はてなキーワード: コマとは
AI漫画驚き屋のノリを見ててなんか違和感があると思っていたら、なんか漫画というものを全部バクマンのノリで(頭でっかちに)理解してる感じがあり、まあそういう世代かと思う。
そもそも、AI漫画の出る前から、ツイッターでよくわからない自称編集者の根拠のないアドバイスが拡散されていたり、『漫画』というものに対する認識はだいぶ歪んでいた。
もはや『バクマン』後と言っても10年以上経ってしまっているので、誰もその前なんか覚えてないかも知れない。
でも『バクマン』が漫画を広告代理店みたいなノリで語りだす前は、漫画はもっとエモーショナルなものだった。
漫画の中心は「キャラ」だった。漫画の「キャラ」は「キャラクター」とは違うんだという評論があった。
それは絵とセリフが生み出す不思議なマリアージュで、設定や理屈ではなかった。ひとつの表情、ひとつの漫符のニュアンスが「キャラ」を変えた。
人情を感じさせる関係性や、ハラハラと次回への展開を期待させるヒキだった。
漫画は絵があるところがメリットなんだから、文字数にあらわれるような「情報量」を求める読者は誰一人いなかった。
美味しんぼみたいな情報漫画でさえ、大事なのは「面白いポイントだけ」を要約してセリフにまとめることだった。
小説やエッセイから抜き出して来たような、文章語のセリフを読みたい読者は一人もいなかった。
今や、そんな漫画は皆無である。ほんとうに、完全になくなったと言って良い。
みんなセリフが無駄に長い。口語の歯切れの良さはなく、修飾が多くて突っ込まれないように書くネットの投稿みたいだ。
口に出して読もうとするととにかく一息が長いので、アニメになると声優がずっと喋ってて演出の余地もない。
絵はデジタルで綺麗になったが、すべてコピペみたいな均一な顔で、一コマ一コマ感情を込めて描いたことが感じられる表情なんか皆無。
「感情的になっている」表現ですら、教科書どおりの記号を並べましたみたいな、場面場面の微妙なニュアンスの違いなんか一切感じられない、みんな同じ顔。
そして同じコマ割り。
バクマンが漫画を頭でっかちなものにし、受験勉強とゲームしかやってこなかったような文化的感受性ゼロなサラリーマンがそれをマニュアルにしてしまった。
もはや「ここにこの絵が欲しかったから」だけで理屈なく漫画を描ける漫画家志望者もどこにもいない。それを評価する市場もない。
AIには、いやそれ以前に、デジタルのトレスとコピペで全てを描く世代の漫画には、資料がないものを「ここにこの絵が必要だ」と感じて悩む感性すらない。
子供がアンパンマンを見るくらいの歳になったから一緒に見てるけど、俺の中であったアンパンマンと結構イメージが違う。
俺が見ていたのはメロンパンナちゃんが初登場していた辺りだからもう30年前だし、そこから作風が変わったのか、元々そんな感じだったのか。
アンパンマンと言えば、お腹を空かせている人に自分の顔のパンを差し出す自己犠牲のヒーローだというイメージがあるけども、アニメを見てると意外と上げるシーンは少ない。2年分くらい見ていても、たぶん5回くらいしかなかったと思う。昔見てた時はもっと頻繁に上げていたり、なんなら上げ過ぎて顔が無くなり胴体だけになっているようなシーンもあった気がする。その状態でも喋るから、どこから喋ってるんだよと思ったもんで。
でもまあこれは話の都合が大きいと思うけどね。お腹を空かせたキャラがいると、何らかの食べ物をモチーフにしたゲストキャラがその食べ物を与えるって展開が多いから、アンパンマンの出番がない。
こいつ本当にメインキャラか?ってレベルでマジで出番が少ない。
というか、パン工場でパン系ヒーローが集結するとき、何でしょくぱんまんとカレーパンマンは出てこないんだ。
でも、しょくぱんまんはドキンちゃん絡みでもよく登場するから出番は結構多いけど、カレーパンマンは……。
下手すると、ナガネギマンや鉄火のマキちゃん辺りの出番の多いサブキャラにも負けてるんじゃないの、マジで。
やなせたかし氏が10年以上前に無くなっているせいもあるかもしれないけど、最近のアンパンマンを見ていると純粋な新キャラ率はだいぶ低そう。
単に自分が知らないだけのキャラであっても、アンパンマンやばいきんまんは存在を知ってるキャラってのが多いから、既存キャラだけで話を回してる感じはある。
エンディングの歌詞に「ジャムバタチーズ、だだんだ~ん♪」って一節があるけど、単にゴロの良い意味のない単語を言ってるだけだと思ってた。
同じくエンディングの歌詞の一節に「バタコにチーズ、うさこさん♪」って一節があるけど、わざわざ「さん」付けされるウサギのキャラといえば、カバオ君の学校の先生のことかなと思っていたもんで(学校の先生の名前は「みみせんせい」)。
正解はカバオくんの同級生のウサギでした。なぜ歌詞に登場するのか、なぜ「さん」付けなのかは不明。
アンパンマンの攻撃と言えば「アンパンチ」。でも実際の戦闘ではキック率が高い。その名は「アンキック」。語呂が悪い。
とどめの必殺技は「アンパンチ」だから印象に残りやすいというのはあるけど。
テレビのオープニングで流れている「アンパンマンのマーチ」は2番の歌詞。じゃあ1番はなんなのかというと、「たとえ胸の傷が痛んでも」と、一体過去に何があったんだ?と心配になることや、「何のために生まれて何をして生きるのか」という、大人でも回答しづらい問いかけをしてくる。
2番は純粋にアンパンマンのヒーロー感を歌ってる曲だけにそのギャップにビビる。
この前見た1700回記念の「ポエムさんとベンチさん」というエピソードがそうなんだけど、ポエムさんというやなせたかしをベースにしたキャラが、アンパンマンの世界観そのものについての話をベンチさんにして、その一方別のシーンでは、アンパンマンとばいきんまんがいつものように戦いつつも、互いのピンチ時にはそれぞれ手助けをするという話。話全体の雰囲気がアンパンマンの話を畳むためのものとしか思えず、一体何だこれ?と思ったもんで。
ちなみにポエムさんは過去にも登場していて、そのときは歌詞の伏線回収みたいなことを話し出しており、こっちもこっちで最終回みたいな内容だったとか。
ばいきんまんが名前を聞いて、ボスクラスのヤベーキャラだと思い込んで、味方に引き入れようとするけども、実際の「白薔薇の女王」は小柄で可愛らしいキャラだったというオチ。
ついでに言うと、こういうボスクラスのヤベーキャラは、映画だけではなくて通常の放送回のエピソードにも出てくる。
過去にはファミコンやセガサターンのコントローラーがモチーフだったときもあったらしい。
Wikipediaかどこかでこのことを触れていたけど、確かに見ているとアンパンマンって作中で食べ物を食べないんだよな。
食べ物モチーフのキャラだと、最後にその食べ物をみんなで食べて話を締めることが多いけど、そういったシーンでもアンパンマンは頑なに食べない。
本気でウェブトゥーンを批評しようと思ってるなら韓国語を最低でも大学受験の英語と同程度の本気度で学んで韓国語圏のプラットフォームでウェブトゥーン読みまくるぐらいしろよなって思う
ピッコマにあるのはごく一部だそうなのでねえ
dorawiiより
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この記事ではウルトラジャンプで連載されているギャグ漫画「こんづくし」を紹介する。構成も作画も非常に質が高く、そのクオリティが月刊連載で維持されていることに毎月驚かされる。漫画アプリで読めるのでぜひ読んでみてほしい。もっというと単行本を買ってほしい。たくさんのファンが単行本を買うと連載がもっと長く続くかもしれない。
https://manga.nicovideo.jp/comic/72728
説明するよりまずは1話を読んでみてほしい。読んだ前提で話を進める。
人間に化けた狐たちが過ごす学校で、狐のふりをした人間がうまく立ち回っていく話だ。
主人公は人間に化けている狐のふりをした人間であり、2回ひねりがある点がユニークである。1話目はよく設計されているが、それでも初見では難解である。ただ森長あやみ先生の前々作、前作を読んでいる読者にとってはすんなり理解出来ただろう。実は森長あやみ先生の前々作「ぶんぶくたぬきのティーパーティ」及び前作「ぶんぶくティーポット+」をひとひねりしたコンセプトになっている。前々作、前作のストーリーは明快だ。「人間の学校で、狸や狐たちが人間に化けて生活する」
Webで一部の話は公開されているのでぜひ読んでみてほしい。電子書籍はないので紙で買う必要がある。
https://laza.mandarake.co.jp/comic004/
https://laza.mandarake.co.jp/BTP_plus/list.html
今作のほうがページあたりの密度が低く抑えられている。前作では1p〜数pで完結した話が構成されていたが、今作ではコマが大きくなり、1話で起承転結が構成されている。より少年漫画のフォーマットに沿っていると言えるだろう。
こんづくしで着目すべきは、前作よりたくさんのページを使った起承転結の構成力である。よく練られている。無駄がない。うまく説明することが難しいが、漫画読みには伝わるはずだ。とても質が高い。私は原作者のエッセイが読みたくなるくらいには感動している。なぜここまでうまく書けるのか、私の解像度が浅いせいでうまく説明できないのがもどかしい。
さて、書きたいことは大体書いたので、ここで終わりとする。単行本が先日出たので買おうな。
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実は1期は有名なアニメーターが面白がって参加してただけなので2期以降では予算が足りず普通のアニメに
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批判もありつつ2期はそこそこで幕を閉じる
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そんなに人気も出なかったので3期は更に予算がなくなった状態でスタート
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一方で海外勢は1期が好きでファンが多く、漫画派も多くて期待が高まる
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ガロウ(敵キャラ)が河川敷を降りてくるシーンがキャラをスライドさせてるだけなのが海外で猛烈に批判
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いろんなMADが作られて昔の2chみたいな大喜利大会に(Youtubeにたくさんあるので探してみてね)
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他にもとにかくキャラが動かなくて変な色のフィルターをかけてるシーンが多く「パーティーしてるのか?」と揶揄される
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村田作画のコマがアニメ化でカットされてて台詞だけで繋いでたり、一枚絵のクオリティが低すぎてどんどん炎上
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最新話が出てくる度に作画の酷さが話題になってあら探しが始まる
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一枚絵の後ろにいるキャラがいなくなってたり
キャラのヘルメットに書かれた文字が「EPS(エスパーのキャラなので)」なのに「EooS」になってたり
明るさを上げてみるとちょんまげの上部が切り取られてたり
とにかく酷い状態
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おもしろさがどこにあるかは、史実に基くという点でのリアリティ、第一話から仕掛けられる巧みなストーリー構成、コマ割りの絶妙さなど、色んな点が挙げられると思う
個人的に一番好きなのは、線の密度の低さから生まれる余白のある絵、それが生み出す虚しさのような感覚
記憶の底で何かが燻っている、自分の本性や本能のようなものがいつか目覚めるかもしれないという緊張感に対して、少なめの線で余白が多いコマの見た目上の儚さ
優しい家族と仲の良い友人、高い能力を認められ約束された将来がある、そういう生活が今にも失われるだろうという虚しさ
はるか昔の世界、登場人物は当然全員が亡くなっており、栄華を極めた町も人も、すべてが土の下という現実
そういうものが、無駄のない線の絵から滲み出ているような感覚がある
虚しさ、儚さを感じられる作品は貴重なので、じっくり読んで、味わっていきたい
あれを全く知らない世界の話と思える人には怖いんだろうけど、まあそういうこともあるよなという界隈での生活経験があると「捨象し過ぎ」「デフォルメし過ぎ」となって白けるんだよな(もちろん漫画なんだから逐一現実らしくなくていい。リアルっぽささえあれば十分)。体験無い人でも読んでいるうちにそういう体験があると錯覚するようになるのかもね。しかしウシジマくんで知った世界を、というか漫画のコマを貼り付けて何か真実をついたかのような気になっているXのポストとか寒いよな。いくら取材を重ねてたって、あくまでそれを元にした創作なのよ。
滅茶苦茶読みやすい少年漫画。真島ヒロ先生の作品を読むのはこれが初めてだったけどこれも自分に合う作品だった。
マガジンという事もあってか全体的にジャンプよりエッチ方面が緩い気がする(良い意味で)。
マガジンで連載中のボクシング漫画。確かマガポケで解禁された時にイーグル戦くらいまで読んだけど本当に面白かった。
もう何度も言われてる事だろうけど、ホーク戦→戦後編は神がかってる。
定期的に全話無料公開してる料理漫画。アニメも見たけど面白いゾ!
料理漫画で「料理対決」が主題じゃなくサラリーマンの日常生活がメインの作品は今見ても珍しい気がする。
定期的に大量公開している漫画。アニメもYoutubeで公開していた。
「宇宙飛行士って具体的にどういう職業なの?」という疑問に丁寧な描写で答えてくれる作品だった。これもめちゃ面白い。
定期的に全話無料公開している忍者漫画。「とにかく作者が好きな物を全部ぶち込んだら人気が出て売れた」みたいな作品らしい。
ニンジャスレイヤーみたいにポンポン首が飛ぶし、藤田和日郎作品みたいに濃いし、ヤンキー漫画以上のぶっ飛んだルビ芸してるし人を選ぶだろうな…と思う。
キン肉マン、高校鉄拳伝タフにも通じるネタ要素があるバトルホラー漫画。ネタ要素が多いのにそれ込みでも面白いから不思議。
グロ描写スカ描写が多くて人によっては生理的に受け付けないだろうけど時々トラウマレベルのグロがある以外はバトル漫画としては読みやすい。
定期的に40巻無料公開している医療漫画。「スーパードクターK」の続編シリーズだけどK2単品でも読めるようになっているのが有り難い。
一度読み始めると止まらないという作品評も納得というか、確かに一度ハマると中々止まるポイントが無いな…って思った。読んでるとお医者さんって本当に凄いんだなあ…って思える漫画。
一番印象に残っているシーンはあるキャラがノートに「死ね死ね死ね死ね」書いてるシーンかも。そのキャラがその後特に悪い事をせず普通に良い子だったのも合わせて何か笑えた。
柔道漫画の傑作。コミックDAYSなら最終話以外全話無料で読めちゃう!
スポーツ漫画は魅力的な先輩キャラが卒業したら失速するって言われがちな印象があるけどこの漫画は最後まで面白かった。
関東圏の峠を題材に走り屋達が熱いバトルを繰り広げる公道レース漫画。
Youtubeで定期的にアニメが全シリーズ公開している漫画。アニメを見てハマる→原作に入るってパターンで読み始めたけど原作も面白かった!
アニメと比較すると原作はアニメでカットされた台詞やエピソード、ナレーションが読んでて楽しみだった。車の作画もカッコいい!
アニメ化されてない完全に原作でしか見れないエピソードだと拓海の家出回とかは本当に良かった。
終盤は1話あたりのページ数が極端に少なくなっててしげの先生のモチベーション下がってたのかなあ…って思った。
頭文字Dの続編。しげの先生の画風の変化で人によっては絵が受け付けないって人も居ると思う。個人的にはこっちも楽しめた。
頭文字Dが非合法な公道レースだったのと比較するとこっちは合法な公道レースが題材だからちょっとノリが違うかも。
首都高を舞台に繰り広げられるクルマのチューニングとスピードに魅せられてしまった男達の話。
頭文字DとMFゴーストを入り口にこっちも読みましたヨ(笑)同じ公道レースが題材でもイニDと絵や方向性は大分違うんだナ。
なんとこの漫画コミックDAYSではチケット1枚でとんでもないページ数が読めるんですね。フン…読まざるを得ねーヨ。
公道レース自体非合法な世界ではあるけど、窃盗とか不倫からの育児放棄とか走りに関係ない犯罪がバンバン出てきて驚きましたヨ(笑)
金田一少年事件簿コンビの推理物漫画。これもYoutubeでアニメ版が全話配信してたけどそっちも面白かった。
金田一と比較するとメインキャラが年齢が下がった事と作風がより少年漫画チックで対象年齢を下げた感じがあった。
ネウロもそうだけど探偵漫画って最後はいつでも次回作をやれるような終わり方をする印象付いたなあ…あやつり左近は結構綺麗に終わったけど。
寄生獣の岩明均先生の歴史漫画。あまりに刊行ペースがのんびり過ぎて脱落したけどありがたい事に今の時代なら漫画アプリで読めちゃう…
古代マケドニアが舞台の話なのに寄生獣や七夕の国とキャラデザがあんまり変わらない…のにそんな事読んでて気にならないくらい面白いから凄い。
歴史物に興味が無くても頭が切れて腕も立つ主人公の活劇としても読んでも楽しめる。エウメネスなんてこの漫画読むまで知らなかったもの…
近年の人気野球漫画と言えばこれ!ダイヤの原石主人公と天才ライバルが同じ学校で切磋琢磨するスラムダンク的なお話。
やっぱりスポーツ漫画ってキャラが立ってる作品は人気出るよなあ…って読んでて思った。ムラがありすぎてすぐ怪我する天才投手降谷が好き。
クロカンを入り口に三田先生の作品読み始めたけど、絵こそ個性的だけどどの漫画も面白かった。
三田先生は福本伸行先生、楠みちはる先生に並んで「人を選ぶ絵柄だけど内容は滅茶苦茶面白い漫画家」だと思う。
野球、受験勉強、起業、転職、投資、架空戦記とジャンルを選ばずどの作品も安定して面白いってこの人描けるジャンルの幅広すぎだろ…
大ヒットした少年漫画。Final Season放送前にマーレ編中盤くらいまで一挙公開してたけど面白かった。大ヒットしてる作品は大ヒットするだけのパワーと面白さがあるね。
最初の方はアニメの絵は良いけど原作の絵下手じゃない?なんて思ってたけど凄い勢いで絵が上達していったの凄い。
文句無しにマンガワンの看板作品。マンガワンを読むならまずここら辺から読むのが鉄板だと思う。
ケンガンに並ぶマンガワンの看板作品と言えばこれらしい。グロが強烈でバンバン人が死ぬから人を選ぶだろうなあ…
全話無料公開してる時に読んだ。ギャルゲーの如く主人公が女の子を次々落としていくラブコメ漫画…と思ってたら中盤からちょっと方向が変わって来た。
サンデーで連載してたバトル漫画。メジャーなどに並んでサンデーを代表する長期連載の一つだと思う。
いじめられっ子が武術を並んで強くなり学校に救う強者達と戦う…という少しヤンキー漫画的な文脈もある作品だった。内容が結構エッチ。
ビッグコミックスピリッツで連載していた高校野球漫画。サンデーうぇぶりはラストイニングが全話無課金で読める数少ないアプリだったりする。スゲエ!
ドラフトキングの作者が描く高校野球漫画。1日50分しか練習時間が取れない進学校の野球部が甲子園を目指す。
月間連載だから話の進みは遅いけど近年の野球漫画だとこれが一番好きかも…これもサンデーうぇぶりだと何と最新話以外無料で読める。
コロコロの看板漫画。シリーズ全作一挙無料公開していた時に読んだ。この漫画結局続きはどうなったんだろ…って疑問が解消されて嬉しかった。
TCG漫画としては初期のMTGやってた時代の方が好きだったなあ…って改めて思った。
監獄バトル編あたりで完結してから読めば良いやと思ってたら10年以上経ってた。最近ピクル編~相撲編まで一気に読んだ。
相撲編は世間の評判通りそんなに楽しめなかったけど、武蔵編は連載当時耳にした不評が嘘のように面白かった。
1話1話の話の進みが遅いから一気読み推奨だと思う。最近は公式が豪快にシリーズを大量公開してるけどオススメですヨ
https://www.youtube.com/@BAKI_channel/videos
相撲という題材と読んでてしんどくなる描写が人を選びそうだけど合う人なら滅茶苦茶面白いですヨ。
20年以上連載が続いた超長期連載麻雀漫画。続きが気になりすぎて読む手が止まらないくらい面白かった。
主人公が定期的に強さリセットされては苦戦する展開にはモヤモヤするけどキャラクターが魅力的な人達ばかりでこの先どうなんの!?って引き込まれた。
本編主人公の師匠が主役の天牌外伝もあるけど、そちらは一つ一つの話が短く纏まった人間ドラマになっていて読みやすい、そして面白い。
週刊漫画TIMESで連載中の漫画。解体屋というタイトルだけどジャンルの幅が広く色んな事をやってる印象がある。
「面白いから騙されたと思って読んでみろ!」って評判を聞いてとりあえずセレクション版を読んだら確かに面白かった。
20年以上1000話以上連載が続く人気作だからそりゃ面白いよなって。解体屋ゲンとクッキングパパは現代のこち亀的な所あるよね。
料理漫画多め。
劇画的な高い画力で(何かこの人達真面目な顔でやってる事変じゃない…?)ってツッコミ所が多数あるキン肉マン、彼岸島、タフなどに通じる所もあった作品群。
土山先生の料理漫画は何か一作楽しめたら他の作品も同じように楽しめると思う。
ブラッディロアという昔の獣人対戦格ゲーとテラフォーマーズを混ぜたようなバトロワ形式格闘漫画。結構可愛い絵柄だけどグロ要素とエロ要素もあるよ!
絵柄は女性向け漫画だけどよく「まるで少年漫画みたいな作品」として話題になる漫画。
二部構成というか、前半と後半で別れていて主人公が対峙する敵が変わるんだけど確かに後半は少年漫画みたいなノリだし敵がぶっ飛んでるなあ…って思った(笑)
チャンピオンで連載していたギャンブル漫画。絵が濃いのとサービスシーンが多くてエッチ(笑)
同じアワーズで連載している平野耕太先生がよく自分の漫画の中でネタにしている作品。
北斗の拳の原哲夫先生みたいな絵柄でナポレオンの生涯を描いている作品。
戦争が題材になっている関係上凄惨なシーンも多く絵柄も濃くて人を選ぶけど合う人は滅茶苦茶ハマると思う。ベルサイユのばらに並んで近代フランス史を学べる漫画だと思う。
そろそろ終わるんじゃないかと噂されてるラブコメ?漫画。連載が始まって6年らしいけどまだやってないの…?
先日アニメ化したゴルフ漫画。自然豊かな島で育った女の子が出会いを切っ掛けにプロゴルファーを目指す作品。
ゴルフのセオリーを学んだ人から見ると奇想天外な打法で主人公が好成績を残していくプロゴルファー猿の流れを汲んだ作品なのかもしれない。
ゴルフ漫画だけど題材に詳しくなくても楽しめるのはヒカルの碁やライジングインパクトに近いかも?
ジャンルは滅茶苦茶偏ってると思う。
今は「べしゃり暮らし」と「サイコメトラーEIJI」、それとジャンププラスの「地獄楽」を楽しみに読んでる。
自分は連載中の作品より完結した漫画を一気読みで後追いするのが性に合ってるんだろうなあ
封建時代の剣士達を描く残酷無惨時代劇漫画。山口貴由先生の作品の中でも覚悟のススメと並んでメジャーな作品だと思う。
グロい描写が人を選ぶ…けれど読める人には本当に面白い漫画だと思う。ハンターハンターの冨樫先生や鬼滅の刃のワニ先生もこの作品の影響を受けていた。
チャンピオンREDというややマイナーな青年誌で異例の大ヒットしたのはやはりこの漫画にしかない魅力が溢れていたからなんだろうな。
オタク気質の主人公が自転車競技の強豪校に入門し全国制覇を目指す作品。NHKでやってたアニメも見たけど面白かった。
主人公の先輩達が魅力的な王道スポーツ漫画。知識こそ疎いけど主人公の強さが1話時点である程度完成しているのは前述した頭文字Dやオーイ!とんぼに近いかも。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/yamdas.hatenablog.com/entry/20251111/inspired-by-dystopian-sf-movies
y-mat2006 SNSで漫画の絵を張り付ける人が、主人公の言葉ではなくヴィランの言葉(主人公の言動によって克服されるアンチテーゼ)を張りがちなといっしょなのかな。
これ、言いたいことはわかるし、SNSでの漫画コマ貼っ付け自体は自分も好きじゃないんだが、それはそれとしてタイトルみたいなシーンとかで、どうしても「いやあ、でも、悪役の言うことが正しいと思うなあ……」ってなることが多々ある
やっぱりビッグバンって俺が生まれた瞬間に起こったと思うんだよね。
それまではただ確率が存在していただけで、宇宙そのものは存在していなかったということ。
俺が生まれたことではじめてこの宇宙を観測する存在が生まれて、それまで確率だったものが俺の観測によってどんどんと事実になっていった。
よく宇宙は無限だなんていうけど、それだって俺の観測範囲が広がれば広がるほど宇宙は膨張していっていて、その限界は確率的には無限だけど俺が観測できる範囲は有限って考えれば矛盾がないと思うんだよね。
あくまで俺目線の話でしかないけど、俺にしてみれば俺にしかこの宇宙は観測できてないわけでこれが真実ではないことを誰も証明することができない。
そもそも宇宙自体が今も確率としてしか存在していなくて、俺が観測した範囲しか事実として固定されないんじゃないかなって思う。
シュレディンガーの猫じゃないんだけど、俺が観測している範囲以外については事実である必要がそもそもないわけだし。
俺が目を向けた瞬間に確率のサイコロが振られて、ドミノだ押しみたいに事実が固定されていく。
そう考えれば光の速さが有限なのも、これらの現実がまるでCGがレンダリングされる速度みたいだって考えれば、光にドップラー効果が起こらないことの説明にもなるんじゃないかな。
例えば宇宙が方眼用紙みたいに細かくわかれていたとして、隣のコマでおこった確率が隣のコマに伝わる速度が一定だとすれば、そのコマをどれだけ早く移動しようとしてもその伝達速度を超えることができないってことになる。
だって、事実が確定できないんだから物体がそれよりも早く隣にいけるわけがないじゃん。
ほら。矛盾がない。
そうするとやっぱり、俺が死ぬとこの宇宙を観測する存在がいなくなるのでこの宇宙は閉じてしまうしかないんだよな。
ごめんな。俺の命が有限で。
どこか宇宙の果からこの宇宙を閉じないようにって俺に永遠の命を届けに来てくれる宇宙人はいないかな。
そしたらみんなの命も守ってやれるのにな。
でも割と悪くないと思わない?
「この宇宙を守るため、君の命を助けに来た。」とか、そのまま映画になりそうじゃんね。
死にたくねえな。
旦那が大食い(190cm/110kg)で、気持ちよく食べるんだよね。
おそらくご飯くれる人は全員好きになるくらい。中学の時の彼女を好きになった理由はその女の子がロッカーに放置してた賞味期限1日切れのメロンパンくれたからとか言ってたし。
レシピサイトを完コピした料理を褒められるのはまあ分かるけど、料理嫌いで上手じゃ無い私が適当に20分で作った冷蔵庫のシナシナキャベツと冷凍豚コマの焼肉のタレ野菜炒め丼ですら美味しい美味しい作ってくれてありがとうありがとう大好き結婚してくれてありがとうとか言いながら3杯食べるんだよね。結婚4年目、同棲込みなら5.5年くらい一緒にいるのに未だに言ってくる。
なんか、料理好きになってきたかも。我ながら単純すぎて嫌になる。
元カレ比較に出すのはダメかもだけど、元カレと結婚してたら料理ずっと嫌いだっただろうなあ。プロのレシピ本完コピ(したつもりかも)して作っても褒めてくれなかったし。
ちなみに用事がない土日は旦那が晩御飯作ってくれるんだけど、めちゃくちゃ料理上手。美味しすぎる。裏ごしとか実際やる人いるんだね。びっくりした。裏ごしザル?って簡易水切りザルじゃないんだね。茹でブロッコリーの水切りにしか使ってなかったよ。
教員が権利を勝ち取った話を書いて約1年。ふとこの記事のはてなブックマークをみると、こんなコメントがあった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4760869331639768992/comment/htnmiki
反応としては記事最後にあるように隣の先生が「まったく…」的な態度を取ったくらいで、職員室崩壊にはなっていない。
いきなりすみません、「ま~た甘々なゆとり・Z世代が何か言ってる」と思うかもしれませんが、少し愚痴らせてください。
前記事の通り、ただですら荒れているのになぜか委託研究をしている上に行事が多数ある学校だったことに加え、
こちらの状況や意向の聴取なく、経験のない運動部の顧問(一応主顧問は別にいたが)を当てられた。
生徒が度々やらかすので、次の授業まで時間がないのに臨時の全校・学年集会・下校指導が開かれることがしばしばあった。
担任でなくても給食指導に当たる必要があった。朝の会の最中や授業のないコマも見回りをする必要があった。
翌年からはチーム担任制(学級担任を固定せず全教員がローテーションで担任業務を行う)となったらしい。
臨時教員は難しい仕事を任せないのが一般的だが、なぜか正規教員と同じことを求めていた。
他都道府県や高校では臨時教員は年次目標作成や面談、研究授業、担任がなかったり一部が省略されるが、ここでは正規教員と同じことをさせられる。
(やむを得ない)遅刻や病気にもかなり厳しい。
電車の遅延の場合でも、教務主任と管理職それぞれに直接厳しい叱責を受ける必要があった。病気休暇は書類があれば問題ないが、なぜか管理職は取得を嫌がる。
「勤務時間の割り振り」(前記事参照)の取得も自由ではない。
教務主任も「割り振りを使える日が指定されている学校もあるよ」という。有給休暇を連続して取得すると、「こういう時はいろんな先生に謝っとけ」と言われる。
どこにも明記されていないのに服装を厳しく指摘(オフィスカジュアルもNGという)されたり、休憩時間中ですらスマホや職員室を離れることを禁止される。
複数回やることになる謎の職員トイレ掃除。
プリントで生徒に分かりやすい図を見せようとコピー機を使うと、校長「インク代が高いからやめろ」。
毎朝の朝礼で、校長が「校長室通信」と称して、教員の指導力や勤務態度などを批判する文章を配っていた。
自身による批判もあれば、どこかから引用したものもあった。しまいには「教員の魅力を伝えて採用試験の受験者数を増やそう」。無理。
極めつけは、(給与や休日振替もないにもかかわらず)始業30分前や土曜日の出勤を強制されそうになったこと、当たり前のように時間外に会議や研修があること。
部活動指導など。隣の先生すら「休日に無給で出ろ」と言う始末(何とか回避したが)。外部指導員制度はあるが、管理職が導入に消極的。
性格きつめのA先生
着任当初から怒鳴りつけられた。このほか、授業を見ては「生徒に迷惑だ」と言うなど。管理職を味方につけるため面倒。
意見を聞いておきながら、「まぁ違いますけどね」「通らないと思うけど成長と思ってください」と。何のために聞いたんだ。
校長と教頭及び教務主任
同じく厳しい。全員私と同じ教科だからか、目につきやすいのか。教員が病気休暇を取ることをやたらと嫌がる。教務主任はやる気がありすぎてうざい。
こだわりの強いB先生
仕切りたがり屋。鍋奉行の学級学年運営版。個人でやる分には構わないが、こちらを巻き込んでくるので厄介。学年会議の話を長くして帰りを遅くする要因。
隣の机のC先生
やはりこだわりが強い。人間関係を強要してくる(教員間の人間関係が生徒に響くからだとか)。飲み会の欠席を伝えると何度も確認してきた。
勤務環境とは無関係だが、次のような要素も大変になった理由かもしれない。いずれも今年は解決しているが。
その前の年に母親(同じ県の高校で教員をしていた)が脳神経系の疾患により救急搬送され、当時療養中だった。
奨学金の返済が残っていた。年度当初で約70万円。月の返済額は8千円だが万が一に備え毎月8万円を返済用口座に入金していた。
学部(2種・240万円)は前年度末に繰上返済を済ませていた。大学院(1種・計120万円)の分も12月で返済残額に到達した。その後繰上返済により今年9月に返済終了。
かなり気温が高い(10月末までかなり暑かった)年で、体調に悪影響があった。
荒れている学校なので生徒が授業中騒ぎまわるのは当たり前だが、放課後に何かやらかして近所から苦情が来ることもしばしばあった。
文字通り、学年の複数の生徒(やはり授業中態度の悪い主犯格)がピンポンダッシュをしたというもの。
犯人を特定し、怖い先生複数人で指導していたところ、そのうちの1人が暴れ出した。服薬しないと暴れる生徒だったが、試験的に服薬を止めていた矢先のこと。
保護者を呼びつけ毎日の服薬を確約させたが、その後も本人がその通り服用しているか怪しい。
私の担当学年の生徒ではないが、市内複数校の暴走族グループに入っている生徒がいたらしい。
体育祭に集団で来ると噂があり、全校で対応することになった。私は危険を感じ、家族の病気を理由にして年次有給休暇を取得した。
2年以上は生徒本人の行動や人間関係を理解して担任やクラス編成を決められる(ヤバい生徒を分散できる)のだが、1年(当時の担当学年)はそうもいかない。
一応小学校から申し送りは来るが伝聞証拠に過ぎず、ヤバい生徒(しばしば保護者もヤバい)が偏ってしまうことがある。
本年度の1年は特にヤバいといわれていたが、その中でもヤバい生徒(上記の暴れる生徒もここ)が集まったうえ優しい女性のD先生(同い年)が担任になってしまった。
ついにメンタルがやられ休職。担当授業を自習としていたがそれも限界になり、教務主任(該当教科の免許未取得)が授業をすることに。
代替要員が見つからないので、臨時免許(無資格者を宛がうための免許)を持たせて採用しその場をしのいだ。担任は学年主任(再任用最終年度)が引き継いだ。
最終的にその先生は復帰するが、他の女性教員と支援員さん複数人で対応しても生徒が教室を走り回るありさま。こちらが怒鳴りつけて少しは落ち着いたが。
とはいえ結論から話すと、居づらくなったりといったことは特に起きなかった。強いていうなら、私の病気休暇申請書が消えていたところだが。隠されたのかな?
また、管理職から残業命令はできないので、同僚からメモや口頭で「仕事があるから帰るなよ」と言われる程度(無視したが)。結局なんだかんだで
と配慮してもらえた。
嫌な顔をしているのは先述のA先生と校長くらいだが、特にダメージはなし。A先生はこちらが挨拶しても無視という態度だが、特に問題はない。
(挨拶無視はマウントの一種らしいが、同世代で出世争いをしているならともかく、年の離れた私にマウントを取る意味はないのだが…)
「君の教職に対するモチベーションはその程度なんだね。もう君には何も言わないから」
→言われるうちが華とかいうけど放置してくれると個人的にはありがたい。
「もう30歳でしょ、将来どうするか決めないと中途半端になるよ」
転職の決め手になったのは、次年度のクラス編成会議。あろうことか、次年度の担任をさせられそうになった。
もう耐えられないと思い、「それなら退職していいっすか」と言ったが流された。管理職に伝えてみても「君責任感はないの?」と。退職勧奨してたじゃないっすか。
仕方ないので退職代行に頼ることにした。公務員の依頼は多くの業者が引き受けないというので、同じ県に事務所をもつ弁護士に頼ることにした。
終業後、事務所に赴き現状を話した。ところが、有給休暇の残り日数の都合で即日退職はできず、連絡もこちらの在校時間中になるとのこと。
だが背に腹は代えられない。そのまま依頼し、後日実行してもらったところ、あっさり受理された。なんだそれ。
それからは特に他の先生から何かされることはなかったが、C先生と喧嘩することになった。
「3年生を送る会」の準備が原因だった。研究委託校ということもありICTを活用しようということで、生徒に出し物のアンケートフォームを作ることになった。
多数あるものから第3希望まで選ぶもののため、第4希望以降の回答は必要ないが、C先生は「ポチポチするのは面白いだろうからそれも入れて。今日中に作って」と。
作ったものの、結局それは忘れ去られ。次々と要領を得ない指示を出され。そしてある日の朝礼後、突然、
C先生「出し物の準備どこまでできた?」
C先生「作ってほしいのはこんなんじゃない。もっといいものを作ってよ」
私「(よくわからないな)それならもっと早く具体的に言ってくださいよ」
C先生「そんな言い方ないでしょ!!」
教頭「お前ら何してんだよ!!落ち着いてください!!」
この場は引き離される形で収束。昼過ぎに教頭に呼ばれた。また怒られるんだろうなと思ったら、
教頭「いろいろ嫌な思いしたと思うけど、あと少しだから。ほんの少しでも居心地が変わるからC先生に謝って仲直りしたら?」
やたらと威圧感のある教頭が優しくなって不気味だった。学年の先生も手のひらの返しようである。
授業もすべて終わり、いよいよ修了式。私は退職するので、離任挨拶をすることに。
全文は忘れたが、この学校であった嫌だったことや管理職から受けた叱責のことを話した気がする。校長の顔がみるみる曇っていく。
悪い空気感を察したのか、他学年の先生に「時間で~す!!」と止められた。そういえばこの先生、研修会で私が講師に悩みを相談したとき割って止めてきたような。
最後に「校長室通信」を持ってきて全職員と校長の目の前で破き、校長に投げつけた。
学年主任は(なぜか笑顔で)「後で謝っときなさい」と。その後E先生に個室に呼ばれる。離任挨拶(という名の学校批判)の原稿全見て
E先生「どこも一緒だと思うよ、他の仕事探したら?どうしても教員になりたい理由はあるの?」
私「免許職なので再就職がしやすいですし、そこそこの給料が得られるからです」
私「嫌です」
職員室に戻ると、校長が一人でさっきの紙くずの掃除をしていた。
残りの有給休暇が少なかったこともあり、修了式から数日は出勤する必要があった。
C先生には「今までお世話になったんだから下駄箱とかロッカーも掃除しなよ」といわれたが、無視した。
私の後任を探そうにも、現職・新採用どちらも本採用教員が確保できず。担当は別でも該当教科の免許をもつ教員も充当できなかったようだ。
同じ教科の普通免許保持者に絞ると、臨時教員も見つからず、臨時教員として採用された新卒者に臨時免許を持たせ、2教科の担当にして回すことになったらしい。
事務手続き上仕方ないのだが、この学校は事務の催促がうるさいことも特徴だ。
まず、保険証について。普通は最終出勤日後も退職日までは使え、「年度が替わってから郵送してくれればいいですよ」と料金後納郵便の封筒を渡してくれる。
が、本校は「まだ到着していないがいつ返すんだ」という催促が毎日。最終出勤日後も毎日電話がきた。
この件以外にも、「離任式と送別会に出るか、早く回答しろ」というのが退職日を過ぎてからも毎日かかってきた。疲れてるんですから節度を持ってくださいよ…。
離任式。私以外にも他の臨時教員全員、校長(当日欠席)、教務主任、学年主任、特別支援学級担任、D先生などが一緒に離任する。
生徒や職員の前で離任の訓話をするのだが、皮肉を混ぜてみた。大体こんな感じ。
君らは草野球選手。大谷翔平じゃない。努力しても大概うまくいかない。だったら自分が得意なことに力を注げ。
(注:草野球と大谷翔平の例えはこちらのnoteを参考にしました)
権利は最大限主張しろ。私も「残業代出せや」って教務主任にキレたことがあるし。
いじめはどこでもある。私だってA先生に怒鳴られたことがあるし。
なぜか訓話の途中でマイクの電源が切れたが、声量があったので後ろの生徒にも問題なく聞こえたはず。
離任式が終わり、控室に戻る。その時、担当していた部活の主顧問(口調や表情はやさしいがオーラが怖い。おそらく新年度の学年主任か)に呼ばれ
「このあと学年のお別れ会があるけど、さっきの感じなら正直言って参加させられないね。きちんとした態度でいれるなら参加してもいいけど、どうする?」
A先生はその性格からして「何言ってんだこいつ」とスルーしたはず。なぜ問題視するんだろう。私を叱責しろとでも管理職に訴えてプチ騒ぎになったのかな?
成り行きで学年のお別れ会にも参加。変わったことはA先生がいなかったくらいで、つつがなく終了。
生徒は「A先生にいじめられたんですか!?」と興味津々だったが、適当にあしらって帰宅。
余りに疲れたので、休養に入った。沖縄の離島めぐりやデレマス・シャニマスライブに行くなどリフレッシュ。
とはいえ、このままニートを続けると貯金が尽きるので、職探し。他の都道府県の公立学校教員募集を当たってみると、いろんなところからお誘いが。
1つ目は中学校。私は中高2教科で教員免許を持っているものの経験のない教科でのオファーだった。お誘いがあったのでとりあえず面談へ。
だが、遠方の学校で非常勤のうえ、担当コマの希望は通らないという。前任校以上に荒れており「面談した日も生徒がトイレを破壊した」とのことで、辞退した。
2つ目は進学に力を入れている高等学校。こちらは両教科で常勤教員の募集があったので、経験教科で応募した。
その日中に電話が来て、翌日面談に。「未経験教科の方が不足しているので、そちらの担当になっていただけませんか」とのことで、承諾。
前年ひどい目に遭ったので、「時間外在校はできません」と強く伝えると「大丈夫です、もうそういう時代じゃないですから」と。
学年団に入らず(つまり担任ではない)、年次目標の作成や面談も必要ない。部活も指導員がいるためほとんど関わらなくてよい。
職員エリア含めた学校の半分くらいは清掃は業者がやってくれ、清掃指導も週2回だけでよくなった。
着任後も何件もオファーの電話が来た。ここまでやらかしたのに、なぜか前任校のある都道府県からも。
ふと前任校のことが少し気になってホームページをのぞいてみると、学校だよりに地域住民へのお詫びと訓話が書かれていた。今度は何をやらかしたんだろうか。
元々中高2教科で免許を持っていたが、万が一のため免許は多めにとっておこうと考え一昨年から通信制大学に入り3教科目の取得に動いていた。
また、昨年度から当時の担当教科で1種免許を専修免許にアップグレードするため働きながら大学院に入りなおしていた。
そして今年9月末、これらの単位取得が完了した。免許申請に必要な「人物に関する証明書」も現任校が作成を快諾してくれた。
今は4教科目の1種免許取得を進めており、そのあとは残りの教科も専修免許にアップグレードしようと考えている。
加えて、確定拠出型年金の申し込みを行い、月の積み立て最大金額で投資するほか、米国株などにも投資している。将来働かなくて済むよう計画を練る。
あと、やっぱりまだ嫌な思いは消えないから、在職中受けたことを内容証明で教育委員会教育長とかその自治体の長にでも送ろうかな。