思います。税金も投入されてるイベントですし、こういう非効率なシステムで無駄なコストが発生してるのは、責任問題として議論されてもおかしくないレベルかと。