一応、著者のスペック
この文章は愚痴みたいなもんで、生産性のある話は一切書いてないからそれでもいいなら読んでくれ。
働き始めてから本当にしょうもないサービスの開発に携わるとは思わなかった。しょうもない、っていうのは機能がカスとかユーザー数三桁とかそんな話ではなく、悪質サイトを作ってるレベルの話だ。
例えるなら食べ物のパッケージには消費期限が6/23日って書かれてる。しかし、そのサイトでは消費期限が6/25まで持ちます!なんて高らかに記載されてるんだが、消費期限の日付をホバーすると〇〇という条件に当てはまる場合、消費期限は記載の2日前になります。なんて仕様。
会社のslackを見ると社内の弁護士達が法律には引っかからないので大丈夫!とのこと。
この事実に耐えられなくて、チームで飲みに行った時に上長に話したら「どこもそんなもんでしょ。フリマサービスとかに比べりゃ大した事ないよw」なんて軽く流された。一応昔話をしてくれて、その仕様を修正したら売り上げが下がったから修正を辞めたらしい。
自分で言うのもなんだが、うちの会社は俗に言う“技術力のある”エンジニアが多く在籍してる。技術イベントや学会発表を業務の間にこなし、休日だって技術のキャッチアップに費やす。そんなエンジニアたちが、しょうもないサービスを高い金をもらって作ってる。
別にITエンジニア全てがこんな感じではないだろうし、うちの会社くらいだと思いたい。でも、有名なITエンジニアが集まってたり、ITエンジニアから高く評価されている企業のサービスでも悪質だなあと思ったことは何度かある。こういうケースに直面した時ってITエンジニアはどうやって気持ちを保っているのかな。高給でフルリモートならそれでいいんだろうか。モダンな技術に詳しければデカイ顔をできる環境の居心地は良いんだろうか。
開発側に権利が無く上の方針に沿って開発しているだけで、ITエンジニアだって罪悪感はあるのかもしれない。
俺が新卒だから世の中の会社なんてこんなもんなのかもしれない。
でも、ものづくりのやりがいとしては最悪だなと思った。自分が作ったものが役にたつ、面白いと思ってもらえることは学生時代の頃から何より嬉しかった。それが、詐欺サイト呼ばわりされてもおかしくないものを作って金もらうんだからな。こんな気持ちになるんだったら、自社サービスのITエンジニアになんてならなきゃ良かった。町工場でもの作ったり、農家になって野菜作ったり、先生になって子どもが育つのに携わる、そんな生き方が今じゃ眩しくてしょうがない。他人の芝生が青くみえるだけかもしれないけど、それでも役に立ってるって自覚は詐欺サイトを作るよりは絶対あるよね。自社サービスのエンジニア様から見下されている歴史ある大企業だとかSIerみたいな企業の方が、俺が携わるサービスよりも世の中の役に立っているのは確実だよな。
あー早く転職してーーーーーーー。
ITなんて泥臭くてだっせえ仕事が実務の本体なのに、カンファレンスでキラキラしてる連中がそういう仕事やってる時間あると思うか? あるわけねえよあいつらはブログ更新、SNS更新、...
SNSキラキラおじさんとか実際の事業はただの問い合わせフォーム営業だったりするよね
人手不足だから雇ってもらえるぞ
無職ワイは雇ってもらえないやで…
IT企業がカスみたいな仕事でお金を稼いでるなんてのは、働いてる人間が一番わかってるんだよね だから、「広告ブロックはサイトの収益を減らすからよくない!」って言われても、カ...
ワイはちゃんと世の中の役に立つ仕事してるやで…
いろんな現場行ってるIT土方(ってもう死語なんかな)。 外部の人間だからサービスに愛着なんて無いから元増田みたいな視点で見たことはないが、 技術的に過去のうんこが頭を抱える...