私は中国人と結婚し現在、中国国外のとある外国で暮らしているのだが、
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よく見るとこれは著者さんが住む上海のデータらしいことが分かり、初見で「え?70%も高校に行ってるって嘘でしょ?」と思ったのだが、中国一の大都会上海ということで納得してしまった。
北京でも中心部の区域ではこの水準だが郊外になると、高校への進学率は50%となり、私の甥が住む山東省でも大体この水準である。しかもこれでも以前よりは大分上昇している。
甥は勉強がなかなか振るわず、高校受験直前で美術特待生枠に急遽進路変更したが、その受験に失敗し、いよいよ受験目前と言うときに、義理の妹(甥のお母さん)から深夜に鬼電があった。
私は熟睡していて気付かなかったのだが、深夜2時頃に妻の携帯WeChatに電話があり、義理妹の必死の説得に対応していたという。
日本人の私としては、高校受験の重要度は理解しているものの、この中国人の高校受験に対する緊迫度というのは全く理解の範疇を超越している。
それが何故なのか、というのをこの記事が見事に説明している。 https://note.com/eichan_sh/n/nfec4d1d38b7a
受験失敗が目に見えている中、義理妹が何を私の妻に説得していたのかと言うと、「裏口入学」である。実は甥が受験する高校の校長と妻が高校時代の同級生で、何とか賄賂などを渡して入学させてやることができないか、という相談だった。
これも日本人の私としては、驚きを通り越して呆れてしまったのだけども、それも中国という社会を理解していないがためであろう。
私の妻は、夜中から朝方まで(時差のため)各方面に電話をかけ、何とか便宜を図ってくれないかと掛け合ってみたものの、何せ急な話で時間も十分ではなく、努力の甲斐もなく受験当日を迎えてしまった。
多くの心配をよそに、甥は高校に地力合格するという快挙を成し遂げ、「お前なぞ絶対に高校受験に失敗する!」と普段からなじられ続けた先生を見返したのであった。
あー中国の実態を告発しようとしたらリベラルとフェミニストに囲まれて罵詈雑言を浴びせられるぞ
流石に嘘っぽい