格闘技イベント「RIZIN LANDMARK12」(3日、兵庫・GLION ARENA KOBE)のメインイベントで秋元強真(19)が萩原京平(29)に2ラウンド(R)3分52秒でレフェリーストップ勝利を収めた。
「ABEMA PPV」でも生配信されていた試合は、両者顔面から流血する大激戦となった。1Rから激しい打撃戦を展開した秋元は、萩原から顔面に強烈な右ストレートを何発も決められてしまう。
それでも2R開始直後にテイクダウンを奪って攻勢に出た秋元。ここはギロチンを狙った隙に立ち上がられてしまうが、1分20秒で再びテイクダウンを奪う。バックを取り、下半身を四の字固めでガッチリとホールドすると、チョークスリーパーでフィニッシュを狙う。粘る萩原を寄せ付けず最後はマウントポジションに移行すると鉄槌を連打。ここでレフェリーが試合を止め2R3分52秒で秋元の勝利となった。
試合後マイクを握った秋元は「どんだけもらっても俺は心折れることないんで」と激闘を振り返る。次戦に向けては「去年の大みそかにグラップラーの元谷(友貴)さんに負けて『まだグラップラーには勝てない』とか言うバカがいる。次、俺に超強いグラップラー当ててください」とフロントへ要請した。
最後は「この先のRIZINを盛り上げられるのは俺しかいないんで。皆さんこれから俺を注目していてください」と宣言して大会を締めた。












