夕暮れのなか、車で帰宅途中、ラジオから歌が聞こえてきた。
元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか
さだまさしの「案山子」である。
いい歌だとは思っていたが
締めの
今度いつ帰る
っていう詩が
さだまさしらしい
いやらしさというか
あざとさだなと思っていた。
しかし
来週、わが子が遠くへ旅立つ。
子供目線ではなく
親目線でこの歌を聞き
心に沁みて目頭が熱くなった。
あまりに入り込みすぎて
事故を起こしかけるほどw
22年はあっという間だった。
生まれそうと聞いて
会社から病院へ向かう途中の風景は
今でも昨日のように覚えている。
友人の中には娘を母親以上に溺愛するものもいた
そうはなるまいとクールに距離をとっていたつもりだったし
大人になったら家を出ろと常々言っていたので
自分でも意外だった。
(自分が家を出た時は親の気持ちなんて1mmも考えてなかったし)
寂しいが
人生は経験だと思っているので
それが一つ増えたなと。
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