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2025-01-03

日本製鉄によるUSスチール買収失敗は映画になるな

割と劇的だし(アメリカ人にとっては)。

未だに日本企業危機感を抱いているアメリカ人達には良い娯楽になるだろう。

タイトルSteel of America

 

主人公ジョンはクリーブランドクリフスに勤める鉄鋼マン

ある日、古巣USスチール買収の噂を聞き、USSにいる親友のトムに連絡する。噂は本当で労働者達は不安を募らせている事を知ったジョンは買収を阻止すべく動くが、既に買収済みの経営陣は聞く耳を持たない

労働者達にストを訴えるが、競合会社のジョンの言うことには誰も耳を貸さない。

このままでは日本製鉄に買収されると悩むジョンは娘に悩みを打ち明けると、大統領手紙を書いてはどうかと言われる。一笑に付すジョン。そりゃあ良い、名案だ。そういってペンと紙を渡すジョン。

次の日、一計を思いついたジョンは全米鉄鋼労働組合へ。

組合員たちを動かすことに成功したジョン。USS従業員達もジョンとトムの熱意に押されて抗議活動に参加する。

活動の結果、買収契約には待ったがかかった。

このまま行けば、買収阻止が出来ると思っていたジョンの元に、トムからもう抗議活動には協力出来ないと連絡が入る。

トムの娘は病気を患っていて、日本製鉄の提案する全従業員へのボーナスがあれば治療を受けられると言うのだ。

日本製鉄のやり方に憤るジョンだったが、今まで協力的だった従業員ボーナスにつられて抗議活動を辞めていく。

 

そして、買収契約締結の日、会議室には日鉄社長今井正が来訪していた。

今まさに、契約書にサインなされようとするところにジョンが飛び込んでくる。

そして今井USS経営陣に直接抗議をする。「お前はUSSを買うという事がどういう事かわかっているのか?それはアメリカの魂だ」

鼻で笑った今井電卓を取り出し「では、それはいくらだ?言い値で買おうじゃないか」。

拘束されて会議室から閉め出されるジョン。

 

契約直前、ある幹部が、この契約による従業員リストラは発生しないことを確認する。勿論と今井は答える。「全員の生活保障しよう」

だが、勿論それは嘘だった。今井は1000人規模のリストラ計画していた。

そしてサイン直前、秘書が飛び込んできて、会議室テレビを付ける。

そこに映っていたのは大統領によるUSS買収を阻止すると言うニュースだった。

茫然とする今井USS社長

騒ぎに乗じて入ってきたジョンも唖然としている。大統領は続けて、この結論に至った経緯は、自分のところに届いたある手紙だ、と告げる。

そこで数週間前にした娘との会話を思い出す。そう、娘は本当に大統領手紙を送っていたのだ。

突然の勝利に沸き立つジョンとその仲間達。

そんな中今井の怒号が響き渡る。

「良いかUSS経営破綻寸前の赤字企業だ。我々が救わなければ、貴様等はお終いなんだぞ!」

「そんなもの無くったってやってみせる!」と言い返してみせるが、借金の額を聞いて空気が沈んでゆくジョン達。

「それは私が何とかしよう」

その声と共に入ってきたのはジョンの勤めるクリーブランドCEOだった。

アメリカの魂を救うのに日本人必要ない。アメリカ人の魂はアメリカ人で何とかする」

悔しそうな顔をして会議室を出て行こうとする今井。それを呼び止める男が一人。

振り向く今井の鼻先に突き出される一枚の紙。それは買収不成立の場合に日鉄が5億ドル賠償金を払うと書かれた契約書だった。

契約書をぐしゃぐしゃにして怒りに顔を真っ赤にして出て行く今井

会議室抗議活動に参加した連中の万歳であふれかえっていた。

ここにアメリカの魂は救われた。その後USSクリーブランドに買収され、再建されたとナレーションが入る。

賠償金によりボーナスが配られ、トムの娘も助かった。

走り回る娘を見つめるトムとジョンの笑顔映画は終わる。

 

そして、エンドクレジット後のパート今井がクビにされ、会長職に付いていた橋本が復帰する様子が描かれる。まだまだ危機は去っていない…。日本によるアメリカ企業買収は今も行われている…。そんな不穏な空気の中で幕を閉じる。

 

大体こんな感じになると思う

2023-03-21

京都10年住んだ雑感

地方人口50万ちょいの県庁所在地から出てきて京都10年住んだが、諸事情により先月京都を離れた。

まるまる40代を過ごした京都について、良かったこと、不満だったこととかを書いてみる。

ちなみにお金はない。


良かったところ・好きだった場所

電車で近距離移動できて便利。ある程度の規模の都会なら当たり前だろうが、地下鉄もない地元比較するとめちゃめちゃ良いと思った。

京都文化博物館フィルムシアター。いつも観客の9割が老人。小さなシアターだが500円で名作が見られるのはありがたかった。特に勝新の「顔役」、今井正喜劇 にっぽんのお婆あちゃん」に出会えたのは大きい。地元にいたら見る機会なんてなかっただろうから溝口健二「噂の女」も面白かったな。

くまざわ書店四条烏丸店。規模は小さいが、いつもなにかしら面白そうな本があった。くまざわ書店で本を買ったあとは、同じビル内の神戸屋のイートインでパンを食べながら買った本を読んだ。ちなみに神戸屋が気に入っていたわけではなくて、単に近くて便利だっただけ。その神戸屋ももう閉店した。京都市の書店といえば大垣書店メジャーだが、大垣書店にはあまり行きたいと思わない。どのお店もなんかつまらないと思ってしまうのだ。置いてある本は多分くまざわ書店とたいして変わらないんだろうけど。

京都府立植物園。人が少ない。入園料が安い。どこに行ってもたいがい人だらけの京都で、のんびりできる貴重な場所だった。今いろいろ揉めているみたいだが。

メキシコ食堂 オラレ!。ランチタコライスがすごく好きで、行くたびに今日は違うものを食べよう、と思うのだが、結局タコライスを頼んでしまうのだった。


不満だったところ・いまいちだった場所

●市のサイトが古くて見づらい。あと、タイトルが「京都情報館」となっていて紛らわしい。始めて見たとき、一瞬行政サイトじゃないのかと思ってしまった。

ごみ関連その1。越してきてしばらくはダンボールの回収が月1回だったような気がする(うちのマンション独自ルールだったのかも)。今は月に2回回収があるのでまだマシだが、自分地元では毎週回収がある。

ごみ関連その2。粗大ごみの回収依頼が平日電話のみ。京都市規模の自治体で、いまどきこれはないだろう。

恵文社一乗寺店20代のころ雑誌で見て、いいなあ京都はこんな店があって、と憧れたものだったが、いざ行ってみると「あれっ」という感じだった。年を重ねて自分趣味嗜好が変わったんだろう。20代ときに行きたかった。趣味嗜好といえば、同じく20代の頃は寺社仏閣に行くのが好きだったが、せっかく京都10年も住んでいたのにほとんど訪れることはなかった。


ちなみに、ここでもよく言及されるいわゆる「京都人」について。自分はあまり交友関係が広くないのと、仕事でもいわゆる洛中出身京都人と接触する機会もなかったので、それほど違和感を覚えたことはなかった。もちろん、いけずを言われて気づいてなかっただけという可能性もあるが、あえて深読みもしなかった。それで良いのではないかと思っている。いけずを言う京都人は、真意理解できない地方民を見て「これだから田舎者は」と好きなだけ優越感に浸れば良いし、気づかないこちらは何も感じない、そもそも気づいていないのだから

2020-08-24

anond:20200823123255

カニエ・ウェスト氏の名前の由来は、彼が生まれる3週間ほど前に、彼の父親レイウェスト氏が、映画あにいもうと」(室生犀星原作今井正監督1976年公開)に出演していた俳優蟹江敬三氏の演技を見て感銘を受けたこから

 

というのは、オレが今思いついたウソw

 
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