2025-07-26

コント漫才」に出来て「コント」には出来ないこと

このあいだのダブルインパクトを観ていた。

コント漫才披露して合計点を競うという番組である

私は最初漫才コントっぽいことをやる「コント漫才」は不利になるに違いない、と思っていた。

せっかく漫才コントを分けてやるんだから、まったく異なるネタを見たいだろう。

そこでコントコント漫才をやるのは、コントを二回やるようなものじゃないかと。

実際、審査員千原ジュニアもそれっぽいことを言っていたので、ひとつ審査基準ではあったのだろう。

しかネタを見ながら「これはコントでも出来るネタからいまいちだな」などと考えていると、コント漫才なかにコントではできないネタがあることに気づいた。

それは「高速で役をチェンジするネタ」だ。

コント漫才なら、ちょっと立ち位置を変えて、表情や声色も変えれば「別の人間が言っている」ように見せられる。

令和ロマンM-1ときネタみたいなやつだ。

しかコント場合、服やカツラを変えないと「別人の役」が出来ない。

コントは小物を使うからこそ、逆にそれが制約になっているのだ。

ということはお笑い界隈では常識なのかもしれないが、単純に「コントコント漫才上位互換」だと思っていた私には新鮮な発見だった。

  • 確かに、自分も漫才コントって何か中途半端だよなと思ってたけど、パッと仕切り直しができるのは漫才コント特有だな。

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