2025-05-02

ビザを取り消されたら帰国するしかない ビザ権利ではない

留学学生ビザを取り消される事態が相次いでいる。

ビザについて勘違いしている学生が多いようなので書き残しておきたい。

一刻も早く帰国するしかない

もしビザを取り消されたら一刻も早く帰国するしかない。

かに相談するとか抗議するとか、まして裁判なんて選択肢はない。

帰国が遅くなるほど「不法滞在」の期間が長くなり長期間、もしくは一生再入国できなくなる確率が上がる。

ビザ入国滞在権利ではない

ビザ有効期限まで滞在する権利がある」と勘違いしている学生が多い。

でも現実にはこの地球上に他国入国滞在できる権利なんて存在しない。

ビザなんて入国審査を受けられる程度のもの

国際法は全ての国に外国人入国拒否する権利を認めている。それはビザがあっても同様。

滞在中の外国人ビザを取り消しする権利も認めている。

事前通知とか理由説明する必要もない。

そもそも権利がないのに誰かに相談とか、抗議とか、まして裁判なんて意味がない。

他人のせいで取り消されることもある

自分不法就労とかしてないし真面目に生活していた」かもしれない。

でもビザ自分と同じ属性(国籍という属性判断されることが多いみたいだけど)の人が不法就労したり、オーバーステイするせいで取り消されることもある。

銀行などがお金を貸して大丈夫な人か否かを「属性」で判断するのと同じ仕組み。

からもし海外自分と同じ属性(=国籍)の人が不法就労違法行為をしてたら見過ごすべきではない。

不法滞在犯罪じゃないなんて理屈海外では通用しない

花畑日本では不法滞在犯罪にあたらない(笑)とか頑固に言い張る人達がいる。

海外留学までして勉強しているならその理屈海外で押し通すリスクの高さがわかるはず。

ビザを取り消された瞬間から不法滞在期間のカウントが始まる。

お金を払えば「私はこの国に滞在する権利がある」って理屈裁判してくれる弁護士はいるかも知れない。

でも長期間裁判やって負けたら(勝てる可能性なんてあるのか?)、誰も味方のいない長期不法滞在者となる。

ビザ原則絶対に変わらない

それで「国際法おかしい」とか言うようなら留学しても世界の仕組みを何も学べなかったということ。

入国拒否とビザ取り消しは国家主権であり絶対に変わらない。

もし入国拒否もビザ取り消しもしない国が実在したら、その国は簡単侵略されてしまうから

侵略国が観光ビザなどで自国民を大量入国させ「不法滞在犯罪じゃない」とか「私はこの国に滞在する権利がある」とかゴネさせるだけで侵略できる。

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