水戸学はね、幕府の支配を天皇の権威を使って正当化して強化しようとしたら、
幕府の統治が失敗したときに、あれこれ天皇に政権返さないとダメじゃね?となってしまったのは壮大な皮肉だね。
実際、226事件とかのクーデターも政府がダメだから、クーデター起こして、そのよりどころに天皇を使おうとしたわけだし。
立憲君主制国家において、政府の正当性の強化に君主を使いすぎると、政府が失敗した時にそれを倒そうとする人にこのバグを突かれてしまうという。
今の日本国憲法の場合、君主を憲法でガリガリに縛り政治から完全に遠ざけて、国民主権をベースに出すことで、政府の正当性は主権者である国民の選挙の結果であることにしていると思う。
つまり、政府がダメなら天皇に政権を返そうじゃなくて、投票した奴は反省しろになって、次の選挙でちゃんとしたのを選ぼうとなり、怒りの矛先をうまくコントロールしている。
これは結構いい仕組みだと思うんよね。
ほかの立憲民主制国家もこれと似たような仕組みを採用してうまく機能しているみたいだし、いい仕組みだと思う。
それと、もし、水戸学が幕府の権威付けに天皇を使わなかったら、明治維新は遅れたか、本当の市民革命になっていたのか、それともダメな幕府の統治が続いて後の清王朝みたいに列強に食い荒らされて植民地ぽい支配を受けていたのかもしれん。
そう考えると、人間万事塞翁が馬といったところかな。
天皇なんて平安時代からずっとお飾りの存在でしかなかったってのに 幕末になると急に天皇万歳とか言い出すのが本当に謎だったんだよな。 尊王だ勤王だと叫んでる武士たちにいったい...
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その水戸学に相当するのが現代のポリコレリベラルだとしたらなんとも皮肉なもんだな 植民地支配の歴史のある中国には現体制をひっくり返す大義名分がある それを与えてしまったのが...
どう考えてもMAGAのほうだろ 開国西洋化がポリコレだよ 普通に考えろよ
たまに誤解している人がいるけど、当時の徳川幕府には日本の統治能力が無い。 第二次長州征伐の失敗が示しているように、朝廷の支持の下でさえ一地方領主を罰することもできない。 ...