だが微分の正義が積もるとき、世界はむしろ歪むのかもしれない。
フェミニズムの一部は言う。「ポルノを規制すれば性犯罪は減る」と。
どこにある?出してみろ。
彼女たちは、出演者が自覚していようがいまいが「性的搾取の被害者」だと断じる。
自己決定権も愚行権も、生きる権利すら奪われた存在だと定義する。
そして創作も、AIも、二次元も、すべてを“性の表現”として規制しようとする。
理由はこうだ――性表現に触れると性的興奮が起きて、犯罪に走るから。
そんなバカな。
犬や猿はどこで隠れてエロ本を読んでいるというのだ。
だが彼女たちは耳を塞ぎ、こう叫ぶ。
「うるさいうるさい、女性の権利向上が目的だ。搾取される性からの脱却、抑圧からの解放だ!」
ここでようやく、主張の正体が見えてくる。
混ぜると、かえって歪む。
日本では通報率が低く、文化的な抑圧や法制度の遅れがそれを固定化している。
その陰で、声を上げられない弱い立場の女性たちの被害が増えるかもしれない。
女性が女性を“正義”の名で裁き、沈黙させ、排除する構造があるという事実だ。
そうなると、彼女たちの運動は「理想の旗を掲げて、現実の女性を傷つける」ものになる。
いったい何のための運動なのか。
それとも、実際の被害者を減らすためか?
少なくとも、ポルノ規制が性被害の減少に寄与するという統計的根拠はない。
むしろ、自由な表現を許す社会ほど性犯罪率が低いというデータさえある。
誰かが得をして、誰かが泣くなら、それは正義じゃない。
ポルノが合法的に売られている ↓ 女の子を性的な目で観るのは当たり前だと思い込む ↓ 現実の女の子を性的に観て手を出す ↓ 性犯罪者になって刑務所行き ↓ 出所しても生活苦 ↓ わ...