はてなキーワード: 人物本位とは
まず公式の理由は「企業・団体献金の規制を自民党に求めたけど、自民党が『これから検討する』としか言わなくて不十分だった」ってことになってる。26年間も一緒にやってきた連立をいきなり解消するには、正直弱い。
集団的自衛権の時とか、もっと公明党の支持者にとってヤバい案件あったのに、その時は離脱しなかったわけで。
記事読むと斉藤代表が「全国の党員から『自民党の不祥事を説明することに疲れた』という声を聞いた」「地方議員も含めて限界がきている」って言ってる。これ結構重要で、つまりトップが勝手に決めたんじゃなくて、現場から突き上げがあったってこと。
公明党っていうか創価学会の組織って基本的に戸別訪問とか電話作戦とかの地道な選挙活動で成り立ってるわけで、その現場の人たちが「もう無理」って言い始めたら、執行部も動かざるを得ない。
で、なんで現場が疲弊してるかって話なんだけど、まず参議院選挙で負けてる。記事には詳細書いてないけど、公明党にとって関西、特に大阪は「常勝」って呼ばれるくらい伝統的にも絶対に負けられない場所。
そこで敗北したってことは、組織としてのアイデンティティが揺らぐレベルの衝撃だったはず。
なんで関西で負けたかっていうと、一つは維新の存在がある。維新って大阪が地盤で、「改革」「既得権益と戦う」みたいなイメージを前面に出してるわけ。公明党も本来は「クリーンな政治」「庶民の味方」みたいなポジションだったんだけど、自民党と組んでる限り、維新の方が「本物の改革政党」に見えてしまう。
しかも支持層が結構被ってる。都市部の庶民層とか、改革志向の人たちとか。若い世代や創価学会の2世3世にとっては、維新の方が分かりやすくて流れてもおかしくない。
それから統一教会問題。これ記事では明示されてないけど、絶対に関係してる。2022年の安倍元首相の事件以降、自民党と統一教会の関係がめちゃくちゃ問題になったわけで、創価学会っていう宗教組織の政党が、別の宗教団体と癒着してる政党を応援するって、どう考えても説明しづらい。
しかも統一教会って霊感商法とか家庭崩壊とか、女性被害者が多い問題を起こしてきたわけで、選挙活動の実働部隊である女性会員が「もう説明できない」ってなるのは当然だと思う。
政治とカネの問題も続いてる。記事だと「選挙後も秘書が略式起訴」とか書いてあるけど、要するに自民党がずっと同じような不祥事を繰り返してて、公明党は毎回それを弁明する役回りになってたわけ。
で、自民党は「すでに決着済み」みたいな態度で、改革する気があんまりない。公明党からすれば「もう擁護できない」ってなる。
もう一つ大きいのが、池田大作が2023年11月に亡くなったこと。池田氏って創価学会にとって絶対的なカリスマで、「池田先生が決めた自民党との連立路線」っていうのが、どんなに現場が不満でも続けざるを得なかった理由の一つだったはず。
それが亡くなって、カリスマによる統制力が弱まって、現場の声が上に届きやすくなった。だから「疲れた」っていう声が執行部を動かすことができたんじゃないかと思う。
あと組織の高齢化問題もある。創価学会の熱心な会員って高齢化が進んでて、若い世代はそこまで熱心じゃない。
2世3世は親の代ほど池田氏への帰依心がないし、「なんで自民党を応援しなきゃいけないの」って疑問を持つのは自然。選挙活動する人が減ってるし、動員できても士気が低い。そういう構造的な問題が背景にある。
自民党側にも変化がある。昔は二階みたいな人が自民党内で力を持ってて、公明党との調整役をやってた。二階は親中派でもあるから、日中友好を重視する公明党とは価値観も合ってた。
でも今は二階派の影響力が落ちて、高市早苗みたいな保守強硬派が台頭してる。高市氏は対中強硬だし、安全保障でもタカ派。公明党が党内で意見を言いにくくなってるし、橋渡しをしてくれる人もいない。
立憲の野田が「公明党をげたの雪みたいに扱った」って言ってたけど、たぶん本当にそういう空気があったんだと思う。
じゃあ公明党は今後どうするのかっていうと、記事を見る限り「完全に野党になるわけじゃない」って感じ。政策ごとに賛否を判断するし、「人物本位、政策本位で応援できる地域もある」とか言ってる。これ裏を返せば、地域によっては自民党とも協力するし、野党とも協力するってこと。
維新との連携もあり得るし、立憲との部分的な協力もあり得る。かなり柔軟にやっていこうとしてる。
自民党はどうするかっていうと、新しい連立相手を探さなきゃいけない。一番現実的なのは維新。大阪が地盤で、改革志向だし、自民党とイデオロギー的にも近い部分がある。
ただ維新にとっては悩ましい選択で、連立に入れば政策実現のチャンスが広がるけど、「既得権益と戦う」っていうイメージが崩れる。統一教会問題とか政治とカネの問題とかも引き継ぐことになるし、支持者から「自民党と同じになった」って批判される。
もし維新が連立に入ったら、公明党は関西で維新を攻撃する立場になれる。「維新は既得権と手を組んだ」「大阪を裏切って東京の政権にしがみついた」みたいに。
公明党は「常勝関西」で維新に負けたわけだけど、今度は維新を「既得権側」に追い込んで、自分たちは「クリーンな改革政党」のポジションを取り戻そうとしてるのかもしれない。
維新の創設者の橋下徹がどう判断するかも重要。橋下氏は頭がいいから、公明党が仕掛けた罠に気づく可能性もある。「連立に入るな、大阪を守れ」みたいに言うかもしれない。ただ今の維新執行部がどこまで読めてるかは分からない。
参政党っていう選択肢もあるけど、議席が少なすぎて自民党の連立相手としては役不足。国民民主党は現実的な選択肢だけど、連合との関係もあるし、公明党の完全な代替にはならない。
結局のところ、公明党の連立離脱は表向きは「政治とカネ」だけど、実際には複数の要因が積み重なった結果だと思う。常勝関西での敗北、維新の台頭、統一教会問題での説明疲れ、池田氏の死去、会員の高齢化、自民党の保守化、現場からの突き上げ。
そして戦略的な計算もある。このままズルズル自民党と組んで選挙で負け続けるより、一回離脱して「我々は自民党とは違う」って差別化した方が、組織を立て直せるんじゃないかって判断。短期的には政権から外れるけど、中長期的には組織を守れるし、場合によっては数年後に有利な条件で復帰することもできる。
公明党が使ってきた「与党でないと政策実現できない」っていう論理を、今度は維新が使うかもしれないのも皮肉な話。維新が「公明党は26年間、政権内で改革してきた。その方式を我々が引き継ぐ」とか言い出したら、公明党は反論しづらい。
「政権内では改革できない」って言ったら、自分たちの26年間を否定することになるし。でも数年後に維新が同じ問題で苦しんだら、「だから言ったのに」って公明党が正当化される。時間軸での勝負なんだよね。
これは単純な「政治改革への決意」じゃなくて、組織の生き残りをかけた高度な戦略的判断だったんじゃないかと思ってる。表向きの理由と実際の理由が違うのは政治ではよくあることだし、複数の目的を同時に達成しようとしてる感じがする。対外的には「クリーンな政治」、対内的には「もう説明しなくていい」、対維新的には「罠を仕掛ける」、対自民的には「舐めるなよ」みたいな。
まあ結果がどうなるかは今後次第。維新が連立に入るのか、公明党が支持を回復できるのか、自民党がどうなるのか。ただ確実に言えるのは、26年続いた自公連立が終わったのは日本政治の大きな転換点だってこと。しばらくはゴタゴタするだろうし、次の選挙が本当の試金石になると思う。
とりあえず「政治とカネの問題だけで離脱したんでしょ」って理解してる人がいたら、もうちょっと複雑な事情があるってことだけ。
575 :可愛い奥様:2013/11/15(金) 20:40:34.76 ID:+tYv1eNM0
もし嫡出と婚外子の相続額が違うのが差別だからと言って同額相続が認められるんなら、
子供は配偶者よりも取り分が少ないと言うのも差別ということになるね
こういうといつもの人が「子供と配偶者は全く別だが嫡出子と婚外子は同じ父の子供だ」
といってくるんだろうが、それは通らないね
結局、「相続」においては「親子」よりも「夫婦」を基準にして考えるという意志の表れでしょ
たとえ実子だろうと嫡出だろうと、死んだ人の配偶者でない以上
そして基本単位である「夫婦」から離れるほど相続額は少なくなる
それだけのことで差別でも何でもない
婚外子は文字通り「夫婦」のルールから逸脱した存在である以上なにももらえなくても仕方ないが、
父親の実子であるのは確かなので一応半分はやる
まさにそれだけのことで、子は親を選べない~だの
半分しかもらえなくてかわいそう~だの情緒論の入り込む余地はない
576 :可愛い奥様:2013/11/15(金) 20:42:02.96 ID:+tYv1eNM0
今回、同額相続を決めた上にカウンターとして不倫を抑制する措置
不倫などの非行をして離婚した夫からは慰謝料や養育費を税のように源泉徴収するとか)
はなにもしなかったね
これは大変なことだね
ひいては「親子の義務さえ果たせば夫婦の義務(貞操)は果たさなくても良い」ということだからね
国を形成する最小単位は家族だとよく言われるけど、その「家族」の基本は、
「親子」ではなく「夫婦」だと思うのね
結婚は、ある程度分別のある大人の男女二人が、
結婚制度という国の制度に従属して、協力し合ってやっていくという面倒な制度
血の繋がった我が子なら許せることでも、血縁のない他人で大の大人だったら許せないこともある
それでも我慢してやっていくのが「理性」であり、社会を動かして健全に発展させていく力だと思う
しかし政府は相続問題にことよせて、そういう存在を肯定すべきものとしたね
・自民党に入れない ------------ 過去の延長線上に今がある、憲法とか、TPPとか、中韓とか、外交とか、政策とか、何も関係無い、麻生の公共事業もウザい、何も変わってない(どうせ勝つだろ)
・民主党にも入れない ---------- 諦めずに爪を研いで欲しい
・公明党にも入れない ---------- 創価学会がウザい←これ自体が偏見なのかもしれないけど、基本スタンスは変わらない
・幸福実現党にも入れない ------ ギャグ政党に入れるのは無駄の極み(けど興味本位で内部に潜入捜査してみたい)
・共産、社民にも入れない ------ 俺には必要無いけど、支持者はガンバレ
・維新の会は立候補者がいない -- 地域によってはイカれた奴もいそうで気になる、人物本位で判断してほしい、立候補してたら票を入れてたかも
・その他は良く分からない ------ こういうのに目を向けるのも良いのかもしれんが・・
結論
三越が脱●●閥に一歩踏み出したのが2005年。
5月の株主総会で、東大出身の石塚邦雄氏(58)が社長に就任した。
前社長の中村胤夫氏が「人物本位で選んだ」のが、●●閥とは無縁の石塚氏だった。
http://ameblo.jp/baywing/entry-10172322626.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E7%94%B0%E7%A7%80%E6%A8%B9
なぜ明暗を分けたのか。カネボウに23年、キヤノンに10年。内側から見た企業文化。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610153/
http://hiog.seesaa.net/article/22987579.html
p44.「●●閥」が露骨で、私の在職中の5人の社長は全員●●出身でした。
早稲田を作った大隈重信や同志社の新島襄などは一度も出てきません。
人事部が主導して●●出の社員の票集めが行われているほどでした
【衝撃の結末】カネボウ粉飾2000億円・旧経営陣を刑事告発へ 昨年までの監査は中央青山監査法人
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1113335562/
http://anond.hatelabo.jp/20101127140537
http://anond.hatelabo.jp/20110107214632