それを聞きながら僕は、静かに笑っている。
凡人だな、と。
僕の番が来る。
「趣味は……死ぬまでに読むべき小説の名作を、原書で読むこと…ですかね」
ざわ……。
食いついた。
「えっ、すごいですね!」
「まぁ、英語が多いですけど、フランス語も少し。バルトとか、フォークナーとか。
彼の文体のリズムって、翻訳じゃどうしても再現できないんですよね」
そう言うと、ふむふむ、と頷く声。
中には「難しそう……」と呟く人もいた。
もちろん、心の中でだけ笑っている。
「あ、あと『1001 Books You Must Read Before You Die』ってご存じですか?
古今東西の名作、世界中の小説が載っていて、僕はそれを全部原書で読破しようと思っているんです」
おお…!と小さな歓声が沸く。
だが話しているうちに、テーブルの空気が少しずつ重くなっていく。
それでも僕は止まらない。
「やはり…翻訳で読むのと原書では“光の反射”が違うんですよ。
司会者が「では次の方」と言う声で我に返る。
隣の女性が少し引いた笑みを浮かべていた。
――それでもいい。
帰り道、ひとりになってイヤホンをつける。
これほど分かりやすいAI創作はないな
これ古のコピペ改変だろ AIとか言ってるやつなんなん?
なんでこういうのの場合英語なの? ベトナム語でもウンバボ族語でもいいだろ。差別だ!
いいね。クールで好き。
高慢と偏見とゾンビ
なんでそんなにカッコいいの?
結婚出来なそ~
元のコピペ知らんからどういう意図の何なのかよくわからん これはドストエフスキーの原書はロシア語じゃんってとこと 読んでないじゃん朗読聞いてんじゃんってとこで この婚活男の...
わかる……俺もモーゲンソーを原文のドイツ語で読んでるよ
「AIでも面白いんだからいいじゃん」 きっつ
つまらん
牛丼コピペが原型