はてなキーワード: 穀潰しとは
男。
虐待を受けてきた。
大学の頃、ついに力尽きて部屋から出られなくなりそのまま中退した。
自分で奨学金を借りて学費を払っていたため、その分の借金だけが残った。
「穀潰し」や「失敗作」等の罵倒や、包丁を握らされて「殺せ。その後お前も死ね」なんて泣かれたりして(なんで生まれてきたんだろう)と思いながら、かといって死にきれずに2020年。
俺はこれが最後のチャンスなんだと思って、その金でスーツを買い就活をはじめた。
仕事はあっさり決まった。
親は「やっと私の気持ちが伝わった」と涙を流していたけど、俺が(この家から離れるため)県外の会社に就職したのを知ると怒り狂っていた。
その日、深夜そっと実家を出て、駅で寝た。
それから家には帰っていない。
金の無い人間でも親元から離れられる寮付きの、しかも大学中退した人間でも働ける場所なんてそんなもんだ。
巷の噂通り、建設は激務だ。
定時で帰れたのは初日だけで、そこからは毎日朝から深夜まで。年休は100日。
平日は目の前の労働でいっぱいいっぱい。他になにもできない。
それはそれでよかった。
ぼーっとしていると、親から受けた虐待がフラッシュバックしてやるせなさや怒りで泣いているとそれだけで1日が終わる。
平日は労働に、休日はフラッシュバックに苦しめられて1年はすぐ過ぎた。
「お前、病院行ってみたら」
そう同僚に言われて診察を受けたら、複雑性PTSDだと診断された。
「焦らずゆっくり治していきましょう」
医師はとても優しい口調だった。
帰ってすぐ調べた。
要約すると現代社会を生きるのにとてもとてもとても不利なトラウマを俺は"後天的に"与えられたらしい。
ただ生まれた先の育て方が間違ってただけ。
俺に瑕疵はないのに、この人生で以て俺がその責任を取らないといけないらしい。
なんだそれ。
病院からの帰り道、信号待ちの先頭車両だったのに何度も青信号になっても発進しなかったらしく、後ろの車の運転手に怒鳴られたのは今でも覚えてる。
カウンセリングを受けはじめて、いつも頭が重いような(鉛のようなものが脳を覆っている)感覚があることや大勢の人間がいる場所にいると身体が過度に緊張することはおかしいのだと知った。
夜中何度も人生がこうなってしまった悔しさが湧き上がって起きて泣いたり、みんなに馬鹿にされる夢を見たりするのも。
そもそも複雑性PTSDが治りにくいというのもあるけど、俺が男性のカウンセラーを望んだからだ。
俺により酷く虐待をしていたのは母親だったので、俺は異性の前で極端に身体が強張って声も出せなくなってしまうし、やっぱり女性にはどこか俺のような弱者男性を嫌うような本能的ななにかがあるように思われる。(初回は女性のカウンセラーだったけど、偏見を抜きにしても当たりが強かった)
その男性心理士は専属ではなく派遣で様々な病院へ行ってるらしく、俺の仕事の休みが少ないのもあいまってなかなか予定が合わない。
結局、治療には数年かかった。
長年の治療の結果、俺はまともになった。
フラッシュバックに苦しむこともほぼほぼ無くなり、少し自分に自信がついたし、頭の重さ(ブレインフォグ)も無くなって回転が上がった。
やっとスタートラインに立てた。
そして、冴えた頭で理解した。
もう終わってる。
今まで異性との関わりの無かった本当に本当の弱者男性
周りを見渡せば、俺がマイナスをゼロにするために費やした時間でゼロをプラス方向に成長させた人間ばかり。
こいつらにどう勝つんだ?
生まれの時点で負けは決まっていたのか?
それが治って、ちょっと未来のことを見据えるようになると考えれば考えるほど詰んでる。救いが無い。
俺はこれからどうするんだ?
どうしたらいい? 教えてくれ。
(追記)
励ましや諫言、どれも助かります。
「報われたい」が近い。
その値するものが今は「人より長じること(いやもっと前段階の"人並み"になる)」しか浮かばない。
別にいつもこの思考に囚われてるわけではないし、生き抜いた自分に肯定感も持てている。
わかる。
わかる。
まだマシで下を見たらもっと苦しい人いるってのも。
わかる。
でも、たまに納得できなくなるんだよ人生に。
あれだけ苦しんだ(情けないけど2度と味わいたくないくらい苦しかった)時間を過ごした意味をまだ見つけられてない。
納得がしたいんだ。
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俺もまず自分のことを知ろうと逆境体験について入門書から専門書まで一通り読み漁った。(事実ですが、酷い自画自賛の要素も含んでおります)
でも、将来の疾患リスクが高いだとか経済的に困窮しやすいだとか『人生の長期に関わるものすごい不利がありますよ』というのがわかるばかりで、
じゃあどうすれば逆境体験をしてない人とのギャップが埋まるのかはまったく書いてない。
萎縮した前頭前野に依る衝動性や、海馬の縮小によるワーキングメモリの衰え、実行機能の低下等々、なんか脳がとんでもないことになってるのだけ伝わってきて知れば知るほどどうしようもないということだけわかりました。
この事実に折り合いをつけるのも長い時間が必要でした。本当に数年単位で。
だから、なんというか、虐待経験ならびにACEについて世間から偏見や無知に晒されているのを知っています。
わかります。
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そういえば(少しニュアンスは違いますけど)虐待体験を打ち明けたとき「嘘だ」と意固地になられる方が一定数いらっしゃいました。
掘り下げていくと『どんな親も子を無条件に愛しているはずだ』という信念を持っておられるようで、目の前にその反証が存在していることが許せないようでした。
「あなたにも悪いところがあったんじゃない?」という言葉は何人から浴びせられたかわかりません。
これは「お前のような(母の思い通りにならず母を苦しめている)存在が幸せになるなんて許せない」とヒステリックを起こし、公立校の願書を破いてしまったことに起因します。
「大学なんて行かずに働け。そして今までお前にかけた金額をすべて返せ」と。
(今考えたらどうとでも手段はあったのですけど)
そのあと落ちついて冷静になった母は、おそらく『1人の人生を壊してなおかつその責任を取れない』ことが怖くなったのか、
突き放すようで、でも媚びるような口調で
「私はもう知らない。でもかわいそうだから慈悲はやる」と、奨学金を借りて学費を払うなら私立に出願させてくれることを許してくれたのです。
上記のことを"信念のある方"に伝え、どこに愛があるのか問うと「そんな重い話しないでくれる?」と眉をひそめるばかりで答えをくれないのです。
また「いつまで親のせいにしてるんだ」もよく聞いた言葉でした。
私にそう吐いた大学の同級生は、300万円ほど親にお金を出してもらって語学留学しておりました。
併せて「甘えんな」や「その程度でツラいのか」も聞く頻度の高い言葉です。
おそらく当事者の方からのコメントで『ほんとに治るんだ。希望が持てた』というものがありました。
サバイバーって無理解な言葉を投げつけられることが多いと思いますが、上述したような人々、"あるある"ですよ。気にしなくていいですよ。というのをお伝えできたらなと思い書きました。
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多くのコメントありがとうございます。びっくりしました。
オッス!オラド底辺!よろしくな!バリバリ働いてる上級なはてな民は回れ右してくれよな!
オラは現役40代ニートだ(家に6万/月金を入れるために治験か楽そうな日雇いを時々やる程度)
暖かい季節になってきたので
スロージョギングっていうのはざっくり説明すると、歩くのと同じ速度ぐらいで走ることだ。それやる意味あるの?って思うかもしれないが大いにある。あんまり疲れないのに長い間続けてると体が適応していき、息があがらないペースでも速度が少しずつ早くなっていく。走り始めは5kmを45分かけて走っていたが、今では5kmを25分で走っても息があがらなくなる。そんな俺でも今では毎朝10kmを55分で走っている。
人間運動をしないと認知能力が低くなり、さらに活力が低下し、それらが慢性的な体の不調に繋がる。体の不調は頭の回転を鈍くさせ、楽しめることも楽しめなくなる。
走る気力が湧かない気持ちだけはわかるので、図書館でこれらを借りて読んでみてくれ。本を読むのが苦手なら一番上の本((スロージョギングについて短く分かりやすく解説してあるので必読))だけでもいい。
これらを読み終えたとき、自己啓発本を読んだ時の万能感を感じ、ランニング意欲に燃えているはずだ。いますぐ走り出したくなるはずだ。
スロージョギングは良いぞ。頭の中にこびりつく不安感をこそぎ落してくれる。社交不安障害り患者への投薬ぐらいの効果があるそうだ。
・朝に走ることでその日1日気分良く生活できる。(走ってみるとわかるが、さわやかな気持ちで過ごせる)
・走ってる時に人に会わない。
・空気が澄んでいて気持ちい。(俺は都内の工業地帯に住んでいるので猶更そう感じる)
の3点だ。オラも最初は夜に走ろうとしたが、仕事帰りの近所の人に遭遇して死にたくなったぞ。それに案外夜はランナーがいるので個人的におススメしない。
あと、仮にバイトや仕事を始めても毎朝4時前のランニングは続けて欲しい。
オラは日雇いがある日、仕事の為にゆっくり寝て、翌朝最悪な気持ちになり日雇いをバックレてしまうのがほとんだった。
それがある日、開き直って翌朝4時に走った時は、そのまま日雇い現場へ向かうことができた。
オラ馬鹿だからよ、1年ぐらいそれを繰り返してようやく気付けたんだ。走った日だけは必ず仕事にいけるってことに。
朝に走ることによってその日1日の精神を安定させることが出来るんだ。
走っていると体重が減る。タイムが更新する過程もそうだが、数値化して目に見える変化というものは楽しい。俺たちがゲームを楽しく感じるのも、この数値変化が目に見えるのも一因だろう。
そして体重が減るとその分省エネで走れるようになるので、より快適に走れるようになる。
そこで、俺たちはスナック菓子や菓子パンを手放し、低糖質高たんぱくで安価な安い鶏むね肉を美味しく食べよう。体脂肪の減りが加速していき、体が軽くなるのが体感としてわかる。これを体感として感じるのは茶苦茶楽しい。
オラも最初は「余熱で作れるサラダチキン」みたいなレシピで作っていたが、あれは安定しなかったし、面倒くさかった。手間かけて中が生だと作る気も失せる。
そこで、低温調理機を使おう。あれは良い。オールウェイズ安定したサラダチキン(巷では鶏ハムとか言われている。)を作ってくれる。
ちょっとでも料理したことがある奴ならわかると思うが、ただゆでたり焼いたりするすると鶏むね肉はもも肉に比べパサついていて硬い。
前日にジップロックへ鶏むね肉1個(大体300g)を放り込み、塩小さじ1杯、味の素5振り、胡椒5振り、料理酒大匙1杯、水大匙杯いれて、ジップロックの空気を抜いて一晩冷蔵庫に寝かす。
翌日に鍋に水を張り低温調理機を63度に設定し、1時間30分でタイマーを設定。設定温度まで上がったらジップロックごと鍋にいれて終わるまで待つだけだ。これでそのまま食うのもよし、冷蔵庫にいれて3日以内に食べるのもよし。
お前は穀潰しニートから、走れて滅茶苦茶美味い鶏むね肉を作れるニートにランクアップする。ククク、恐ろしいか。あの穀潰しのお前が、親にサラダチキンを振舞えるぞ。
低温調理機はなんでもいいと思う。検索すれば1万近くのがたくさんでてくるが、俺はアマゾンで7千円で変えた謎メーカー桜チェッカー真っ赤な低温調理機を使っている。余裕で使える。
家にあればあるのを使えばいいし、なければ日雇いして買うといい。1日働けば買えるはずだ。もう1日働けば鶏むね肉10kg買えるぞ。
とりあえずそれだけだ!なんかあったら質問してくれよな!!またな!