こっちが休日にプラモ作ってたとか、何時間もゲームしてたとか、そういう話をすると、
心底不思議そうな顔で「へえ。それって、なんか意味あるの?」とか「完成したら売れるの?」とか聞いてくる奴。
うるせえ、としか言いようがない。
趣味ってのはな、それ自体が目的なんだよ。その行為に没頭してる時間そのものが報酬なんだ。
プラモ作りに集中している時間、ゲームの異世界を冒険する楽しさ。
そこに生産性とか、スキルアップとか、金銭的リターンとか、そんなクソみたいな物差しを持ち込むな。
たぶん、こういう奴らは自己投資とか自己啓発とか「コスパって言葉に脳を支配されてるんだと思う。
常に費用対効果を考えてて、自分の時間が1円にもならない無駄なことに消費されるのが耐えられないんだろう。
だから、他人が心底楽しそうに無駄な時間を過ごしているのが理解できないし、なんならちょっと不安にすらなるんじゃないか。
「どうせなら、もっと将来の役に立つことに時間使えばいいのに」とか思ってんだろうけど、
お前が必死こいてビジネス書読んでる間、こっちはただただ楽しい時間を過ごして、明日への活力を充電してんだよ。どっちが豊かな人生かは言うまでもないだろ。
一見、何の役にも立たないような、意味のない、無駄な時間の中にこそ、心の栄養とか、人生の彩りがあるんだよ。
当たり前のことにすら気づけないなら、お前のその「意味のある時間」とやらも、大して意味ないんじゃないの?って皮肉の一つも言いたくなる。
釣り、やってて何か意味あるの?
その無駄な時間の、心の彩のひとつに増田があることを考えると涙を禁じ得ない・・・。