俺のことはニッコマとマーチの中間ぐらいの大学で4年間学んだけど就職先がまだ決まっていない大学生だと思ってくれ。
実際の俺が何者かなんてインターネットの中ではどうでもいいと思うんだけど、相手がどういう存在かを想定しないと困る人が沢山いるらしいから。
俺からすればそんなことから逃げ出したくて皆インターネットにやってきたと思ってたんだが、どうもそうではないらしいので。
平日の稼働時間を8時間ずつ奪われるだけというが、実際には皆2時間ぐらい残業するのが当たり前なんだから。
そして通勤時間があり、家事をやり、気づけば一週間で自分のために使える時間よりも働いていた時間のほうがずっと多くなっている。
有休には大掃除をしたり病院に行って、長期休暇は実家に顔を出す。
仕事が5で人生が3で残りが2、残りの時間に何が出来るかも人生で何をやっていくかは仕事の疲れや給料が縛ってくる。
これがサラリーマンなら、会社選びで人生の7割が決まってしまうってこと。
「いい会社を探したいなら四季報と口コミサイトを使いましょう」なんて口にする人がいるけど、あんなもので分かるのは絶対に行くべきじゃない会社かどうかだけだ。
ライバル会社の社員や個人的な怨みを持つ人がフリーランスを雇って口コミサイトで大量のネガティブ情報を書き込んでいる可能性なんて、色んなリスクを考えたらまず除外していい。
そうして駄目な会社を削り取っていくと、全然選択肢が残らない。
でも残った選択肢について考えていくと「単に知名度や従業員数が少ないから外に悪い情報が漏れてないだけのゆるブラックなんじゃないか」と感じてしまう。
直接自分の目で見るとか知り合いが良いと言っていた会社に行くとかそういうのってどこまで現実的なんだろう。
「最悪の会社」を選択肢からドンドンろ過していって残った会社を事前に調査して面接の空気から会社の実情を感じ取って、そこまでやったら本当に上手く行くのか?
ぶっちゃけ適当なお山の大将が日本人を100人とか1000人とか集めた集団の中でまともな所がどれぐらいあるっていうんだろう。
俺が見てきた日本人の集団は、無法地帯の幼稚園、サル山の小学校、コミュニティ毎の分断が進んだ中学校、自称進学校のしょーもないイキリ感、偏差値50前後の最低限な自分たちへの失望が溢れるキャンパス、俺が見てきたどの場所も「一生ここで過ごすことを幸せだと思える空間」なんかじゃなかった。
自分の年金ぐらしになるまでの人生の7割を決定づける居場所、そこがまともな場所だと思える希望が全然湧いてこねえよ。
「暗いと不平を言う前に進んで灯りをつけましょう」という古い宗教の自己責任論に溢れた言葉があるが、「郷に入っては郷に従え」とも言うわけで、つまりは腐った場所に飛び込んでしまったらもう終わりなんだってことだ。
選択を間違えたら人生がカスへと突っ込んでいくのにどうしたらいいのか分からん。
間違っても中卒のアホがガキの頃にスポーツ出来たかどうかでマウント取り合ってるようなカスみたいな空間には行かないようにしたいな。