はてなキーワード: アルテイシアとは
ガンダムジークアクスの最終回を称賛する声の多さって、現実において参政党が支持されるような風潮とも多分重なっているよなーと個人的に思う。
あの最終回について、
「シャアが政治にも軍にも関わらないでただの人として生きるの愛すぎる」と言っていたる人を見掛けて心の底からびっくりした。
えーと、「ただの人」…?軍はともかくとして政治を何だと思っている?政治ってそれこそ「ただの人」が集まって作っていくものなのに?
政治への参加権を奪われたのはただの人などではなく、特別に虐げられた人だ。それこそ逆襲のシャアにおいてゲストヒロインとその父の名字に与えられたインドの「パラヤ」(不可触民)のように。最終回でのシャアはその立場に落とされたんだよ。
個人から政治に参加する権利を暴力で奪う最終回と、それを「自由を与えた」として称賛するファンの多さが本当にグロテスクだと思う。
これって映画の続編が決まった閃光のハサウェイにおいて主人公達のテロを迷惑がるタクシーの運転手の台詞を庶民の実感の籠もった声だとして称賛するのとも通じる。
要は政治を特別なもの、一部の選ばれた特殊な能力がある者が独占する特別な業務だと思っている。
ジークアクスにおいてはアルテイシアにはその能力があるとして選ばれ、シャアは能力がないとして選ばれなかった。ジオン国民の声ではなくてシャリア・ブルやその仲間達という神の如き洞察力を持った存在によって、だ。
分かりやすい、間違わない、皆が正しいと言っているリーダーを求める。間違っても自分達の手で正して作って行こうという発想がない。
あの参政党が支持される基盤とも重なっていると思う。
ジークアクス世界線でシャリア・ブルがアルテイシアではなくミネバを擁立したらジークアクス2作るつもりなんだなってわかるけど、アルテイシア出してきたからこれで終わらせるつもりだなとわかった
それは甘いでしょ
UC0096年、オードリー・バーンという偽名を使うミネバにむかって
ジークアクス世界線でシャリア・ブルがアルテイシアではなくミネバを擁立したらジークアクス2作るつもりなんだなってわかるけど、アルテイシア出してきたからこれで終わらせるつもりだなとわかった
シャアから見たミネバは父の仇の孫娘で、ミネバから見たシャアは伯母と叔父の仇。
対立する家の者同士ではあるけれど直接敵対するというにはちょっと迂遠。
物心つかない幼い時期にアクシズで養育し、グリプス戦役時に再会して何度か会って、グリプス戦役後にハマーンの元から連れ出して別の場所に移す。ミネバの記憶に残る範囲ではそんなに一緒にいなかったと思われるが、それでも大切に想っていただろう事が分かる。
ミネバにとってのシャアは大罪を犯して消えた3年後であっても、生きていてくれたらと心の何処かで願ってしまうような、そんな大切な存在のようだ。バイオリンを聴いてくれた時の事を忘れていない。
年齢差を考えたらそれこそもう一人の父親のように思っていてもおかしくないかもしれないが、そう呼ぶには物心ついてから一緒にいた時間が短すぎたんだろうか。
ミネバに対する態度を見ていると、世間でシャアのザビ家への復讐と言われるものが実際にはどういう感情だったのかがよく分かると思う。
ザビ家の在り方に本当に怒っていたからこそ、その最後の一人である彼女が健やかに育ってくれる事を願っていたのだろう。
一筋縄ではいかない間柄ながらもお互いがお互いを大切に想い合う、悲しく美しい関係だと思う。
シャアの行為の中ではあんまり話題にならないけれどミネバを養育した事は後世への影響という意味でかなり大きいんじゃないか。
ハマーンもミネバの事は一応大切に想っていたようだけど、それでも利用する道を選んでしまった。
グリプス戦役の時のアクシズはあくまでエゥーゴやティターンズとの軍事対立に留まっていた。
しかしそれに続く第一次ネオジオン抗争ではダブリンにコロニーを落とし民間人を殺傷している。
第一次ネオジオン抗争ではハマーンやグレミーといった主導者が戦死した事によって、一般人員は大して罪を問われずに済んだと思われる。
ミネバ本人はグリプス戦役の後にハマーンの元から連れ去られ、第一次ネオジオン抗争では影武者を立てていたようだ。影武者についてのその後は不明だが、おそらくは所詮影武者という事で普通の女の子として生きたと思われる。これがもしミネバ当人だったならばおそらく、幼い子供と言ってもその影響力は無視できず連邦の監視下に置かれ続ける事になったのではないだろうか。シャアのお陰でそこを上手い具合に避けられてるんだよね。
(まあ新約Zガンダムではハマーン自らミネバを手放したようなので筋書きが変わるけれど。)
一方、ジークアクスだとアルテイシアはドズルを討ったのでミネバの父の仇なんだがそれは通常の軍事行動という事で意に介されないのか、あるいはミネバはアルテイシアによってとっくに暗殺済みなのか……。
戦後にシャアを探す過程でアルテイシアと接触したなら、当然その従軍はシャリアブルに伝わるだろう
そしてそれは「シャアがソロモンを落とそうとしていた」という情報とセットだから、かねてより感じていた虚無と併せて「シャアは危険」となる
ジークアクスのシャリア・ブルって、同じ木星帰りの男であるパプテマス・シロッコやフォンセ・カガチとやってる事が一緒じゃん
グラナダを虐殺しようとしたシャアを殺すのには正当性あるって理屈はそのまんまアルテイシアにもかかってくるんだよな
ミライやマチュやアルテイシア等のガンダムキャラクター達を脅したり説得して娼婦にしよう!
大佐やブライトそして天パ等あのキャラ達が来店!満足させてスキルとお金、そして政府や各勢力がお店を狙って襲撃してくるので顧客達に防衛してもらおう!
なんとドモンや団長といった宇宙世紀外のお客さまもやってくる!
君は成り上がる事ができるか?
いいんすかこれ
何つーか。ガノタにとってシャアってそれこそ「お母さん」なんだなって思う。
母っていうか所謂「感情のごみ箱」というか。相手に何をしてもけして自分を嫌いになりはしない、幼い子供にとっての依存対象としてのお母さん。
相手に対して好き放題汚い言葉をぶつけてもいい、身勝手な感情で傷付けて貶めてもいい。でも相手からは絶対に反撃してくる事は許さないっていう。
ガノタはシャアはカスだからシャリア・ブルやアルテイシアがシャアを殺すのは当然だと言い、その台詞や場面を逐一抜き出して面白がる一方で
そうされたシャアがアルテイシアのその後を顧みずに好き勝手生きている(ように見えたら)そんなキャラじゃないだろうと勝手な決めつけで妹第一を要求する。
一方的な殺意をぶつけられて存在自体全否定されたなら、いくら大好きな友人でも妹でも憎くなって嫌気がさしても不思議はないだろうに