色々な理由で入会されたり、退会されたりといった諸行無常を感じながら粛粛と取り組んではいるのですが、
その中でふと自分が提供できる価値みたいなものを考えたりすることがあります。
というのも、
1ヶ月に1〜2時間、自分との対面の時間を取る以外に、いかに練習に取り組むかが
上達においては大事になるということは、まあ客観的に考えればわかることだったりします。
「あなたは◯◯が苦手(あるいはこういうクセがある)なので、××といった意識で△△といった練習をしたら良いと思います」
ということを言ったりするのですが、
これについてもっと詳細に言うと、
自分の苦手な部分をしっかり観察し、発される音や指先の感触に注意を向けながら
自分で考えて、実験を繰り返しながら、時には別の練習方法を見つけたりしながら
ギターに向き合うことが結局大事ですよ、ということなのだと思ってます。
これに関して、物理的にとある動きをしていても、どういう意味合いで練習をしているかによって
効果が変わりますよ、ということは何度も伝えるようにしています。
筋トレでも鍛えている部分を意識しないと効果が薄れる、ということに近い話かもしれません。
みたいなレッスンを進めているのですが、結局それを実際にやるかどうかは本人次第です。
ギター以上に大切な生活が個々人にあるので、練習できてないことに厳しく言ったりすることはしていないのですが、
ちょっと話を広げると、自分がやりたい事について、どうにかこうにか時間を割いたり努力ができる・できないに関して、
昨今のパワハラ風潮みたいなものも少しは関連していると思うのですが、
何かを教えたり指導する立場の人間が、強く言いにくい世の中にはなってきていると思うので、
アドバイスはするけど、やるかやらんかは自分次第よ〜みたいなノリで事が進みがちだと思っています。
その是非を問うとかではなく、
実際そのようなご時世なので、本人が頑張れるか頑張れないかという部分においては
より自分自身で埋めるしかどうしようもないような、見方によっては厳しい時代になっているような気もしています。
個人的な主観ですが、特に年齢を重ねると「何かができない自分」を受け入れることに
初めて取り組むことがすぐになるわけないし、時間を費やすのは必須になるのに・・・
逆に言えば、自分で目的・目標設定ができて、自分の課題すら見つけることができれば、
極端に言えば講師というものはある種不必要なのかなとも思っちゃいます。(それが理想っちゃ理想みたいなこともありますが)
・お悩み相談
などギター上達以外の部分でも沢山あったりするので、
それらと生徒さんのニーズが合えばそれはそれでOKでしょう、という考えもありますしそれを否定するつもりもありません。
なので、講師側の思いとしてはギター上手くなってほしいなぁ、演奏上手になってほしいなぁという気持ちがありつつも、
自主練本気でやればレッスンなんて不必要だったりするし、音楽とは別の部分でレッスンの魅力を発揮する場面があるなぁ、
とビジネス構造とか提供できる価値のフワフワ感を味わうことが多々あります、ということでした。
とにかくですね、レッスン受ける受けないとかは関係なく、
こう言うのみると海外のノリがいいのかも パーフェクトとかグレイトとか大げさだなーと思ってたけど、ちゃんと褒めないと悪いフィードバックを受け入れてくれないからかなーと思う...
すごいAI臭