👉 時間・労力・費用を考えると“割に合わない”、というのが冷静な評価。
実利目的でマイルを貯めるのは、今やほぼ意味が薄い。 でも「数字が増える快感」「自分ルールで管理する楽しさ」「ステータス収集欲」—— そういう趣味・ゲーム・自己管理文化として生き残っている。
実利目的でマイルを貯めるのは、今やほぼ意味が薄い。
でも「数字が増える快感」「自分ルールで管理する楽しさ」「ステータス収集欲」——
そういう趣味・ゲーム・自己管理文化として生き残っている。
正直に言えば、「合理的に見れば損なのに、心理的には“得した気分になれる”ように設計された仕組み」です。
つまり、
「完全に馬鹿向け」ではないけど、“人間の脳の弱点”を突いたマーケティング構造。
→ 本人は「得した」と思うけど、企業側は利益が出ている。
「あと少しで達成」という状態を維持させると、人はハマる。
「ステータス会員になってラウンジに入る」「優先搭乗できる」
→ 見栄・自己肯定感の報酬。
でも“特別扱いされた感”の方が心理的価値が高い。
マイレージプログラムは「人間の脳をうまく操る仕掛け」。 “合理的じゃないけど楽しい”という層を狙った、非常に洗練された行動誘導システムです。
マイレージプログラムは「人間の脳をうまく操る仕掛け」。
“合理的じゃないけど楽しい”という層を狙った、非常に洗練された行動誘導システムです。
面白いのは、航空会社もこの仕組みで利益の3〜4割をマイレージ事業から稼いでいること。
つまり航空そのものより、「ポイント制度で人を縛る方が儲かる」構造になってるんです。
Permalink | 記事への反応(0) | 11:57
ツイートシェア