大相撲九州場所13日目(21日、福岡国際センター)、横綱大の里(25=二所ノ関)が関脇安青錦(21=安治川)を寄り切って11勝目。2敗同士の対決を制して優勝争いのトップを死守した。
安青錦が土俵から飛び出す間に、大の里が土俵に落ちたようにも見えたが、審判から物言いはつかず。それでも、大の里は土俵際について「『勝った』と。少し自信もあった。うまく走れた」と勝利を確信。連敗後の連勝には「ふっきれて、いい相撲を取れている。悪くない」とうなずいた。
一方の安青錦は「(最後の場面は)負けたんだろうなと。土俵の外に飛んでいたので。自分の中では負けている」と潔く完敗を認めていた。











