はてなキーワード: シロッコとは
あまりこういう言説を見た記憶がないんだけど、予備知識なくフラットな意識でアニメを見てみた場合。
ニュータイプとか理由付けされているけれど、そういうのを取っ払って彼女の言動を見ていると、
知的ないし精神的に何か問題を抱えた人のそれにしか見えないんだよね。話が飛ぶ。具体性に欠ける。意図が読めない。誰に向けて語っているのかよく分からない。
Zガンダムのフォウやロザミィは薬物投与や催眠療法という「強化」を受けた結果ああなっているらしいけれど
ララァは特にそういうのはないらしいが、作中の他の登場人物の言動が割と普通なのと比べると一人だけ明らかにおかしい。
でもララァと同程度のニュータイプと言われるアムロやシャリア・ブル、ハマーンやシロッコにはそういう傾向がない。筋道立てて普通に会話しているし組織の中で高い地位にいたりもする。
カミーユやクェスにおいてもあくまで思春期の子供としての不安定さという範囲であり、ララァのように人間離れしたレベルではない。
という事は、ニュータイプの中でもララァだけが先天的なり後天的なり、何らかの事情で知的ないし精神的に問題を抱えた人だと思った方が自然なんじゃないだろうか。
先天的という可能性もあるけれど、わざわざ娼婦に設定したという事は後天的な病気の可能性も示唆していると思った方がいいのではないか。
実際、太古の昔は巫女と娼婦は同一だったとか言われるらしいし。
その時代には性感染症の結果生じた異常な症状を「神秘的」「特別な力」と認定して持て囃していたのではないだろうか。
そういう文脈に見える。
Twitterで書いてたらいつまで経っても終わりそうにないんでこっちでまとめて書いてみる。
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シャアなんか暗躍しすぎじゃない?
イオマグヌッソに本来仕様にない、あちら側とのゲートを開く機能をつけるってどういうことだよ?
でもってそれをジオン側にもバレないように実装ってどうやったんだよマジで。
協力者何人ぐらいいたの?
今回シャア生きてるわけだし成功だったと思うんだけど、なんで薔薇の少女殺して世界を終わらせようとしてたの?
お前はララァのなんなんだよ?
ていうか、お前、向こう側の「ガンダム」に乗ってんのにアムロじゃないんかよ。何者なんだよお前マジで。シロッコ?
キシリア様はお前の母になってくれたかもしれない女性だったのに殺しちゃうキャスバル坊や
っていうか、殺し方ファーストとおんなじかよ。安直で逆に笑ったわ。
つうかなんやねん。シャリアブルとのラストシューティングは。マジで笑った。
あのモビルスーツ形態キケロガ、頭にコックピット丸ごと入るぐらいデカかったのかw
っていうか、コアファイターだけでシャアが逃げてった時「私にはまだ帰れるところがあるんだ」とかやるのか?と思ったけど流石にやらんかったな。
ファンアートでは見たが直前まで公式が同じことやるとは思わなかった。
どんな機体に乗せても白いガンダムにやられてしまう…ってシーン。なんで赤いビグザム出てた気がするのだが…
いや逆に死ぬぞそれはw
逆に考えるんだ。シャアがガンダムに殺されるなら、シャアをガンダムに乗せてしまえばいいんだ。
開始前にGジェネエターナルでシャリアブル配布してたけど流石に戦々恐々だったろうな、シャリアブルのファン。
っていうかシャリアブルが白い悪魔に恐怖感じたり、シャアがいずれ地球人類を粛清するようになるとか言ってたのは笑ったわ。
まぁ、逆シャアは見てないんだが。
そう言えば、向こう側のシャア、やたら歳食った声してたな…
カミーユ:マッチョコンプレックス。でも実は感受性が高くてそんな男男しているわけではない。
途中からコンプレックスによる怒りっぽさは大分収まってくる。感受性が高すぎて精神崩壊。
シロッコ:今でいうチンポ騎士。口ではフェミニストっぽいことを言ってるが、実際には女性を心理的に操作して楽しんでいる
サラ:男性に操られ、自己を捧げてしまう典型的な“恋に殉ずる少女"
レコア:男女の性的役割にこだわりまくる。ジェンダー保守主義者。でも本人は危険な活動してて理想とのギャップに悩む
エマ:男社会の中で戦う女性。なんとなく冨野が"良し"と考えた女性像だと思う。レコアみたいに過剰に性別にこだわったりしない。
フォウ、ロザミア:いわゆる女性のモノ化を文字通り体現。ロザミアがお兄ちゃん呼びしたりするのはわかりやすい
ハマーン:シロッコとの対偶で統治者としての女性。ただ、理解者がいなくて孤独。
機動戦士ガンダム見終わって、今度は続編の機動戦士Zガンダム観てるけど
今やっとシロッコが出てきたあたりだ。
最初の方は、あ、あの改札だぁとか盛り上がってたけど、なんかだんだん見るのが億劫になってきたな。
なんか前よりリアリティは増したけど面白さにそこまで貢献してない気がする。
そもそも全50話ってのがね。ファーストですら苦労したのに、あと40話もある。
そもそもファーストと比べてネタ成分が少ないからあんま「あっ、これ有名なあのシーンだ!」みたいなのになりにくい。
まぁ、ないことはないんだけど。
1話だと「俺は男だよ!」
2話だと「ザマァないぜ!」
4話の「やめないか!」
5話だと「シャア・アズナブルと言う男のことを知っているか?」
ていうか、「やめないか!」割と早いな。もうここまでくるともう見どころ全部見終わった感がある。
ファーストはシャリアブルがいたからTV版見るハメになったけど、よく考えたらZのTV版と劇場版でどこがどう違うかとかさっぱりわからんし。
どう思います?
ジークアクス未見です
噂話で勝手に憶測するにジーク・アクシズのもじりで、地球の重力に囚われちゃう富野本流路線でなく木星圏、
なんならその先まで太陽系に生存権を拡大した人類みたいなバリエーションなのかなと
なので、そういう前提で書いてます
シャリアブルって富野由悠季展なんかでも晒されてた制作前準備ノート(展覧会の図録で読めます)では、本来、
どうもアムロの敵側メンターみたいな立ち位置の、終盤のすごい重要な人物ぽかったんだけども
監督自身はその制作前のプランにけっこう拘りがあって、小説で未練をぶちまけてたり、
ゼータガンダムの話の流れが(準備期間がなかったのもあり)そのガンダム制作前準備ノートの章立てに準じてたりしてて、
たぶんシロッコって人格者シャリアブルの反転させたイメージで造形してったんだろうなあ、と想像するんだけども
そんなシャリアブルおじさん
今になって下の世代に担ぎ上げられて出てくる理由はなんなのかなと
ニュータイプ、人類の未来への希望をつなぐ役、だったんだろうシャリアブルおじさんが
打ち切りの都合とはいえガンダム本編ではシャリアブルは脇に追いやられ、映画ではカットされ、
その後のニュータイプなんて単なる戦争の道具だった、未来への希望だなんて幻想だった、
ていう流れの遠因にもなったとこを今さらのように補修して、本編の方向をいったん捨てたいのかな
なんて
アクシズを地球に落とすのでなく、アクシズを人類の宇宙進出の希望へと昇華する、という意味をこめての、
20世紀のガンダムは、科学技術自体は無限に発展し続けると無謬として信じられてた一方で、
世紀末であるとか、環境破壊であるとか、行き過ぎた科学が人間性の大切なとこを見失わせてしまう、みたいな気分を前提にして、そこをドラマの拠り所にしてたと思うんだけども
技術の発展は思ったほどには順調ではなく、
20世紀なら青天井までは行かなくとも研究資金はきちんと調達させるイメージがあったのが、今は費用対効果を強く求められ、
人口は増え続けて地球はパンクしちゃうはずが、多くの国で高齢化に悩むようになり
つまり、ガンダム初代が前提としてた時代背景は、もう、だいぶ古臭い
じゃあガンダムのその後のいろんな展開は時代を反映してるのかというと、
そもそも作ってる人たち富野さんほどSF大好きじゃないし人類の未来にもあんま興味ないので、
ニュータイプとは、とか、人類の未来とは、みたいはことは誰も大して気にしてない
そんななかシャリアブルおじさんを出すということは、人類の未来をちょっとは気にしよう、という気になったのかしら?
でも、いまどき、SFをふりかざすのって、どうしたって全体主義的な色彩を帯びずにはいられないはずなんだけども
(実際、楽観的未来論をふりかざすテックな人たちの未来像って無邪気なまでに全体主義で、シャリアブルじゃなくシロッコになっちゃう)
そのへん、どう捉えてんのかな
未見でいろいろ垂れ流してみました