制御工学ブログ

制御工学の研究者を20年やっている国立大学教員が制御工学の基礎から専門まで広く説明します。記事内では、動画やMATLABコードを交えながらわかりやすく解説します。伝達関数・状態方程式に基づく制御,制御理論など。制御工学チャンネル(YouTube,動画ポータル)を運営しています。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

最適制御による状態フィードバック制御: 最適レギュレータ

最適レギュレータ(LQR)の基礎を解説。状態フィードバック制御において、評価関数を最小化することで最適な制御ゲインを設計する手法です。重み(Q, R)の調整による応答性と省エネのトレードオフを数値例で紹介します。

状態オブザーバとは?オブザーバの基本メカニズムの理解

状態オブザーバ(状態推定器)の基礎理論から実装まで詳細解説。観測できない状態量を推定するソフトウェアセンサーの仕組み、オブザーバ併合系、シミュレーション例を図解付きで分かりやすく説明。状態フィードバック制御の必須技術。

【大学生向け】電子メールの書き方

大学生や社会人必見のメールの書き方ガイド。教員や企業担当者に送る際の、件名、宛名、本文の基本構成とマナーを例文付きで分かりやすく解説。相手に失礼なく、意図が伝わるメール作成のコツが身につきます。

MATLABを用いた状態フィードバック制御シミュレーション

MATLABで状態フィードバック制御を実践的に学ぶためのガイド。極配置や最適レギュレータ(LQR)の設計法を、具体的なソースコードとシミュレーション結果で解説。クレーンの振れ止め制御アニメーションも紹介します。

LaTeX論文執筆ガイド:数式や図の書き方を徹底解説

LaTeXで論文やレポートを執筆するための総合ガイド。数式の自動採番といったメリットから、CloudLaTeXを使った環境構築、数式・図表・参考文献の基本的な書き方まで、初心者にも分かりやすく解説します。

状態フィードバック制御・状態方程式に基づく制御の総まとめ

状態方程式に基づく制御理論(現代制御)の全体像をこの記事一つで解説。可制御性・可観測性といった基本から、極配置や最適レギュレータ(LQR)による制御器設計、状態オブザーバまで、各項目を網羅的に紹介します。

卒論・修論発表のためのプレゼンテーションのノウハウ

卒論・修論発表を成功させるための準備ガイド。分かりやすいスライドの作り方から、時間配分、効果的な練習方法、質疑応答の対策まで、プレゼンに必要な全てを網羅。相互チェックシート付きで、発表の質を高めます。

モデル予測制御の基礎と応用 - 逐次解法に基づく実践的制御手法 -

モデル予測制御の基礎的な内容を説明した記事です。モデル予測制御はMPCやReceding Horizon制御とも呼びます。モデル予測制御の特徴やアルゴリズム,利用時の注意点について説明をしています。関連記事や説明動画などを含めた約3000文字の記事構成です。

卒業論文・修士論文のLaTeXによる作成

LaTeXで卒業論文や修士論文を執筆するためのガイド。論文の骨格となる章立て(緒言、本文、結言など)の書き方を解説し、すぐに使えるテンプレートやチェックシートも紹介。質の高い論文作成をサポートします。

図表のLaTeXにおける記述

LaTeXで論文やレポートに図や表を挿入する方法を分かりやすく解説。figure環境やtable環境の使い方、画像の貼り付け、回り込み、キャプションや参照の付け方まで、具体的なコマンド例で紹介します。

数式のLaTeXにおける記述

LaTeXで数式をきれいに書く方法を解説。基本的な数式の書き方から、微分や積分、行列などの各種数学記号のコマンド、式番号の付け方と参照(引用)方法まで、具体的なコード例で分かりやすく紹介します。

LaTeXによる論文執筆サポートページ

論文をLaTeXで執筆するためのサポートページ。論文の基本構成から、計測自動制御学会論文集やJCMSIへの投稿方法、テンプレート、査読回答書の書き方まで、必要なリンクと情報を網羅しています。

倒立振子のシステム構成と状態フィードバック制御

制御工学の古典的課題、倒立振子の安定化制御を解説。不安定かつ不安定零点を持つ難しいシステムを、状態フィードバックでどう制御するか?角度センサ(エンコーダ)の原理からモータの非線形補償までを網羅します。

固有値・固有ベクトルの基礎知識(具体例から実践的利用法まで)

固有値・固有ベクトルは線形代数学の中でも重要トピックの一つです。また、様々な応用範囲があります。ここでは、実践的な利用を踏まえた固有値についての紹介をします。

状態方程式の同値変換 ~座標変換しても保存される性質とは?

状態方程式の同値変換(座標変換)を解説。システムの伝達関数や極を変えずに、解析や設計に便利な「可制御正準形」などへ変換する手法です。変換のメリットとその手順、不変な性質について分かりやすく説明します。