2025-07-21

ご近所フリマアプリありがちなミス

その1

https://anond.hatelabo.jp/20250721211922

 

さて、これはフリマアプリに限らないんだけど、

手間を惜しむことで『値段は安いのに売れない』ということが散見されるので書いておきたい。

 

★1.出品物が衣類の場合

画像が表と裏の2枚は当たり前として、染みや破損がある場合には追加の画像

というところはおそらくは誰でもできていると思う。

ブランド表記があれば売れやすいかもしれないし、

おおよその色合いもタイトルに入れておくと検索性が上がる。

なんて言うのは基本的ニックではあるが。

 

ただ、サイズを書いてない人がとても多いように感じる。

MとかLとかすら書いてないのもわりとあるのが驚きである

自分が買う時がほぼサイズが限られるので、手持ちに統一感があるせいか

いちいち出品時にサイズ意識しないと言うことなのだろうか?

買う時にはおそらくサイズ表は確認しているだろうにも関わらず、だ。

売る時には買い手の視点になれないという出品が想像よりも多いことに驚愕してしまう。

 

ズボンで言えば、ウエストサイズはとても重要だ。色やシルエットなど二の次でいい。

ワンピースなどは、着丈もわりと重要な要素だ。肩幅・胸囲・ウエスト以外に添えたいところだ。

ビンテージものシューズ等で、なぜか足のサイズ記載されてないことの何と多いことか。

買う時にはチェックしていた要素は、売る時にはすべて記載した方がいい。

 

★2.出品物が家具や小物の場合

家具を買う時にカタログを見て良いものがあったら、店頭で見かけたら、

まずは自分の部屋の置き場所メジャーを伸ばして測るところから始めないだろうか?

しかショッピングサイトと違ってフリマアプリではなぜかサイズを書かない出品が多いのである

部屋に置けるかどうか?もそうだが、玄関や窓から入るのかどうか?も重要である

受け取って持ってきたら家に入らなくて玄関前を占領されたら目も当てられない。

車で運ぶにも、送料を払って運んでもらうにも、サイズ重要である

 

サイズが書いてないものは出品者に質問で聞けば良いのだが、

それで希望サイズと違った場合に断るのが面倒で、最初からスルーする人は多いのである

(受け取る手間に比べればとは思うが)質問自体が面倒と思う人も多いのである

 

小物にしてもそうだ、キーホルダーを買ったら思ったより大きかったと言うことはまれによくある。

メジャーを添えて写真を撮るのは一種テクニックとも言えるが、

そういう一手間が売れ行きを左右したりするものなのである

 

★3.『買います』の記事場合

「○○を探しています、連絡ください」だけの買取記事を、これもまたわりと見かける。

そう、希望額がないのである

すぐ上でも書いたが、『持ってる人が希望者に交渉すればいい』のであるが、

金額の折り合いがつかなくて断ったら自分ケチだと思われそうで嫌がられることが多い。

そもそも適正値で買えるならメルカリヤフオクを見ればいいわけなので、

『たいていの購入希望は足元見がちだから交渉するだけムダ』というイメージがある。そしてそれはおおよそ正しい。

ゆえに確認する前にスルーされがちなのである

 

メルカリでも無茶苦茶な値下げ交渉経験がある人は多いと思うが、

フリマアプリでは自分から募集記事が出せるせいもあって、想像を絶するほど露骨なのが居る。

過去に見かけたのだと、

自転車を盗まれて通学に困っています貧乏学生なので譲ってくれる方は居ませんか?」とか

「服を買うお金がないので、地雷系のワンピを500円で売ってください」とかである

前者はそもそも防犯登録の書き換えの手間すら想像していないに違いないし、

後者そもそもジャンル特化の買取ショップ相場を知らないに違いない。

 

ゆえに、買い取りたいもの画像を探してきて貼るべきだし、具体的な予算は添えるべき。

値段交渉余地はあると思うので、ぎりぎり下限くらいを提示しておいて

状態が良ければ勉強します」と言う風にすれば折り合いが付けやすいと思う。

少なくともショップの買い取り値より高ければ足元を見ているとはならないだろう。

 

総評

売れないのは値段が高いだけとか需要が無いとかではなく、

ただ説明不足なだけと言うことは思ってるよりも多いのである

 

買う側が「中古で何をリスクとして見ているのか?」を考えて写真を追加するのも大事

靴なら靴底のすり減り具合、自転車ならタイヤブレーキゴムのすり減り具合やギアの錆び具合など。

あなたは服を買う時にどこを見る?家具を買う時にどこを見る?何の数字を気にする?

そういうところを考えて最低限の情報を出すのがとても賢いのだ。

 

めんどくさい人向けの注意書きを羅列するのはその後でいい。

 

★おまけのテクニック

送料に影響するメルカリヤフオクと違って、フリマアプリは直接やりとりができるのが利点。

ゆえに、逆に考えると『この一点だけで行くのもめんどくさいな』という腰の重さが出てきたりする。

安い品や小物が多い出品者は、お譲りします品を増やすのも一つのである

「値段変わらないし、ついでにこれとこれも」ってなると腰が軽くなりやすい。

 

ただし、無料品はとりあえずもらおうっていう暇人フリマアプリにはかなり居るので、

100円とかで出した上で、「他と一緒なら無料」みたいにするのも一つのテクニックかもしれない。

見かけ上は譲ります検索には出てこないので変な人の誘引にはならないが、

欲しい物がある人が他の出品物を見た時には目につくというのがある。

『他のを買うなら無料』みたいな文言タイトルに追加しておくことで意識させることも可能

まともな取引相手気持ち良くやりとりできるに越したことはないのだ。

 

★おまけのテクニック

出品時の写真を撮るのに光の量と向きって意外と大事だったりする。

例えばフィギュアなどだと、光の当て方や撮り方不細工になったりする。

写真映りが悪いと言うのに似ているものだが、こういうのも売れ行きに影響するのでテクニックとしては覚えておきたい。

そういう自撮り写メテクニックググるごまんとサイトが出てくるので、

あえてリンクは貼らないが、興味があったら深入りしてみるのも良いだろう。

記事への反応 -
  • だいたいどんな媒体であろうとも投げ売りは即売れるのが常なので、 基本的に売れ残っているのは値段付けを勘違いしたか、そもそもの需要が無いものであると言える。   今回は値段...

    • その1 https://anond.hatelabo.jp/20250721211922   さて、これはフリマアプリに限らないんだけど、 手間を惜しむことで『値段は安いのに売れない』ということが散見されるので書いておきたい。...

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