2025-04-19

大阪は秒速フォロー名古屋湿度80%、東京放置プレイ──“前提情報の壁”で感じた三都パーソナリティ

転職を重ねるうちに、偶然にも “大阪出身者ばかりの会社” → “愛知ローカル色が濃い会社” → “東京ネイティブが大半のチーム” と3連続渡り歩くことになった。

そこで目にしたのは、「会話に必要な前提情報を持っていない人が1人混じった瞬間」 に発動する三都三様のリアクションパターンだった。

誰かが「え、みんなその話わかるの?」とポツンと取り残される、あの瞬間である

あくまで私の主観体験けが材料統計的裏付けはないので、味付けは味噌カツ程度に軽めでどうぞ。

大阪(市)――「兄ちゃん知らんの? ほな教えたるわ」方式

1 秒で“情報格差”に気づく。

2 秒後には「なんや自分、知らんのか!」とツッコミが飛び、

3 秒後には全員が合いの手を入れながら、即席ミニ勉強会が始まる。

「ほな続き行こか」で再スタートした時には、全員が同じ教科書を読んだ仲間になっている、という流れるようなワンセット。

情けは人のためならず というが、大阪場合「その場が面白くなるから教える」という打算も 3 割くらい混じっている気がする。

でも結果的に助かるから万々歳だ。


名古屋愛知)――“コソコソ → 恩着せがまし” 二段構え

パターンA:露骨ニヤニヤ型

気づいた人が「えぇ!? あれ知らんの?」とニヤけつつ説明。周囲は静かにうなずき、ツッコミは控えめ。

パターンB:密談リレー

数名がこっそり耳打ちで「アイツ知らんらしいぞ」と情報回覧。最終的に“中心人物”が仕切って説明開始。

どちらも最後はきちんと教えてくれるのだが、「ありがたく思えよ?」という空気味噌カツソース並みに濃厚。

余談だが、名古屋の夏は湿度も“ねちっ”としている。偶然だろうか。


東京23区)――「セルフサービスでどうぞ」放置プレイスタイル

察しは早い。でも、、、誰も動かない。

“分からない人”は 自力情報を漁るミッション を黙示的に与えられる。

ググるか、勇気を振り絞って誰かに声をかけるか。

しかも問いかけても 「あ、それ後でね」 と華麗にスルーされがち。

苦労の末ゆるやかに会話へ滑り込むと、

「そうそう、そこはね…」とようやく補足が降ってくる。

この瞬間、“東京クエスト”のチケット獲得である

エンタメとしてはスリリング

ただし生産性は…渋谷の朝ラッシュくらい窮屈だ。


私的まとめ

大阪: 最速で全員同期。笑いもインクルーシブ。

名古屋: 教えてくれるが湿度高め。待ち時間赤味噌仕込み。

東京情報は“参加証”。手に入れたときの達成感はガチャ SSR 並み。

個人的には大阪方式が肌に合った。名古屋も悪くないが、もう少しサラッとしてくれると助かる。東京は、、、ゲームとしては面白いが、毎日プレイするには課金精神力)が嵩む。

ちなみに外資系では、表面上は大阪式のフレンドリーさを演じつつ、裏では同郷ネットワーク重要情報を回すという “ハイブリッド仕様” を確認

世界は広い。そして案外せまい。

優劣を決めつけるつもりはないが、「前提情報へのアクセス」という小さなシーンにも、その土地らしさは滲むものだ。

追記

東京出自が多様なので補足すると、放置プレイしてんなーと感じるのは都外出身大学社会人から東京という人。特に近隣の県からが多い気がした。

ちなみに彼らは上の役職の人たちには大阪顔負けの秒速コミュニケーションをする。自分利益にならないと判断した相手には露骨無視してる印象。全部主観だけどね。

  • 大阪の感じわかるー

  • 為になる報告ありがとうございます。 ちなみに私は名古屋の方とおつきあいしたことはありませんがイメージとしての三河気質ってこういう感じなんだろうなという実感があってすごい...

    • そうですね、会社は名古屋でしたが私のチームは大半が三河から通勤している人たちでしたね。

  • AI丸出しっ!

    • AIやで。書き散らした文章を整えてっていったらめちゃくちゃ言語化してくれたわ。AIすごい。

記事への反応(ブックマークコメント)

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